弁慶さんはこの半年で成長しましたか?

温室素ガラス下の終日陽光が当たるスパルタ環境のもと、実生5年目になる弁慶を二株育てています。強刺中の強刺であるエキノカクタス属の本種ですので、日光に当たり負けはしていませんが、このところあまり大きくなっていないように感じておりました。



半年前と現在の画像を比較して成長しているかどうか確認してみましょう。           





<苗A> この苗は弁慶の幼苗に現れる紫色の縞模様が典型的に出ている株です。



二月:植え替え直後です。                          Sp2100483_3



八月(現在):二月と同じ鉢に植えられています。                Sp8280504_2
5月ごろ鉢を反転させていますのでわかりにくいですが、顕著な成長は見られないようです。僅かには成長しているようですが。特に下半身。




<苗B> この苗は縞模様の薄い方です。



二月                     Sp2100485



八月(現在)               Sp8280503_2



画像の倍率が異なるため比較しにくいですが、両者とも同じ鉢に植えられていることを勘案すると、少しは成長しているようです。



 



同じエキノカクタス属の金鯱と比べるとかなり成長は遅いですが、弁慶としてはこんなものなのでしょう。この調子で行くと、植え替えが困難なほどまでに大きくなるにはあと数十年かかりそうです。



高齢になった方がこれから犬猫などのペットを入手しようとする場合、自分が先に逝ってしまってそのあとペットの面倒をだれが見るか、ということで入手をためらう場合があるそうですが、私と弁慶との場合に当てはめると、全くためらったり悩んだりする必要もなく、最初から全然ダメじゃん!



                                                                




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瑠璃兜錦から出てきた子は普通の兜丸

今日は、全斑に近い瑠璃兜錦の接ぎ木苗から出てきた子が普通の兜丸になったという話です。



2013年春に「瑠璃兜錦」として入手した種を実生した苗の寄せ植えです。S201410
瑠璃兜錦のほか、瑠璃兜、兜錦、ミラクル兜などが混在しています。それらの中で画像の右上隅にある小さな全斑に近い苗、このままでは先がないと考え袖ケ浦に接ぎ木しました。



2014年10月です。よく見ると球体下半分には緑色の部分が有ります。S201410a



 



半年後の2015年4月です。成長点の部分は全斑ですのでこの部分の成長により緑の部分は球体下側に押しやられました。 S201504



 



同年5月、その緑色の部分から子を吹き始めました。子に斑はありません。S201505



 



同年8月、子ばかり成長し親と同じぐらいの大きさになりました。S201508



                                                            同年10月、このままでは斑入りの親部分がだめになってしまうと考え、子を外してそのうちの一本を同じ鉢に挿し木しました。             S201510_2



                                                              
2016年4月、挿し木失敗                 
S201604



と思いきや…



2016年6月。どっこい生きていました。S201606

そして現在(2017年8月)の姿です。



<親>                        S201708_1



<子>                   S201708_2



今回不思議に思ったことは子吹きで先祖返りのような事象が見られたことでした。                                           



「瑠璃兜錦」はもともと「瑠璃兜」の中から出てきた斑入りの苗を選抜したものですから、「瑠璃兜錦」が吹いた子は「瑠璃兜錦」か「瑠璃兜」になりそうなものです。しかし今回の子は普通の「兜丸」です。



一番最初の画像からわかるようにこのロットの瑠璃兜錦の実生苗の中には、瑠璃兜錦のほかに瑠璃兜、兜錦、さらにはミラクル兜などが出ており、多様な遺伝子が混在していることが想像されます。従って、これらから種を採って実生した苗の中から様々なタイプの兜が出現してくることは容易に想像されます。しかし、今回結実による世代交代ではなく、子吹によって先祖返りのような事象が見られたことは意外でした。植物には分からないことが沢山あるものです。



 



 



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接ぎ木の威力まざまざと : 三角恩塚ランポー玉

ランポー玉の標準稜数は「5」ですが、それより少ない4稜や3稜のランポー玉も存在します。また、ランポー玉の一変種である恩塚ランポー玉の中にも少ないですが4稜、3稜が存在します。しかし、そのような少ない稜数の恩塚ランポー玉はあまり成長が芳しくなく、成長とともに縦方向にばかり延びて、縦長のヒョロヒョロとしたサボテンになってしまうのが多いことを経験しています。



そこで、このような問題を解決できないかと袖ケ浦の台を用いて接ぎ木をしてみました。                                                       



 



昨年8月、接ぎ木してから1週間後の画像です。Sp8261808





昨年12月です。秋の間にかなり大きくなりました。少し縦長になっているのが気がかりです。                    S201612



 



今年の四月です。春の成長開始とともに横方向にも拡がり始めました。            Sp4150086



 



今年の五月です。狙い通り横方向にどんどん大きくなっています。
Sp5160114



最近(8月下旬)の姿です。横方向への拡がりに加え球体のふくらみも出てきました。直径約5cm。さらに、稜線に沿ってV字マークも現れてきています。栽培者としては狙い以上の結果が出つつありニンマリです。             Sp8280078



 



ここで接ぎ木をしていなかったらどうなっていたか、参考になる画像があります。この接ぎ木苗と同一ロットで実生した実根苗の寄せ植えの現在の姿です。やはり三稜、四稜の苗は育ちが遅い。
Sp8280301a
それらの中で、左から三列目と四列目の一番下にある小さな二本の苗にご注目下さい。



拡大してみました。           P8280301
左側の苗が、この接ぎ木の穂をカットした残りの下半身の現在の姿。右側の苗は、カットした当時、その苗とほとんど同じ大きさだった苗の現在の姿です。両者ともまだ直径が1cmに満たないままです。



 



この寄せ植えの恩塚ランポー玉は実生してからすでに4年経過しています。三稜、四稜の苗はこのまま実根で育てて行けばひょろ長いまま終わりそうです。この秋は手あたり次第袖ケ浦の台に載せることにしましょう。






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ゲオヒントニア属「メキシカーナ」の実生

比較的実生が難しいといわれているゲオヒントニア属「メキシカーナ」をその実生で育てています。2013年春と2014年初夏の二回に分け、2ロットの播種を行っています。まずは、時系列で成長の過程を振り返ります。



<発芽直後> メキシカーナは種子も小さいが、発芽した芽も小さい。直径0.5mm程度でその後もなかなか大きくなりません。ただ、色が鮮やかな黄緑色を呈しているので見逃すことはありません。                   S201406



 



<一年後> 直径2mm、高さ10mm程度まで成長します。マッチ棒ぐらいの大きさです。成長点を囲むようにあるイソギンチャクの触手のような飴色の突起群、これはメキシカーナ幼苗の特徴で実生三年後ぐらいまで残ります。                  2201404



 



<二年後> なかなか他のサボテンのようには大きくなってくれません。大きなもので直径7mm、高さ15mmぐらいです。    S201506
 



<三年後> 大きなものはようやくサボテンらしい形状になってきました。直径は10mmを超え、高さ20mmほどになりました。        S201606
 



<四年後> 植え替えました。一年前とあまり大きさが変わっていません。S201703



   



<四年半後> 植え替え後春夏の成長期を経過したのですが、ほんの少しだけ成長した程度です。                    S201708
 



硬質で成長の遅いメキシカーナですが、用土構成や水遣りは特別扱いはせず他のサボテンと同じやり方で管理しています。それでも、根腐れをせず病虫害にも会わないのは、このサボテンが意外と丈夫な性質を有していることの表れではないかとみています。



現在の大きさは大きなものでやっと直径1.5cm、高さ2.5cm程度で開花するような大きさまであと何年を要するのか想像もつきませんが、それほど手間のかかるサボテンでもありませんので気長に付き合ってゆこうと思います。



 



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エキノフォースロカクタス属の実生苗 三種

今日はエキノフォースロカクタス属の実生苗三種をご紹介します。エキノフォースロカクタス属は別名「多稜玉属」とも言われているように、球体に刻まれた稜数が多いのが特徴とされているサボテンです。とはいっても同じ属の中でもかなり見かけ上の違いがあります。                              





<千波万波> このサボテンは稜数が多く、エキノフォースロカクタスの特徴をよく表しています。                        Sp8180201
画像の苗は2013年10月に実生したもので、4年生です。直径は4cm程度。ひだの多い球体とともに、純白のアレオーレ、純白の長い刺が特徴です。                    





<振武玉> 飴色の平たく長い刺が特徴です。稜数は多いですがエキノフォースロカクタスとしては普通です。            Sp8180273
画像の寄せ植え苗は2013年8月に実生したものですから、これも4年生です。大きな苗で球体の直径3cm、高さ5cm程度まで育っています。他のエキノフォースロカクタス属に比べるとやや気難しい所があり、油断するとすぐ根腐れを起こします。



 



<竜剣丸> 本種はエキノフォースロカクタス属のサボテンとしては稜数が少なく、ホマロケファラ属の綾波が少しひねくれているような見かけです。P8180269
画像の苗は2014年5月に実生したもので、実生から三年数カ月経っています。本来もっと豪快な刺が出て来るはずですが、画像の苗はまだこれからという風情です。成長速度はかなり緩慢で、同期の中で一番成長の良かった画像の苗でも直径3cm程度です。



 



上記三種のうち振武玉のみすでに開花株になっています。エキノフォースロカクタス属のサボテンはそれほど派手なところがなく、温室の中でもそれほど目立つ存在ではありません。しかし、年数をかけて育て上げればそれなりに種の特徴を表した魅力ある姿に変貌して行きます。地味ですが長く付き合えるサボテンだと思います。



 



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花牡丹錦実生接ぎ 4カ月経過

今年の四月中旬に花牡丹錦の実生苗接ぎを行いました。台は長盛丸系プシス3本と袖ケ浦1本です。



P5050058



P5050045

P5050050



P6010020

 



それから四カ月経過した現在の姿です。P8260028



P8260030



P8260032



P8260020

さすがに接ぎ木の威力というか、僅か4カ月で実生苗の1~3年分の成長を遂げています。未だ斑入りの苗であるかどうか不詳であることが少し残念です。                                                 



 





異常な暑さの日が続いていますが、昨日早朝の東の空は美しかった。陽が昇ってきたため、僅か10分ほどの間のみ現れた景色でしたが、少し得した気持ちになりました。               Sp8250010
夏至のころに比べると、日の出日の入りの時刻がかなり変化してきました。目にはさやかには見えませんが、暑い暑いといってもやはり秋がすぐそこまで来ています。牡丹類も秋の開花の準備に備えて、心なしか忙しそうに見えます。
                                                            



 



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ファミリーヒストリー 黒刺鳳頭

今日は、ギムノカリキウム属の「黒刺鳳頭」の親株および接ぎ木で育っているそのカキ子たちについて”ファミリーヒストリー”の形でまとめてみました。





<親株> 2013年春にネットオークションで入手。201304
一見健康そうな苗に見えますが、今から思えば刺落ちしています。黒刺がもっと成長点寄りにもなければならないと思っています。成長点障害の前触れでした。



2014年春、成長点障害が顕在化してきました。↓201404

2015年春、成長点が完全に死んでしまいました。↓201504
その代わりに球体下部から子を吹き始め、これを接ぎ木しました。(後述の長男)



2016年春、成長点近傍がボコボコと膨らみ始め、ここからも子吹きました。↓201604
その子らも掻き取り接ぎ木しました。(後述の弟たち)



2017年春、さらに散発的に子を吹いています。↓P8180593


<長男> 親株からのカキ子を試しに2015年秋に袖ケ浦に接いでみました。接ぎ木直後の画像です。           201511

二年後の現在、親株を凌ぐほどの苗に成長しました。成長点近傍まで黒刺がみっしりと生え、これが本来の黒刺鳳頭の姿であると再認識させられます。P8180095


<弟たち> 長男の接ぎ木成功に気を良くして、2016年秋に4つのカキ子を袖ケ浦に接ぎ木しました。                Pa090010Pa090012Pa090014
Pa090016

それから一年後の現在、このようになりました。↓P8180053
P8180056P8180057
P8180058

一本だけ奇怪な姿の坊主がいますが、他の三本は立派な黒刺鳳頭になりつつあります。以上がうちの温室内の黒刺鳳頭ファミリーであります。



 



-- お断り --



文中で”長男”や”弟たち”と黒刺鳳頭を男性に例えましたのは、「黒刺」がどちらかといえば男性をイメージするものであるためで、他意は特段ございません。なお、黒刺鳳頭さんは「オラは植物だから♂でも♀でもないよ。」と申しております。





 



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牡丹玉 斑のある所に子が吹いて 斑のない所は花が咲く

前にも一部触れましたが、今日は牡丹玉錦の蕾と子の出る位置と斑との関係についてです。



 



 



 



結論から述べますと、斑のある位置にあるアレオーレからは子が吹くことが多く、斑のない位置にあるアレオーレからは蕾が出ることが多い、ということです。



 



百聞は一見に如かず。温室内にある牡丹玉(錦)の画像を見て行きましょう。



 



全班苗は原則に従い、子を吹きまくりますが花は咲かせません。Sp8180102



 



Sp8180060



 



Sp8180062


一部に斑のある苗はどうでしょうか。Sp8180059



 



Sp8180088



 



Sp8180061



Sp8180107


斑の面積率が小さくなるに従い蕾が出て来る割合が大きくなる傾向があるようです。



 



 



 



斑のない苗(牡丹玉)は…             Sp8180228



 



Sp8180229

今のところ原則に従い蕾のみ上げているようです。まあ、未来永劫子を吹かないというほど原則に律儀ではないでしょうが。



 



どうして斑のある所からは子ばかり吹くのか、また斑のない所からは蕾が多く出るのか不思議です。



 



これは牡丹玉に見られる傾向で、瑠璃兜錦の場合は斑のある所からもどんどん蕾が出て来るのですが…



 



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見果てぬ夢か(3) 銀冠玉錦を実生で得る

前回から少し間が空きましたが、”見果てぬ夢か”シリーズの第三回目の今夜のタイトルは「銀冠玉錦を実生で得る」です。



ご存知のように現状ではネットオークションにより銀冠玉錦は、苗も種子も一年中容易に入手できる状況です。しかし苗は私見ですが不当に高い。安くとも¥5000ぐらいします。年金生活者の私に望まぬ買い物です。                                                             



一方、種子は20粒で¥1000程度で普通に入手可能。一粒でも銀冠玉錦の苗に結び付けば”もとで”が取れる勘定です。そこでこの2~3年、銀冠玉錦の種子をせっせとネットで入手して蒔きまくりました。



 



おそらく100本以上の”銀冠玉錦”を発芽させ育てています。しかし残念ながら今のところ一本も”錦”は現れてきません。             Sp8180167



Sp8180174

上の二つの画像の苗は実生一年以内のものですが、明らかな斑入りの苗は見出せません。大きめの成長の良い苗は多分ダメでしょう。成長芳しくない小さな苗の中から斑入りのものが出て来ることに淡い期待を持っています。



下の画像の苗は実生して2年以上経過しているものです。



ここまで大きくなるとこの先斑が出て来ることは望み薄です。                                    



Sp8180336



こちらも同じ。
Sp8180411



下の画像の三本は多くの子を吹いているので、そのうちそれらの中から斑入り苗が出て来ることを期待しています。          Sp8180567



成長の芳しくない苗の方が斑入り苗になる可能性が高いと踏んで、それらを袖ケ浦の台に接いだのが下の何枚かの画像の苗です。Sp8180035



Sp8180097



Sp8180101



Sp8180138



Sp8180146


接ぎ木により大きく成長し疣の発達も顕著になるのですが、残念ながら本来の狙いである斑入り苗は出現しませんでした。



これらの種子は複数の出品者の方からのものであり、それぞれ斑入り苗を親にしていることは確かでしょうから、これまで一つも”錦”が出ないのはまさに私の不徳の致すところ。いや、不運としか言いようがありません。



 



それでもあきらめの悪い私は、”錦”が現れ出て来るまでこの先何回でも実生を続けるつもりです。







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刺にも観賞価値があるメロカクタス属「ロンギスピナ」

実生して五年目に入るメロカクタス属の「ロンギスピナ」。現在4本育っている苗は、その名の通り長い刺を伸ばしてなかなか良い見かけになってきました。



 Sp8180372



Sp8180373



Sp8180374



Sp8180375



球体の直径は10cm。それに劣らぬ長い刺を出しています。メロの刺は一般にエキノプシスのような太くて短い強刺が多いですが、このような長い刺は本種独特です。



同期実生のメロ「姫雲」はすでに花座を形成しています。Sp8180466

ロンギスピナにもそろそろ花座が形成されてくるころでしょうが、一つ気がかりなことがあります。花座が形成された場合、現在真上に突き出ている刺は多分横向きになってしまいそうです。そうだとすると観賞価値は半減。花座を形成しないまま、強刺サボテンとしてこのまま大きく成長していった方が良いような気がしますが、どうでしょうか。






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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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