2019/04/30
ギムノカリキウム属の「瑞昌玉」
2014年6月にヤフオクで入手した種を蒔いたギムノカリキウム属の「瑞昌玉」です。実生5年を経てなかなか見ごたえのあるサボテンに成長してきました。9本の苗が残っております。
この苗が成長頭。今年も多くの蕾を上げてきました。深い青緑色の球体も美しいです。
この株は一時成長点障害を起こし、それをきっかけに球体下部ぐるりに子を吹いてきました。その後成長点も正常に戻り成長を開始しています。あと3年もすれば障害の傷も球体下部に回り込んで目立たなくなるものと思っています。バランス良い群生株としての期待大です。
以下の7本の苗も同期の瑞昌玉です。それぞれに瑞昌玉の特徴をよく体現している良苗です。このうちの何本かはそのうちネットオークションに出す予定です。
いずれの苗も扁平な球体と深い青緑色の体色と、球体表面に並ぶクモのような刺が落ち着きのあるバランスを感じさせます。
ギムノカリキウム属のサボテンは小さなときは実に地味で育てていても張り合いがありませんが、やがて開花し球体が大きくなってくると何とも言えぬ落ち着いた風格あるサボテンに変化してきます。ここ一二年でこのような観点から見直したギムノが何種類かあります。
今後このブログでも何回かこのようなギムノをご紹介してゆく機会を持ちます。