温室内南側で夏場はプチプチシートと不織布による遮光をかけている棚上中央に、三角牡丹の大苗二本を並べています。
両者とも直径13cm程度の同じぐらいの大きさですが、彼らの”人生”は大きく異なるものです。
<左側の苗> この苗は6年前の春にヤフオクで入手したものです。当時の画像です。

当時出品者のコメントで”トッピン苗”とのことでしたが、確かに送られてきた現物を見たときは元気よく育ってきたことが直感的に分かり、感激したほどの苗でした。当時実生後4年程度経っていたものと思われます。
毎年春に植え替えて順調に育っています。推定10年生の優等生です。

<右側の苗> こちらは約30年前に名古屋の五十鈴園さんから購入した苗です。
それから現在までの間、私の環境が、サラリーマンから特許事務所経営、そして引退して年金生活者へと大きく変わりました。そのため、サボテンにかけることができる時間もその時々で大きく変化し、この三角牡丹もそれに翻弄されつつ、しかし枯れずに生き伸びてきました。
2009年当時の画像が残っていました。ピンボケですがそれなりに健康そうな苗であることが伺われます。この頃はサボテンに時間をかける余裕があったのでしょう。

下の画像は2013年当時のものです。

数年間に及ぶ手抜き栽培の結果、全体に褐色化して、生きてはいるが風前の灯火状態です。それだけ仕事に追われた時期だったのでしょうか。ただ、用土を見るとそれなりの工夫らしきものが見えます。振り返るとこの当時が本格的にサボテン趣味を復活させた時期でした。
6年後の現在です。ようやく10年前の姿に戻りました。

一年間の手抜きをリカバーするには、また同じ一年がかかるということでしょう。
紆余曲折を経て、現在のところほど同じ大きさになって隣り合わせに置かれているこれら二本の三角牡丹。今後どのように推移してゆくのでしょうか。
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