2019年の植え替え開始

今年の6月以来の植え替えです。これから年末年始を含め来年の連休明けぐらいまでサボテンの植え替え作業が続きます。もちろん素人栽培ですから暇を見ての作業ですが…。





取り敢えず、気になっていたもののうち、冬でも根の張りやすい若い苗を選びました。



<植え替え前> 



9/15のブログ「こうなることは分かっていたのだが」にあるランポー玉とヒントニーとの寄せ植えです。ヒントニー(手前左側二本)がランポー玉の勢いに押されて消えてゆきそうです。                     Spb130200


こちらはヘキラン錦として入手した種の実生苗の一群。斑入り苗はピックアップして接ぎ木し、残りの斑なし苗ですが、成長旺盛で鉢からあふれんばかりの勢いです。四角と五角とが混在し、ランポー玉も現れています。植え付け時にはこれらも整理して作業します。              Spa240124



<植え替え後>



ランポー玉とヘキランは大平角鉢にまとめて植え付けました。Spb300016


ヒントニーは、成長が遅い点で似ているメキシカーナの鉢↓に空きがありましたので…                   Inkedspb130266_li


その空き地に植え付けました。           Spb300017

このように、ご都合主義を発揮して温室内のスペース効率と、栽培の便宜などを考慮しつつ、植え替え作業を進めてゆきます。



 



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ヤフオクで入手した銀冠玉錦

最近ヤクオクで人気の「銀冠玉錦」を入手しました。”全斑”です。



Spb290007



全長20cmほどの竜神木の台に乗っています。Spb290006




全斑ということで普通の銀冠玉錦なら数万円するべきところ、樋口一葉さんと少しで落札させていただきました。



よく見ると3mm~1cm弱の子を20個近く吹いています。



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これらの子の殆どは全斑ではない普通の銀冠玉錦。



春になったらこれらの子を外して袖ケ浦に接いでみようと計画しています。


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温室の冬支度(2)

先日は温室内部にプチプチシートを張り渡したことをお伝えしましたが、今日は電熱ヒータを設置しました。



棚下に設置したヒーター本体、500Wと200Wです。画像右側に送風機を置いてあります。                      Spb280004

サーモスタットは5℃にセット。
Spb280003



10平米足らずの温室ですが、この二つのヒーターがフルに働いてもせいぜい最低温度を数度上げるぐらいの効果しかありません。まあそれでも横浜は温暖地なのでメロカクタスに障害が出ることはありません。



今日の温室内は牡丹類が今年最後の開花を見せていました。



<ブラボアナス>                     Spb280016



<アガベ牡丹>                   Spb280020



<黒牡丹>                     Spb280022



<象牙牡丹>                     Spb280024


温室内の夜間の最低温度は10℃を下回る日が続くようになりましたが、晴れた日の日中は30℃を軽く超えます。



サボテンにとっては快適な日々がまだ続きます。






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瑞鳳玉 実生5.5年生

今日の主役はアストロフィツム属の「瑞鳳玉」です。2013年5月にヤフオクで入手した種を実生しました。数十本育ちましたがそのほとんどは「余剰苗」として全国各地に散って行きました。



現在3本の株と、それらから採れた種を実生した幼苗が残っています。



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実生三年生ぐらいまでは見た目が優しい感じの苗たちでしたが、このところ、刺が長くなり、また稜の角度が急になって少し荒々しさが出て来ました。



3つ目の画像の苗は二つの稜が黄色に変色し、何かの病気でやがて枯れてゆくのかと思ってみていましたが、症状は進行せず現在も元気に生きています。多分日焼けだったのかと思われます。



これらの苗は毎年一斉に開花し、特に受粉作業をしなくとも結実します。



それらの種を実生したのが下の画像にある苗たちです。蒔いた時期により大きさが異なっています。



気合の入らない実生はこのようになりますね。               Spb130154


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個人的な好みですが、瑞鳳玉の見どころは実生して3~4年目ぐらいで、この頃が一番優美な姿を楽しめるような気がします。



下の画像は実生三年目。              S193

現在の姿と比べると、まだ刺が発達していないので本種の特徴である白い球体が際立って見えます。してみると、瑞鳳玉の刺は蛇足であったのかな?





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【ヤフオク出品情報】 先般お知らせした烏羽玉(3本)は無事落札していただきました。もう一つの大型烏羽玉(2本)は現在応札中で、金曜日の深夜に終了します。



今日新たに大疣帝冠12本を出品しました。これは自信作です。興味のある方は覗いてみて下さい。

白花の正統派短毛丸、なかなかスイカのような形になってくれない

今年二月に岡山のMさんから頂いた白花短毛丸。短毛丸にはいろいろな花色があるようですが、正統な短毛丸は白花であると聞いています。二月当時植え付け直後の画像です。                       Sp2280405



当初の目論見は、かつて鶴見川沿いの農家の庭先で観た目の覚めるような深い緑色をした、球体がスイカのような大きさの短毛丸でした。



そのために用土中には「完熟乾燥牛糞」をたっぷりと仕込み、鉢は温室南側の特等地に置き、水遣りもたっぷりと与えました。



それから9か月後の現在の姿です。



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球体下部の茶膜はかなり改善されましたが、球体の大きさや形状にはあまり変化はありません。もっと横に膨らんでほしかったのですが、やはり通説通り駄物(プシス)は温室内でぬくぬくと育てるよりは、露天の縁側等で育てる方が向いているのでしょうか。



取り敢えずこの個体は現状の環境のまま育てますが、この球体から出たカキ子は試しに温室外を含むいろいろな環境のもとで育ててみたいと思います。





 



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温室の模様替え(冬支度)

11月も下旬になり、恒例の温室の模様替えをしました。通常はサボテンたちに十分に寒さを経験させ12月に入ってから行っていましたが、今年は何となく厳しい寒さが早く来そうな気がして少し早めに行いました。



作業に先立ち今回は温室内外のガラス面の清掃を実施しました。特に第一温室は建ててから30年間一度もガラス清掃をしていません。案の定、清掃用のタオルは拭くたびに真っ黒に変色しました。温室内側のガラス面には青ごけが生えそれに土ぼこりが重なってかなり日光の透過を妨げていたようです。このためのサボテンの移動で結構大変な肉体労働になりました。



<温室内で作業中の青グマ>     23

その後、温室内5面にプチプチシートを張り渡し、これらを結合して密閉しました。次いで温室北側面にアルミ蒸着シートを吊り下げました。これで温室内に差した陽光が温室内北側面から温室内に反射され、温室内が格段に明るくなり、温度も上がります。



<模様替え後の第一温室>



外観                   Spb250005

温室内東側
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<模様替え後の第二温室>



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温室内西側
Spb250007

温室内東側
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温室内は、複数枚のプチプチシートを組み合わせて五面を密閉しています。シート間の結合はこれまでホチキスで止めていましたが、昨年からは金属製のクリップを使用しています。このようにすればプチプチシートは冬の保温の時期が過ぎたらそのまま遮光材料として春~秋の間再利用することができます。プチプチシートは対候性もありますので一年間通して使用し、その後廃棄します。対候性の観点からはさらに使用できますが、ほこりが付着して透光性が落ちてくるからです。



今日は天気も上々で、作業完了後温室を閉め切ったところあっという間に30℃を超えてきました。



 



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帝冠及び帝冠錦

オブレゴニア属の帝冠(錦)は好きなサボテンの一つで、実力以上に多くの苗を実生で育てています。好きな点をあえて挙げれば、扁平な球体とサボテンらしくないその姿でしょうか。



2013年春に最初に実生したのはヤフオク入手の「帝冠錦」と奈良研さんの「大疣帝冠」でした。これらの苗は管理が不十分であったため混ざってしまいました。現在帝冠錦一本と斑のない帝冠錦及び大疣帝冠が10数本残っています。



「帝冠錦」                     Spb130825

「斑のない帝冠錦及び大疣帝冠」            Spb130828

画像の縮尺率の違いで帝冠錦の方が大きそうに見えますが、実際には同じ大きさの鉢に植えられており帝冠錦の方が小さいです。



この帝冠錦は育ちが悪く他の帝冠は昨年すでに開花球になっていましたが、帝冠錦は今年初開花しました。早速他の帝冠の花粉をチョメチョメし、種を採りました。



この種を8月初旬に播種、現在室内で大事に育てています。もちろん昼間はベランダで陽光を浴びさせていますが。                Spb240004

小さいながらすでに疣が出始め、4割前後の苗に斑入りが認めらます。これらは接ぎ木せずに実根で大事に育ててゆきます。



 



「帝冠錦接ぎ木苗」 2年前にヤフオクで入手した帝冠錦の種を実生し、斑入りと認められた苗を袖ケ浦に実生接ぎしたものです。





こちらの苗は接ぎ木後順調に大きくなっています。元気過ぎて?斑が不鮮明になってきました。                          Spb130248


こちらの苗はうまくつながっていないようで、成長が今一です。でもこの状態では手の出しようがないので、脇芽が出てきたら摘み取るぐらいです。Spb130244

「北の大地からやってきた帝冠」 2014年春に札幌カクタスクラブさんから入手した種を播種したものです。この一群の苗はいかにも帝冠といったたたずまいで、割と丈夫な質です。2013年に播種したものより疣が小ぶりであるのでそのように感じるのかもしれません。             Spb130480


これらの帝冠のほかに、二和園さん出身の温室の主のようにな古株もいます。うちの温室の条件は帝冠栽培にあっているのかもしれません。というか、長く帝冠を育ててきたので、それに合うように温室内や栽培の条件が整ってきたのかもしれません。





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鯱頭実生2年半

2016年の初冬にたにさぼさんから頂いた種のフェロカクタス属「鯱頭」を実生しました。同時期に強刺類の実生が無かったものですから、同期の烏羽玉らと割と陽光の弱い環境で一年目を育ててきました。その後強刺類であることを尊重して棚上の陽光十分な環境で育てています。



Spb130715

4本のみ生き残り、寄せ植えにしていますが、この一年でさらにそれぞれの運命にはっきりとした明暗が現れてきました。左上の苗から時計回りに…



直径1cm程度(刺を含まず。以下同じ)元気に小さく生きています。



直径2cm程度。この苗が一番隆盛を誇っています。



直径5mm程度。ミイラ化しています。☆↑



直径1cm弱。生死の境を彷徨っています。





ということで20粒近くの種から生き残ったのは2本です。



強刺類は実生して2~3年目のこの頃が一つの見どころです。現に生きている二本の苗は緑濃い球体に深紅の刺が映えてとても美しい。



でもフェロはこれからが正念場で、植替えのたびに拗れる苗が出てきます。急に成長を止めてしまったり、球体に茶膜が上がってきりたとか。



その対策として私は歩留まりを考え、拗れる苗が出てきても良いように多めの苗を育てるようにしています。しかしこの鯱頭は既に二本に減っているので打つ手なし。幸運を祈るのみです。



 



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本日初めてヤフオクに出品してみました。大型烏羽玉二株、烏羽玉三株の二件です。温室内が棚下のみならず通路まで満杯になり身動きが取れなくなってきましたので、その緊急対策です。さて、どのようになりますか。

ツルビニカルプスの古株二種

30年以上前に名古屋の五十鈴園さんから通信販売で入手したツルビニカルプス属のサボテン二種です。



通信販売といえば現在ではジャパネットのようにテレビを見て電話一本でOKですが、当時はまず五十鈴園から(モノクロ)の質素なカタログが送られてきて、その中から気に入ったサボテンを選んで郵便で注文、同時に現金書留で代金を郵送。そうすると”忘れない頃”にサボテンの入った小包が送られてきてワクワクしながらその中身を確認するという手順であったような気がします。



閑話休題、当時入手したサボテンのうち強刺類は巨大になり過ぎて手に負えなくなったため若手の育種家の方々にお引き受け頂きましたが、牡丹類やツルビニカルプス属のサボテンは未だに温室内に元気に生き残っています。



今日はそのツルビニカルプス属のサボテン二種について。入手時は単幹でしたが、長い年月を経て二株ともそれなりに群生化しています。                          





【昇竜丸】 大群生を目指していますが5年ほど前に最後の5頭目を吹いてから動きがありません。昇竜丸の大群生はネットでもあまり見かけません。多分そのような性質なのでしょう。現在一部開花していますが、開花のたけなわは一月下旬です。                  Spb130844



【長城丸】 こちらは主頭の周りに綺麗に6つの子を吹いています。Spb130847



長城丸の開花は春。昨年3月の画像です。S_3




割と地味系のサボテンですが、長年育てているとそれなりに貫録も出てきて、愛着も沸いてくるものです。






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光り輝くうさぎこちゃんをうまく撮れない

先日Shabomaniac! さんから頂いたモニラリア・ピシフォルミス(Monilaria pisiformis SH 512 15 km W.Grootgraafwater)、ウサギの耳に似ていることから勝手に「うさぎこちゃん」と呼んでいます。



植え付け後、しばらくして水遣りしたら、元気回復、その兔の耳にあたる部分が光り輝き始めました。



特に陽光の差す方角から見るととてもきれいに見えます。しかしこれを写真撮影するとなると、なかなか肉眼で見るような質感が再現できません。



いつものオリンパスTough TG-4 の顕微鏡深度合成モードでいろいろな角度から撮影してみました。





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画像では白い粉のように見えてしまいますが、肉眼では微細なダイアモンドの一つ一つが光り輝いているように見えます。



これまであまり気にしていませんでしたが、デジカメ画像で肉眼で感じたような質感を再現するのは意外と難しいことなのですね。いつも温室の棚に置いてあるそのままを撮影していますが、照明やバックグラウンドなどを工夫すれば何とかなるのかしら。



 



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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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