2019/02/18
花牡丹も古くなると子を吹く
もう30年以上前に二和園さんで購入した花牡丹。この苗、当時園主さんの説明では何かに接いだ苗ということで、根は牡丹類特有の塊根ではなく袖ケ浦のようなものに見えます。それゆえにかなりの手抜き栽培の時期にも耐えて生き残ってきたのでしょう。
2年前から子を吹き始めました。牡丹類では黒牡丹、姫牡丹などではよく群生株を見かけますが、花牡丹の群生はあまり見たことがありません。
この花牡丹も群生になるというよりは、何かのきっかけで通常の成長過程が少し狂い、気まぐれ的に球体のあちこち数カ所に子を吹いたようです。
下の画像は昨年10月に開花したときのものです。頭頂部に3つ、球体下部に1つの子を吹いて、そこから開花しています。
頭頂部の拡大です。吹いた子からは花が咲き、自身の成長点には蕾すらありません。
これが最近の姿。子の部分がどんどん成長し、本体は縮んでゆくように見えます。
将来この株は球体下部の子を外し、頭頂部にできた3つの子を大きくして、三頭建ての花牡丹にしたらよいのではと思っています。
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