植物活性剤の効果に関する第二報です。
第一報はこちらをご参照ください。
[これまでのプロセス]
・ 5月22日に所定の用土に「長盛丸系プシス」と「袖ヶ浦」を植え付け。
・ 6月14日まで(根付くまで)の間、何も含まない水(以下「真水」)で潅水。
・ その後、用土比較サンプルは「真水」で、その他は所定の肥料分を含む水で潅水。
・冠水の頻度は週1~2回。表土が乾いたら鉢底に付属している皿に一杯になるよう注水。
・ 7月6日時点の状態で第一報(前報)
・ 8月21日時点の状態で第二報(本報)
[内容] サンプル毎に8月21日時点の画像を示します。
【植え付け直後】 5月22日 植え付け直後の画像です。1つのプラ鉢に袖ヶ浦16本、長盛丸系プシス24本植え付けたものを、10鉢用意しました。

以下の画像は8月21日のものです。
【I.赤玉単用】 赤玉単用の用土に植えたものに真水を潅水しています。植え替えてから3月経過しましたが、殆ど成長していません。サボテンは水をやれば枯れませんが、肥料分がないと成長しないようです。←当たり前か?
【II.肥料分の無い用土】 用土構成は赤玉40%、軽石砂40%、鹿沼土15%、ゼオライト5%です。潅水は真水です。赤玉単用より少し大きく成長しています。赤玉に加えた成分の保水力が効果を上げているものと見ています。 
【III.基本用土】 構成は、赤玉30%、軽石砂30%、ゴールデン培養土20%、鹿沼土15%、ゼオライト5%、牡蠣殻+薫炭+マグアンプ+オルトラン(微量)です。潅水は真水です。ここでは用土中に配合した肥料分(ゴールデン培養土、マグアンプ)の効果が顕著に現れています。
【IV.基本用土+ハイポネックス】 潅水にハイポネックス2000培液を使用しています。基本用土のみの構成(III)に比較して明らかにハイポネックス追肥の効果が現れています。 
以下の途中経過についてはコメントを避け、画像のみ示します。その理由は、現時点でこれらの画像のみでは軽々に結論づけることが困難だからです。
【V.基本用土+万田酵素】 潅水に万田酵素1000倍液を使用しています。
【VI.基本用土+HB101】 潅水にHB101 5000倍液を使用しています。
【VII.基本用土+ハイポネックス+万田酵素】 潅水にハイポネックス2000倍+万田酵素1000倍液を使用しています。
【VIII.基本用土+万田酵素+HB101】 潅水に万田酵素1000倍+HB101 5000倍液を使用しています。 
【IX.基本用土+ハイポネックス+HB101】 潅水にハイポネックス2000倍+HB101 5000倍液を使用しています。 
【X.基本用土+ハイポネックス+万田酵素+HB101】 潅水にハイポネックス2000倍+万田酵素1000倍+HB101 5000倍液を使用しています。 
細かく見ると、枯れてしまった苗があったり、袖ヶ浦とプシスとで効果に差があったりと。また、相乗効果をどう見るか、誤差範囲をどの程度見るかなど、ジジイの石頭にはかなり悩ましい問題です。
とりあえずこのまま成長が続きそうな10月末まで続け、その後抜きあげて洗浄し、トータル重量で評価を行おうと考えています。その際、枯れた苗のことも考え、一鉢の中から大きなもの10本を抜き出しその総重量を計るようなことも必要でしょうね。
なにか良いアイデアをお持ちの方がいらっしゃいましたらアドバイスをいただければ嬉しいです。
ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。よろしければ応援の「ポチッ」をお願いいたします。

にほんブログ村