金鯱 大玉

温室内にただ一つ残った金鯱大玉。30数年前に二和園さんから購入した短刺金鯱の成れの果てです。



 



今年になり初めて花芽を上げてきました。3週間の旅行から帰ると花芽の数が増えていました。



 



<旅行前> 花芽は一つ。 時計の三時の位置です。             Sp6150393

<旅行後> 花芽の数は10に増えていました。Sp7280038_3


この金鯱、遮光なし素ガラス下の温室通路に置いて水をガンガン与えています。また用土中にはマグアンプ大粒と乾燥完熟牛糞を多めに配合しています。その結果、大苗に似つかわしくない目に見える”成長”を見せてくれています。



 



<今春の植え替え直後>            Sp3180016_2



 



<直近の姿>                      Sp7280040

狙い通り扁平な球体になってきました。次回の植え替え(再来年春)には鉢増ししてさらに大きな球体を目指します。




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これはどうする?

本日の題材は、接ぎ降ろしを計画していた袖ケ浦を台にした接ぎ木苗についてです。



<牡丹玉錦> 3週間の留守の間水遣りをしなかったためお辞儀しています。穂の緑の部分の割合は10%以下です。二枚目の画像は6月に撮影した穂の部分。                 Sp7280001

Sp6200079

<瑠璃兜錦> 7/28のブログで腋芽が発生したとお伝えした苗のその腋芽を切除したものです。二枚目の画像は6月に撮影した穂の部分。



この苗も3週間の水切りでお辞儀状態。穂の緑の部分は接ぎ口付近に見えるほんの少しだけ(5%以下)。                    Sp7280002

Sp6200095

何を悩んでいるかというと…。



これらの苗の穂にある葉緑素の部分はほとんどゼロなので、接ぎ降ろす際には台を4~5cm残すようにカットし、今後も台の光合成に頼る予定でした。しかし、台がこのように変形してしまったので、その目論見は外れてしまいました。



カット後、発根を待つ間に添え木を当てて台の部分の矯正を図るか、はたまた、この台はあきらめて、別の太い台に接ぎなおすか。悩ましいことになったもんです。



7/31追記:そもそも全斑に近い苗を接ぎ木する際には、接ぎ降ろしなど考えず最初から太い台木を用いておくべきでした。こんな単純な解に先ほど思い至りました。




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3週間ぶりの温室(3) 種子の発芽

旅行から帰り三週間ぶりに戻った温室で気づいた変化。今日は出発前に蒔いていった種子の発芽状況についてです。新天地錦、新天地、銀冠玉、烏羽玉、及び月世界の種を蒔いていきました。いずれも自家産の種です。



通常のサボテン用土の上に(芝目土+燻炭+マグアンプ細粒)の層を形成し、そこに種子をランダムにばらまきました。実生用容器はCDケース。用土を十分に湿らせたうえで密閉して出かけました。さて、三週間後の結果は…。



<新天地錦> 発芽率30%程度。Sp7260677



<新天地> 発芽率40%程度    Sp7260679



<銀冠玉> 発芽率80%程度



<烏羽玉> 発芽率70%程度



画像左側が銀冠玉、右側が烏羽玉です。Sp7260678

<月世界> 発芽率20%程度 Sp7260680

銀冠玉、烏羽玉を除いて発芽率は予想より低いです。昨年は同じように仕掛けて月世界、瑠璃兜錦はほぼ100%の発芽率でした。



採種してから蒔くまでの時間や、環境温度が昨年と異なるかもしれませんが、ここまで低いのは予想外でした。



この構成の発芽ケースは、ふたを密閉しておけばあと5カ月ぐらいは放置しておいても苗は勝手に育ってくれますので、もう少しの期間様子を見てみようと思います。






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3週間ぶりの温室(2) 接ぎ木台からの脇芽の発生

旅行から帰り三週間ぶりに戻った温室で気づいた変化。今日は接ぎ木苗の台に発生した腋芽についてです。



接ぎ木苗台の腋芽は普段見つけ次第切除しています。しかし、今回三週間のブランクがありましたのでその間にどうなっているでしょうか。



個々に見て行きましょう。



<1> 台:キリンウチワ  穂:銀冠玉錦Sp7260669
さすがにキリンさん。あっという間に伸びていました。穂の成長は止まっています。というよりやや縮んでしまった。





<2> 台:袖ケ浦  穂:玉牡丹Sp7260671
ここでは現時点で穂と脇芽とがうまく折り合いをつけているようです。



<3> 台:袖ケ浦  穂:亀甲牡丹Sp7260673
このケースでは脇芽に栄養を取られて穂の成長が止まっています。





<4> 台:セレウス  穂:帝冠錦Sp7260670
セレウスの台では、袖ケ浦のような単独ではなく集団で腋芽が発生しています。このぐらい腋芽が出て来ると穂の成長はおぼつかないようです。





<5> 台:袖ケ浦  穂:フミリス(コピアポア)Sp7260672_2
これは穂と脇芽が丁度同じ大きさぐらいになっているところ。放っておけば一方的に腋芽が伸びてゆくのでしょうね。





<6> 台:袖ケ浦  穂:瑠璃兜錦(ほぼ全斑)Sp7260675
この苗は第一回目の接ぎ降ろし作業の際に見逃してしまったもの。三週間の水遣りなしに台がしおれて大きな穂を支えきれなくなってしまった。そのひしゃげた台の下側から脇芽がひょいと顔を出してきました。



取り敢えず腋芽は全てカットして取り除きました。



<1>の銀冠玉錦は台の葉がほとんどなくなり、マッチ棒の先に穂が載っているようになってしまいました。まあ、キリンさんの根が働いてくれるだろうから自根よりはましか?



 



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3週間ぶりの温室(1)接ぎ降ろし苗(切断苗)の発根

旅行から帰り三週間ぶりに戻った温室。その間の変化で気づいた点がいくつかあります。今日は旅行前に接ぎ降ろしのため切断した苗の発根状況について。



6月の中旬にいくつかの接ぎ木苗を接ぎ降ろしのために台の部分から切断。切断面にベンレート(殺菌剤)とオキシベロン(発根促進剤)を塗布し、旅行中に発根することを念じて棚下に静置しておきました。http://areole.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/2-d73f.html



それから約六週間経過、旅行から戻ってみると…。発根しているものとそうでないものとがありました。



<銀冠玉> 発根。台は袖ケ浦。   Sp7260665 



<瑠璃兜錦> 未発根。台は袖ケ浦。Sp7260667


Sp7260668


<四稜ヘキラン> 発根。台は袖ケ浦。Sp7260666


<黒王丸> 未発根。台はセレウス。Sp7260676


今回の結果だけを見ると、接ぎ木してからの年数が少ないもの、台の直径が小さいものほど発根するのが早い、という傾向が見られますが、少し粗すぎる推定かも知れません。



発根しているものは速やかに植え付ける予定です。





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旅の途中で出会ったサボタニたち

三週間の欧州旅行、今回もサボタニを目的とした旅ではありませんでした。しかし、そこは私も自称”愛仙家”の一人。道行に目についたサボタニたちの画像を収めてきました。



<ベルギー・ブルージュのカフェの窓辺> ディスプレーです。Sp7060033


Sp7060034


<ベルギー・ブリュッセルの街中のスーパー> レジの横で販売していました。Sp7070066


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値札が付いています。€9.99 約1500円です。
Sp7070071

<イタリア・ローマの高そうな靴屋のショ-ウインド> これもディスプレー用です。板の間に直接鉢が置かれ水遣りができないためか、柱サボテンがしおれています。                     Sp7110129


<スイス・首都ベルンの大手百貨店> 高級婦人服売り場の横でワゴンに載せられてサボテン・ユーフォルビアが売られていました。Sp7190610

左からユーフォルビア、柱サボテンの何か、セレウスべルビアナス?、前列金晃丸
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ユーフォルビア、強刺類の何か、?? 金晃丸大株

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ユーフォルビア、、王冠竜
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アロエ、柱サボテンたち
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金晃丸など
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金晃丸、金鯱
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このサボテンたちは割と正しく育てられ、植えられていたように思います。



<スイス・マッターホルンの麓に自生する多肉> こんな場所です。



Sp7160330


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一塊の大きさは2cm程度。ハンカチに包んで持ち帰れそうだった。でも徒長してしまうでしょうね。違法行為は止めました。



それにしても標高2500m以上の高地で冬はどうして生きているのでしょうか。



 



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ユングフラウ ナウ


ツェルマットからウェンゲンに移動しました。
目と鼻の先にユングフラウがそびえ立っています。
日本で暑い日々を過ごす方には誠に申し訳ありませんが、涼しいです。

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スイスにやって来ました。

今朝、ブラッセルズをたち、チューリッヒ経由でツェルマットまでやって来ました。
ホテルのベランダからは三分の二ほどですが、マッターホルンの雄姿が望めます。
頂上付近は残念ながら雲に被われています。
明日は朝から付近を散策する予定です。
晴れるといいな。
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Roman holiday

今、二泊の予定でローマ来ています。
思えば、仕事で来て以来三十年ぶりの訪問。
30度を越える暑さですが、湿度が低く爽やかな気候です。
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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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