2020/08/28
綴化しつつある菊水実生苗
昨年6月に播種した菊水綴化の苗。その成長過程には特段の興味があり過去3回このブログに載せています。
・昨年7月の記事「発芽直後から40日間の成長の記録」
・今年5月の記事「欲目・贔屓目 菊水綴化」
・今年7月の記事「菊水実生苗から出てくる綴化苗」
実はこの種子をネットオークションで落札した当初はサボテンの綴化が遺伝するなどとは半信半疑で、まあ綴れた苗が出なくとも普通の菊水が得られればいいやと、いわば”ダメ元”のスタンスでした。
しかし、一年と少し経過した今、この半信半疑は確信に変わりました。←平成の怪物「松坂大輔」風
このロットの一群の苗は菊水にしては過去の記憶にないほど成長が早く、大きなものはすでに直径1cm弱に育っています。
大きくなるにつけ、肉眼でも綴れ始めたものが確認できるようになってきました。
オークションで落札した種子の数は”公称”100でしたから実数は130と推定。現在生き残っている苗数は約50。そのうちの綴化苗と思しきものは3本。順当な歩留まりでした。