うちの温室には二つのグループのディフューザ(ロフォフォラ属「翠冠玉」)がいます。30年以上前からいる老株4本と、実生6年生の青年株です。いずれの株も春から秋にかけてよく開花しますが、自家受粉せずかつ授粉作業もしませんので結実することはありません。勝手に種鞘をどんどん上げてくる烏羽玉とは大変な違いです。
【老株4本】 30年以上も前に近所に住んでいる友人が実生株を何本か持ってきてくれました。それからの間、かなり手抜き栽培した時期もありましたが、現在まで何とか生き延びていてくれました。
これが一番大きな株です。直径13cmぐらい。最近頭頂部近傍に小さな子を吹き始めました。あまり子を吹いてほしくない位置です。しばらく様子を見て気になるようでしたら掻き取る予定です。 
この株は成長点の部分が陥没してきました。ただ成長点自体は生きています。現在球体が円筒形になっていますが、春以降水を吸うと多少改善されます。
この株も左肩に小さな子を吹き始めました。直径は13cmほどあります。

1,3番目の株に比べると少し小ぶりですが、球体の形状が整っています。直径12cm程度です。 
【実生株6年生】 いずれも2013年春に播種した苗です。


ディフューザは老株になっても気まぐれ的に子を吹くこともありますが、実生5年生ぐらいの時が一番子を沢山吹いてくるような気がします。
一枚目の画像の苗と二、三、枚目の画像の苗は異なった経路から入手した種由来のものです。綿毛の出方にそれぞれの由来の特徴が表れてきているようです。
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