サボテンの中には純白な刺が球体を覆い、全体として真っ白に見える種類があります。このようなサボテンを好んで収集している趣味家もいらっしゃるようです。
うちの温室にも白いサボテンがいくつかいますが、今日ご紹介するサボテンはその刺がガラス質のように見える白。透明感あふれる純白なサボテンたちです。
<マミュロプシス属 月宮殿> かなり昔(30年以上前)二和園さんで入手した株の末裔(カキ子のカキ子のそのまたカキ子)3株です。基本的には丈夫な性質ですが、気まぐれで根腐れします。これらの株も早春の段階では根腐れで根なしでしたが、現在は発根しているようです。もう少し元気になるとすぐ子を吹いてきます。
この月宮殿、かの悪名高きかぎ刺を有しており、普段はアンタッチャブル。植え替えの時は新聞紙でぐるぐる巻いて根だけ出して取り扱います。

<テロカクタス属 太白丸> 松江市の愛好家の方から頂いた二苗です。うちの温室の環境ではなかなか球体全体が純白になるとはいかないようですが、少なくとも球体上半分は純白の棘に包まれています。


これら純白のサボテンたち、強烈な真夏の太陽に対しても強そうです。この秋~冬を健康に過ごさせ来年の開花に備えます。
ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村