一年間ありがとうございました

この一年、アレオーレのブログをご覧いただきありがとうございました。画像は袖ヶ浦の台に接いだ大疣連山です。
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未来に向かい大きく羽ばたく鳳凰を彷彿とさせます。
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来年も皆様にとり良い一年でありますように。



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天性でヒョロヒョロとしたサボテンたち

玉さぼてんの標準的な形状は球形、あるいは長球形。上手くつくって平たくできればベストですね。



でも生来扁平には成り得ず、うまく育てるほどにヒョロヒョロと間延びするヘンテコなサボテンたちがいます。



【奇想丸】 名前からして奇想天外。ヒョロヒョロとあちらこちらに好き放題に伸びて寄せ植えには適していないようです。Dscn1127
開花しても奇想天外な姿です。Photo

【蕪城丸vミニマ】 発芽してからずっとマッチ棒のような姿です。実生後すでに3年近く経過しています。頭頂部に小さな花を咲かせます。              Dscn1208



【サブテラネウス】 こちらは成長につれ段々とひょろ長くなってきたサボテンです。ネットで調べるともっとヒョロヒョロしたものが見受けられます。画像の苗は少しメタボかも知れません。Dscn1217
3月頃、球体の割には大きなピンク色の中筋の花を咲かせます。Dscn8747

【(番外)翠光冠】 ギムノカリキウム属の翠光冠は本来偏平な玉サボテンです。この翠光冠は入手して20年以上になりますが、ある時期から幅方向への成長はあきらめ?、ひたすら縦方向に伸び始めました。マミラリアなどで古い株にはよく見られますが、小型サボテンが年を重ねると柱サボテン化するものがあるようです。Dscn1541
ここまで来ると、胴切り整形して普通のサボテンにするよりは、このままどんどん上に伸ばしてどこまでゆくか見守ってゆくほうが面白いと思っています。

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最近の実生苗寄せ植え

大きな角鉢に寄せ植えした実生苗の紹介です。温室内のスペースが手狭になってきましたので、最近このようにしています。



【10月下旬に植え替えたもの】10
左から、神仙玉、王冠竜、プセウドペクチニフェラです。神仙玉、王冠竜は「たにさぼ実生倶楽部」さんからいただいた種、プセウドペクチニフェラは奈良の業者さんから購入した種を今年の春に蒔いたものです。下は現在の画像です。Photo_3
2ヶ月間ですが、皆それなりに育っているようです。



【12月初旬に植え替えたもの】Dscn7902
左から精巧殿、バラ丸。化け猫さんからいただいた種を昨秋蒔き、これは2回目の植え替えです。成長は緩慢ですが丈夫でほとんど脱落するものがありませんでした。
中央右寄りは、今春”デスクトップ栽培”した黒王丸の3回目植え替え後。デスクトップでは多くの発芽苗が生き残っていましたが、2回目の植え替え後、温室に置いて他の苗と同じ管理に移したところ、結局この10本のみ生き残りました。
右側の二つは「たにさぼ実生倶楽部」さんからいただいた種を今年7月に蒔いた大豪丸と短毛丸。これも3回目の植え替え後です。さすがにエキノプシス属は成長が早いです。



もうひと鉢。          Dscn0508_2
左側半分は大疣連山。約70本あります。右側の残りは亀甲牡丹。
いずれも昨年晩秋に蒔いたものです。一年経ちましたが牡丹類は成長が遅いですね。まだ苗の大きさが用土の一粒と同じぐらいです。



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亀甲牡丹の接木苗:その後

昨年秋に電磁波吸収サボテン(セレウスフェアリーキャッスル)の台に実生接ぎした亀甲牡丹、今年の5月に「成長点がどこかに行ってしまった亀甲牡丹実生接ぎ苗」で途中経過をお伝えしました。



その時の画像です。     Dscn1874_2Dscn1875_2



それから半年、この接木苗はどうなっているでしょう。Dscn0349Dscn0350

疣の数が増え、その一つ一つも大きくなっています。頭のてっぺんに疣のないハゲのような部分がありましたがこの部分も疣で埋まりました。色もチョコレート色からオレンジと緑の混合に変化しました。



相変わらず見かけに亀甲牡丹らしさの微塵もありません。台木がなければサボテンであることも疑わしい。まるで多肉植物のような見かけです。あの亀甲牡丹の中に普段は表に現れないこのような形質が潜んでいるのでしょうか。



まあ、好奇心を満たしてくれる絶好の対象ですので、このまま大事に育ててみます。

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烏羽玉実生苗の温室栽培とデスクトップ栽培

この秋、自家産の烏羽玉の種が沢山余っていましたので蒔いてみました。播種後2週間ほどで元気のいい種は芽を出し成長開始しています。これらをプラ鉢に植え替え、温室において管理することにしました。 下の画像は植え替え直後の10月中旬のものです。     Dscn0807

それから約二ヶ月後、約250本ある苗はほとんど脱落もせず順調に育っています。ただ成長を優先するあまり液肥と水遣りがやや過剰であったようで、苔が発生しています。          Dscn0340_2

上記一軍の苗の植え替え後、実生床にはそれまでに発芽しなかったのんびり屋の種がボツボツと発芽してきていました。それらを拾い上げて、別の角鉢に植え込みデスクトップ栽培を始めました。昼はリトープス等の実生苗とともにベランダで日向ぼっこ、夜の数時間は私の机の上でLEDライト浴、深夜はパソコンの上に置いて余熱で暖を取っています。下の画像はこれら二軍選手の最近の姿です。DesktopDscn0808Dscn9888


温室のものに比べるとまだかなり小さいですが、日光/LEDライト浴がちょうど良いのか、球体は鮮やかな緑色に育っています。

私の場合、温室を訪れるのは2日に一回程度で、水やりも大まかになりますが、”デスクトップ”の場合は日に最低3回は観察しています。従って用土の乾きに応じて細かく霧吹き等により水分管理が可能です。遅れ組の二軍の苗は虚弱なものがかなりありますが、今のところ全員無事に成長を続けています。やはり幼苗のうちはよく観察して細かく丁寧な管理を行うことが理想なのでしょう。


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坊主のようなサボテン

実生して発芽したものの、その後疣やアレオーレ、刺、綿毛などを全く出さず、発芽した時の丸い姿のまま2年半かけて大きくなってきたヘンテコなサボテンがいます。



【亀甲牡丹】 坊主はどこにいるかわかりますか。奥のほうでひっそりと生きています。      Dscn0439

その部分を拡大してみましょう。Dscn0440
いたいた!正常に育っている亀甲牡丹よりふた回りほど小さい。成長点が固まってしまって手も足も出ないようです。



【恩塚ランポー玉】 昨年4月、実生一年後に「恩塚坊主ランポー」としてご紹介した”小坊主”どもの生き残りです。Dscn0766
こちらも小坊主を拡大してみましょう。Enlarge

上の二本が件の小坊主二人。成長点はあるのですが、稜を形成できないようです。本来五稜であったランポー玉を四稜、三稜と改変(敢えて”改良”とは言いません。)してきて、ここに二稜、一稜をスキップしてゼロ稜となったのでしょうか。



これを接木したら面白いかもしれません。坊主はどのように化けるのか、春になったら一本やってみましょう。



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コピアポア属「バルクテンシス」この2年半の成長

今日はコピアポア属の「バルクテンシス」の成長を振り返ってみます。



【2013年3月】 オークションで入手した直後です。201304_21
主頭は成長点付近が日焼けか、南米病かわかりませんが白く変色していました。球体側部には傷もありました。さらに子を吹いていましたがこの子も側部が白く変色していました。



【2013年10月】 子(右側)が大きく成長しました。2013101


【2014年4月】 もともとあった傷は球体側部にまわり、目立たなくなってきました。       2014041

【2014年6月】 開花しました。201406


【2014年9月】 子株(右側)のほうに子(孫か?)が吹いてきました。2014091

【2015年1月】 購入時にあった傷はほとんど目立たなくなりました。201501

【2015年6月】 子株(左側)の子の数が増えてきました。201506

【2015年12月】 親子を分離して植え替えました。Dscn0273Dscn0274
上の画像が元親株、下が元子株です。親株は相変わらず子を吹いていません。単独球として大きくなってくれればいいと思います。一方子株は周りに多くの”孫”を吹いて形の良い群生株になりつつあります。



バルクテンシスは地味なサボテンで成長もゆっくりですが、こうして年単位で画像を比較してみるとそれなりに変化があるものですね。




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春を待つノトカクタス大苗二本

いつの間にか温室に住み着いてしまったノトカクタス属の大苗二本。もう15年以上は経過しているはずです。



【ヘルテリー】           Dscn0174

【紅小町変種】         Dscn0318

いずれもノトカクタスらしく球体下部に茶膜が出来ています。大きさは直径15cm高さ20cm程度有り、単独で見ると結構迫力が出てきました。この数年ごく順調に過ごしており根張りも十分です。



下の画像は前回(今年春)の開花の様子です。 PhotoPhoto_2


この頃と比べると球体はさらに一回り大きくなっています。先週一年ぶりの植え替えを行い温室内の日当たりのいい場所に置いています。開花を控え、満を持しているかのように見えます。さて、来春はどんな豪華な開花を見せてくれるでしょうか。


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見頃になってきたツルビニカルプス属「ラウイ」

本格的な寒さの到来とともにツルビニカルプス属のラウイに元気が戻ってきました。        Dscn9592
成長点から新たな綿毛が吹き出し、一部の苗は開花が始まっています。



2013年春に実生したこのラウイ、その年の12月(つまり今から2年前)はまだ種類の見分けもつかないような幼苗でした。Dscn9680

その一年後(昨年12月)の姿です。やはりツルビニの成長は早い。Dscn9778
そして2ヶ月後の2月には一斉開花しました。Photo

現在の球体は昨年12月よりふたまわり大きくなりました。2ヶ月後にはどのような開花を見せてくれるでしょうか。

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黄刺長城丸の刺は黄色だった。

実生してから2年半経ったツルビニカルプス属の「長城丸」。きれいな刺色を見せ始めました。   Dscn9583

記録を紐解くと、2013年3月にネットオークションで30粒の種を入手し、そのうち11本が発芽したようです。現在9本生き残っていますから、割と丈夫な性質を持っているのでしょう。



入手時の名称は「黄刺長城丸」でした。それでは普通の長城丸はどんな刺色?



たまたま同じ温室内に20数年前に五十鈴園さんから通信販売で入手した「長城丸」の群生株があります。その画像↓Dscn9842

確かに「黄刺」と比べると赤いですね。この群生株は春になると見事な花を見せてくれます。    Photo

小型種ツルビニカルプス属の「黄刺長城丸」も開花するに十分な大きさまで育ってきました。来春の開花が待たれます。



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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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