2013年6月に札幌カクタスクラブさんから購入した帝冠の種子。実生から約5年後の昨年3月からこの一年間の成長を振り返ります。
<2018年3月>
<2019年3月> 
昨年三月は植え替え直後、それから今年の三月まで植え替えをしていません。つまり二つの画像では、同じ鉢内に7本の帝冠の苗が同じ配置で植えられています。
まず苗の大きさを比較するとそれぞれの苗は皆少しずつ大きくなったようです。成長の遅いことでは定評ある帝冠のことですから、上出来の結果と見ます。
次に苗の色を比較しますと昨年の苗は茶色が強くかかり、これに対して今年の苗は緑が濃いことが見て取れます。
これは次のような理由からきているものと思われます。すなわち昨年はサボテンたちに寒さを十分に経験させようと、温室内に保温用のプチプチシートを張り渡す時期を一昨年の12月中旬以降にしました。
これに対して今年は厳冬を予想し保温手段設置を早め(昨年12月初旬)にしました。そして厳冬予想が見事に外れ、この冬の温室内は昨年よりかなり”暖冬”であったものと思われます。このため帝冠の苗たちは早めに春を感じ、その球体色の緑を増していったものと思われます。
このように成長を重視するなら冬季の温度を高めにしておくことが効果的であったのは予想通りです。逆に定説によればこのようにすると花付きが悪くなるといわれています。この点はこれから確認する必要があります。
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