2019/10/31
ユーベルマニア属実生苗三種
ユーベルマニア属のサボテンは好きなサボテンの一つで、機会あるごとに実生しています。
実生4年目のペクチニフェラ、フラビスピナ、及びプセウドペクチニフェラが丁度良い見ごろになってきました。
それぞれそれらの中で気に入っている苗を二株ずつご紹介します。
<ペクチニフェラ>
<フラビスピナ>
<プセウドペクチニフェラ>
いつ何度見ても飽きの来ない良いサボテンたちです。
サボテン・多肉植物の栽培について気ままに投稿します。
2019/10/31
ユーベルマニア属のサボテンは好きなサボテンの一つで、機会あるごとに実生しています。
実生4年目のペクチニフェラ、フラビスピナ、及びプセウドペクチニフェラが丁度良い見ごろになってきました。
それぞれそれらの中で気に入っている苗を二株ずつご紹介します。
<ペクチニフェラ>
<フラビスピナ>
<プセウドペクチニフェラ>
いつ何度見ても飽きの来ない良いサボテンたちです。
2019/10/30
大鉢に混植している、実生6年目の黒牡丹、姫牡丹、白花姫牡丹など。その中で白花姫牡丹がこの秋一番に開花しました。
開花株を拡大してみます。
白の地にピンク色の中筋と言ったらよいのでしょうか。姫牡丹の本来の花色は深紅ですから、それに比べれば確かに”白花”です。
でも何か変ですねえ。
2019/10/29
牡丹類の中でもかなり気難しい部類に入る竜角牡丹。うちの温室内では数少ないサボテンの一つですが、それぞれに秋の開花時期を迎えています。
古い順に登場してもらいましょう。
下の画像の株は30年以上前に名古屋の五十鈴園さんから通信販売で購入したものです。長い間の手抜き栽培でも生き残ってきました。この5~6年は丁寧に扱っているのですが、やっと生きているような状態が続いています。ただ毎年秋には律儀に1~2輪の花を咲かせます。今年も一輪だけ蕾を覗かせています。
下の二画像の苗は、本格的に実生を始めた2013年に播種した6年生の二株です。自根で育てているためかなかなか大きくなりません。まだ直径が3.5cm程度です。ただ今年の秋は蕾を上げてきました。実生6年目にして初開花です。自根の牡丹類の中では一番年数がかかりました。
下の画像の苗は三年前に袖ケ浦の台に接いだ苗です。接ぎ木の威力で多くの蕾を抱いています。疣幅も自根のものよりかなり大きいです。
下の画像の苗は昨年秋に袖ケ浦に接いだ苗です。一年目で早くも開花しました。竜角牡丹の花色は牡丹類の中でも最高であると思います。
こうしてみると同じ秋の開花期間内でも若い苗ほど開花するのが早いことに気が付きました。
2019/10/28
30年ほど前に二和園さんで購入した短刺金鯱。当時は子供の握りこぶしぐらいの大きさでしたが、現在直径40cm程度まで大きくなりました。
この金鯱、2018年3月に植え替えましたので、それから19カ月経過しています。
下は当時のこの金鯱の画像です。
当時はまだ球体にゆがみが残っていましたが、その後こまめに鉢回しをした結果上の画像のようにきれいな形状の球体になりました。
また成長を期待して用土中に完熟牛糞を仕込んでおきましたが、この効果が出ているようです。植え替え当時は球体直径が鉢の外径よりやや大きな程度でしたが、現在は1.5倍ほどに大きくなりました。
来春にはレバーホイストを使用して植え替えをする予定ですが、その前にこの球体に合う鉢を手配しなければなりません。その様子はまたこのブログでお伝えする予定です。
二年後の2022年の春には大台の直径50cmを超えるほどの大苗に育っているでしょうか。
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2019/10/27
2年前の夏に大量に実生したルリ兜錦。そのうちの何本かを袖ケ浦の台に接いで育てています。さすがに成長がよろしく皆直径が3~4cmほどの大きさになりました。
そのうちの二本の苗が気になっています。
一つ目の苗は、成長点付近のアレオーレの外側に皺ができています。通常兜系の苗ではこのようなシワはできません。亀甲模様にでもなりたいのでしょうか。
こちらの苗は、成長点付近の稜が崩れ、小さなコブが沢山出来始めています。銀冠玉で人気ある”疣”を出して「疣ルリ兜錦」にでも変身したいのでしょか。不気味な変身になりますが…。
いずれにしてもサボテンの実生をしていると、その苗に隠されていた先祖代々のいろいろな形質が突然出現してくることがあります。実生の楽しみの一つでもあります。
2019/10/26
もう30年以上も前に二和園さんで購入した花牡丹が開花しました。購入時園主さんから接ぎ木苗である旨告げられたような記憶があります。根が針金状になっていることからキリンウチワの台に載せられた苗であると推測しています。
この数年、成長点付近から子を3つ吹き、成長点はこれらの子に埋没してしまいそうです。見かけ上下の画像のように四 頭に分頭したように見えます。
このうちの3つの子の3日前の拡大画像です。二つの子は蕾を抱いています。
<第一頭>
<第二頭>
<第三頭>
今日は第一頭に三輪、第二頭に二輪開花していました。
純白のようであって、実はごく薄いピンク色のさす花弁、とても素敵な花です。
2019/10/25
黒牡丹、姫牡丹の最初の実生をしてから早いもので6年を経過しました。
これら旧ロゼオカクタス属のサボテンは成長が極めて遅いです。
上の画像は黒牡丹実生苗6年生の寄せ植えです。もっとたくさんありましたが、ポツリポツリと原因不明のまま儚く消えていった苗が数知れずありました。大きなものでもまだ直径3.5cm程度。成長の良い苗には蕾が付いています。
この画像は、左から黒牡丹錦(斑なし)、姫牡丹、白花姫牡丹、姫牡丹を寄せ植えしている鉢です。これらも実生6年生の苗たちです。
こうしてみると必ずしも姫牡丹が黒牡丹より小さいということはなさそうですね。
今年は黒牡丹、姫牡丹のそれぞれの開花時期が合いそうですので、交配を試みようかと思っております。
<ヤフオク出品情報> フライレア属の「紫雲丸群生株」を3点出品しました。
2019/10/24
今日はいきなり画像ですが、この三角牡丹は30年以上前に五十鈴園さんから購入した古株です。画像は今年9月のものですが、この株は今年久しぶりに機嫌が良い様子を見せてくれています。
そのようなことで昨日、今日と見事に開花する姿をを見せてくれました。
この株の開花までの8日間を時系列で画像で振り返ってみましょう。
10月15日 綿毛が膨らみ蕾が上がってきそうであることが見えます。
16日
20日 蕾の外形がはっきりとしてきました。
21日 花色が見えて来ました。
22日 開花まであと一息
23日 久しぶりの日光を浴びて開花しました。
24日(今日)曇り空なので半開。しかしかえって花は日持ちしそう。
同じアリオカルプスでも花牡丹などは綿毛が膨らんできたと思ったら突然開花しますが、三角牡丹は割とゆっくりと蕾が熟してから開花に至るようです。この点では黒牡丹やアガベ牡丹に近いですね。
2019/10/23
今日の好天に誘われ、昨日蕾が出たとご紹介した黒王丸が開花しました。傍らで同じコピアポア属のバルクテンシスも同時に開花しておりました。
<黒王丸> やはり黄花でした。刺に邪魔されて開花しにくそうです。
<バルクテンシス> こちらは毎年開花している群生株です。今回は子株の蕾が三輪開花していました。
同じコピアポア属のサボテンが秋のこの時期に同時に開花するのは偶然ではないような気がいたします。
花は同じ色ですが、花弁や雄蕊の形状などかなり両者は異なっています。
同じコピ同士の同時開花ですから仮に交配すれば種が採れるかもしれません。しかし、両者を交配してもあまり有意義な形態を持つサボテンが生まれそうなイメージが湧きません。無意味な雑種を生みかねない交配は厳に慎みたいものです。
Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。