年齢不詳の古株「大疣連山」

もう40年以上も前に名古屋の五十鈴園さんから通信販売で入手したロゼオカクタス属の「大疣連山」です。



これまでの間、かなりの手抜き栽培をしていた時期もありましたが、それほど丈夫なサボテンでもないこの大疣連山がよく生き延びていてくれたものです。



現在の画像です。              Sp2140168

つい先日植え替えました。外見は健康そうに見えますが根は牡丹類にみられるような塊根はなく、貧弱なものが数本生えているのみでした。



過去の画像が少しあるので振り返ってみましょう。



2003年当時です。まだ疣の数も少なく若さを感じさせます。Sdscf0061


2013年当時です。手抜き栽培が続いて最悪だった時期。かろうじて生きている感じでした。                         Sdscn0844


何とかここまで持ちこたえて生き延びてきた大疣連山、今後とも生き延びてもらうよう特に大事に育ててゆきます。







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【ヤフオク出品情報】 (恩塚)ランポー玉5点を出品しました。入札期限は3月3日(日)夜です。恩塚ランポー玉の出品は今回が最後です。



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良い刺になってきたギムノカリキウム属の「フェロシオール」

ギムノカリキウム属の「フェロシオール」が良い姿になってきました。



二株あります。                Sp2140085


Sp2140099


深緑色の球体に肌色の豪刺が絡みつき、ギムノというよりフェロカクタスのような風情です。特にこの1~2年は生長点近傍の刺の密度が高くなってきました。温室内の置き場所もフェロカクタスたちと同様素ガラス下無遮光の環境に置いています。



このフェロシオール、2013年春にネットオークションで小さな苗を入手したものです。その頃の画像です。                    Sdscn0560
多分この時実生2年目ぐらいでしょうから、現在は実生8年生ぐらいであると推定できます。



現在の球体直径(刺を含まず)は8cm程度ですが、これが10cmを超えてきたらさぞかし迫力あるサボテンになるだろうと楽しみにしています。





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花牡丹(ダルマ)

今日のブログに登場するのは花牡丹(ダルマ)です。Sp2120187

通常の花牡丹の疣が略三角形なのに対し、これらの苗の疣は丸々としているので「ダルマ」の名がついたのでしょう。



6年前にヤフオクで入手した種をまいたのですが、入手時の種の名称は「青磁花牡丹」でした。実生してから3年目ぐらいからこの疣の特徴が出てきましたので独断で「ダルマ」の名を冠しています。



同期の花牡丹類と比べるとやや小ぶりで、開花もこのダルマだけまだです。



あまりムクムクと大きくなく扁平に育てたいので、他の花牡丹より水やりはやや辛めにしています。



今年の秋はぜひ初開花を見せてもらいたいものです。



 



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自家産烏羽玉実生3年生

このブログでこれまで何度も書いていますが、うちの温室では烏羽玉は放っておいても勝手に育ってゆきます。日当たりの条件だとか、用土の構成だとか、水やりの癖だとか、とにかく烏羽玉にとり特に難がないからなのでしょう。



ということで、実生三年目の烏羽玉。春の植え替えの季節が来たのですが多すぎてちょうどよいサイズの鉢が足らなくなってきました。そこで利用したのが100均で売っていた黒のプランター。もちろん安価ですし、烏羽玉の長い根を受け容れてくれそうな深さもあります。



思い切ってこのプランター4つに大半の苗を植え込みました。これで鉢不足を解消し、なおかつ面積効率も良いので温室内の場所の節約にも貢献できます。



Sp2240053

全部で108本。こんなに育ててどうするのか?





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温室内は春爛漫

晴れた日の温室内の温度は連日35℃を超えるようになり、サボテンたちの花が一斉に開花しています。



いずれもこの6年内に自家実生した苗たちの開花です。                                                       



 



【ステノカクタス属 千波万波】              Sp2240016

【ツルビニカルプス属 バラ丸】
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【ツルビニカルプス属 昇竜丸】
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【ソリシア属 白斜子】
Sp2240022

【ツルビニカルプス属 ラウイ】
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【ギムノカクタス属 白鯱】
Sp2240024

これから5月の連休明けまで、次から次へとサボテンの花の開花を楽しむことができます。ボーッと植え替えしてばかりしていないで、合間には花の鑑賞も楽しみたいものです。



 



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アガベ牡丹実生6年生

2013年春に実生したアリオカルプス属(旧ロゼオカクタス属)のアガベ牡丹。発芽してから丸6年経過しました。              Sp2120193

およそサボテンらしからぬその草姿。そこらの野原に生えている雑草のようです。



でも秋になると…                    S

球体を覆い隠すほどの大きな美しい花を見せてくれます。



一年に一度のこの開花を目指して今年もそろそろ植え替えの季節です。実生してから6年経ち、もうあまり大きくなることはないでしょう。その意味で省スペースのサボテンで栽培者孝行でもあります。ただ、昨秋特に交配作業をしなかったのに、いくつか種鞘が膨らみつつあります。栽培場所の問題はありますが、またこの種を蒔いてしまうのでしょうね。



 



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気難しいアンシストロカクタス属の「玄武玉」

今日はアンシストロカクタス属「玄武玉」の登場です。



2014年1月にたにさぼさんから頂いた種を実生しました。ちょうど5年経ちました。Sm_2

早春のこの時期、危うく見落としそうな、実に地味な花を咲かせています。



実はこの玄武玉、意外に難しいサボテンです。5年前、20粒の種を蒔き発芽したのは16本ありましたが、現在まで生き残っているのは下の画像の4本のみです。



Sp2220009
さらにこれら4本のうち元気なのは現在開花している1本のみで、他の三本は根腐れからの養生中です。



この玄武玉は、用土、水遣り、遮光等他のサボテンと同じ扱いをしてきました。しかし、この結果を見ると玄武玉は他のサボテンとは別の扱いをしないとうまく育てることができないようです。



用土の水はけを良くして、水遣りは春の成長期以外は湿らせる程度にするなど、難物サボテン並みの扱いをしてみようと思います。



袖ケ浦の台に載せるのも一つの選択肢でしょうね。







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全斑ルリ兜錦接ぎ木その親子

まず親木の全斑ルリ兜錦。              Sp2120282

もともと細い袖ケ浦の台に接いでいましたが、穂が大きくなりすぎて傾いてきましたので太い台木に接ぎなおしました。兜を名乗るにしては随分と縦長の球体ですね。



この親の球体上部から吹いた子を掻き取り、更に袖ケ浦に接いだ苗が6本あります。球体上部の丸い傷が子を掻き取った跡です。



この子ら、皆不整形(いわゆるモンスト)に育っています。Sp2120283


Sp2120279

紅い穂は紅葉ランポーなので今回は無視してください。
Sp2120237

一見凡庸でただ縦長の兜としか見えない親株にこのようなモンスト風のDNAが内包されていたのですね。



ところでちょっと信じがたいですが、この親株からこんな子も吹いています。親株を最初に袖ケ浦に接いだ時に接ぎ面付近から吹いた子です。Sp2120290

見かけはごくごく普通の兜丸。瑠璃兜(錦)でもなく、ましてやモンストでもありません。



そういえば、一番上の画像にあるように、最近になって親株側面から緑色の強い子が吹いてきました。



これも近く袖ケ浦に接いでみようと思います。果たして今度はどんな兜が出て来るのでしょうか。





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結実したかも リトープスの紅大内玉

1月15日のブログで開花が揃いそうだとお伝えしたリトープスの紅大内玉(Lithops optica 'Rubra' C81A 10km West of Luderitz, Namibia)。Sp1150002



その直後に開花が揃いましたので、先に咲いた二本の株同士を交配しておきました。 (画像の配置は上のものから180度回転しています。)                       Sp1190040



最近になりそれらの株の子房が膨らんできたように見えます。Sp2100037


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リトープスの種を採るのは初めてです。今後どのように種が成熟して、いつその種を採るのが良いのか。また微細な種を鞘から出して、どのように集めるのか。まだほとんどわかっていませんが、おいおいネットで調べてゆこうと思います。







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リトープス グラウディナーエ C116 実生3年生

今日の主役はこのブログでは珍しいリトープスについてです。



グラウディナエ C116 Lithops bromfieldii var.glaudinaeで、タニサボさん第72回タネプレで頂いた種を2016年1月に実生したものです。



かなり怪しい履歴の多いリトープスにあっては、メサ株由来とのことで由緒正しき苗のようです。南アフリカケープ州原産です。



実生して三年目の今年、17本生き残っている苗もそれなりの大きさになりました。                         Sp212041


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Sp2120414_2


一つ目の画像の苗は自宅マンションの窓辺で、他の画像の苗は温室棚下でずっと育ててきました。



つい半年前まではリトープスやコノフィツムの育て方を詳しく知りませんでしたので、サボテンと同じように水遣りや植え替えをしてきました。



それでも枯れもせずにこの大きさ(3cm程度)まで育ってきたのですから、かなり丈夫な性質を持っているリトープスなのでしょう。



”リトープス栽培の定石”を知ってしまったこの冬も、遠慮しつつも水遣りを続けています。ただ、これまで棚下に置いて日陰者扱いでしたが、今年に入り陽当たり良い場所に移動しています。



自己流から少しずつ定石に近づけて、グラウディナーエさんがびっくりしないよう育ててゆきます。



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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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