2017/08/21
ギムノカリキウム属「フェロシオール」 と成長点障害
2013年春にサボテン趣味を再開したとき、初めてみる種類のサボテンがいくつかありました。それらの中で比較的価格が手頃であったギムノカリキウム属のフェロシオールの幼苗をネットで購入しました。
全部で14本。直径が2cm程度で実生して2年ぐらい経過した苗であると思われます。
それから4年半、一本も脱落した苗はありませんでした。余剰苗の分譲で8本が貰われて行きましたので現在6本の苗が手許に残っています。
フェロシオール本来の白い強刺がバリバリ出てきました。しかし、ご覧のように、この二年間油断しているうちに3本の苗が成長点障害を罹患し観賞価値が落ちています。
この成長点障害にホウ酸(B)の投与が効果あることは知っていましたが、予防にまでは手が回りませんでした。最近ぽぽさんのブログ「ホウ酸水は効果抜群だった」 でもホウ酸の投与が著効を示したことを報告されていたことを思い出し、車庫の奥に寝ていた「鉄力あくあ」を取り出して投与しました。
ついでに温室内を見回すと、同じギムノの天平丸、バッテリー、光琳玉、瑞昌玉、やコピアポアの黒王丸、逆鱗玉などにも成長点障害の兆候がみえましたので、ついでに投与しておきました。
成長点障害はごく微量のホウ素投与で問題解決できるはずですが、多種類多量のサボテンを管理していると結構厄介な問題です。日常の水遣りの時に投与するというより、栽培用土を混合する際にごく薄い溶液を噴霧混合するような方法が良いのかもしれません。
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