今年もお世話になりました。

今年最後の画像は「銀冠玉錦全斑苗」です。


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銀冠玉錦の幼苗を袖ケ浦の台に接いで一年足らず。残念ながら全斑の苗になってしまいました。


ただこの画像は我ながらうまく撮れました。バックのブルーシートの効果か、光線の射し具合か、穂の銀冠玉錦が浮きたって見えます。


来年も偶然でも良いから、良い画像を撮りたいものです。


今年も一年大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。


 


 


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帝冠錦実生苗二年目

今日のブログの主役は帝冠錦実生苗です。


昨年夏に自家産の帝冠錦の種子を蒔きました。


その種子の両親です。


<[E:#x2642]> 花粉親のこちらの苗は斑入りではありません。疣先が黄色に見えるのは強光による変色です。


Spc250141


<[E:#x2640]> こちらが斑入り苗。あまり鮮明な斑ではないのが残念なところです。


Spc250140


いずれの親苗も2013年に実生した自根苗です。


その種子の発芽から1か月後の姿です。


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26本の苗のうち8~9本の苗に斑が入っているのが分かります。


それからさらに1年と4カ月経過した現在…


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未だ23本の苗が生き残っています。帝冠錦の幼苗としては上出来の成績。それらのうち明らかな斑入りの苗が9本。球体色が緑色ではなくこれから斑が入ってくるような雰囲気を漂わせている苗が6本あります。


特筆すべきは、[E:#x2640]親苗がぼけた斑模様の苗であったのに対し、その子のこれらの苗に現れた斑はかなり鮮明であることです。今後どのように変化してゆくでしょうか。楽しみなところではあります。


これらの幼苗はこれまで接ぎ木したいところをぐっと我慢して来ました。今後とも自根の安全運転で行こうと考えています。


 

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ヘキラン錦のキリンさん接ぎ降ろし苗

逆刺が指に刺さってうっとうしいので、キリンウチワを台にした接ぎ木はあまりやりません。しかし、昨年気まぐれに何本かのヘキラン錦の実生接ぎをしたことがありました。あまり成功もおぼつかない感触でしたのでプランターに植えたままの苗をずっと戸外に放置していました。


この秋、気が付くと数本の苗が活着してやや大きくなりつつあったので慌てて接ぎ降ろしました。


それから三月経過。4本の苗に根が出てきたようで、球体が膨らみ始めました。


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いろいろなタイプの苗が出てきています。それぞれ拡大して見てみましょう。


 


これは典型的なヘキランです。球体の半分はかなり良い斑まわり。反対側は凡庸です。


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こちらも典型的ヘキランです。斑まわりだけでなく全体に迫力に欠ける苗です。


Pc280026


こちらの苗はグチャグチャ凸凹してへんてこな見かけです。複隆の気配がありそうですが、美しい幾何学的形状を特徴とするヘキランにあっては邪道。好みではありません。


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こちらは四角ランポー。先祖返りでもしたのでしょうか。それとも私の記憶違いで一本だけ四角ランポーを接いでしまったのでしょうか。


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元来、成長旺盛なヘキランのこと、キリンさんの根を得てこれからどのように成長してゆくのか楽しみが増えました。


 

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寒気の中でほかにも咲いているサボテンの花

一昨日のブログで、寒中咲いている牡丹類の花についてふれましたが、今日はそれ以外のサボテンたちの開花について。


<アストロフィツム属・兜> 実生5年目の普通の兜です。やや”赤花”の血が混ざっているようです。黄~オレンジの花びらに底赤の色合いが美しい。


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<ツルビニカルプス属・バラ丸> 袖ケ浦の台に載せて三年目。同期の自根苗よりかなり大きなガタイになりました。同期はまだゴマ粒ほどの蕾を抱いていますが、この接ぎ木苗は秋から断続的に咲き続けています。


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<ツルビニカルプス属・ラウイ> 実生6年目の自根苗です。本体はもうこのぐらいで成長が飽和したようです。その代りに球体下部から盛んに子を吹くようになりました。花はピンクの清楚なものです。今は一輪ですが、開花シーズンの春になると多くの花を同時に開きます。


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やっと綿毛が豊かになってきた景清

2013年春に播種したマミラリア属の「景清」。綿毛が豊かに発生してくるのが特徴と聞いていたのですが、なかなかそうにはなりませんでした。


3年前、2016年12月の画像です。青々として健康そうですが今一つ面白みに欠けた姿です。


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その景清たちが実生6年を経た今年、ようやくかつ急激に綿毛を増やしてきました。雪のように純白な綿毛です。


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このままさらに純白の綿毛を豊かにし、その中にピンクの花を輪のように群開させたらさぞ見事なことだと思います。


景清君、期待していますよ。


 

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このくそ寒い中、まだ咲いている牡丹

今日は今年最後のゴルフに行ってきました。スタートは朝一番の6:58。ティーグラウンドはまだ薄暗く、気温は5℃でした。考えてみればすでに冬至を過ぎた直後の真冬の季節です。


しかし温室内ではこんな時期にもまだ咲いている牡丹類のサボテンたちがあります。旧ロゼオカクタスの面々です。


<黒牡丹> 先日”メタボ”でご紹介した袖ケ浦の台に接いだ苗です。


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<竜角牡丹> これも袖ケ浦の台に載っています。まだ蕾が一つ控えています。


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<ブラボアナス> この苗は実根です。ブラボアナスの名で入手した種を実生して6年経過しています。亀甲牡丹のようにも見えます。


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毎年狂い咲きする牡丹類はありますが、今年のように秋からずっとだらだら咲き続けることはありませんでした。秋の初めのころに真夏のような日々が続きましたが、これが牡丹類の季節感を狂わせているのでしょうか。


 


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ベランダの金盛丸:2019年12月

2017年12月に自宅マンション(川崎市の多摩川べり、14階)ベランダに移り住んだ金盛丸。大玉と小玉の二種に分けて二鉢に寄せ植えました。


その当時の画像です。


<大玉>


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<小玉>


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それから2年経過した現在(2019年12月)の画像です。


<大玉>


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<小玉>


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大玉より小玉の方が育ちがよろしい。


基本的に水遣りはベランダに降り込む天水に頼っているのですが、小玉の鉢には底に受け皿が付いておりここに余剰の水がたまる構造になっています。これが成長の差に影響を与えているのでしょうか。


 


ところで、このマンションは今月から大規模修繕工事に入り、それが半年以上続きます。当然ベランダには物を置けず、日も当たらなくなります。


Spc250001


さあ、これらの金盛丸をどこへ持ってゆくか。取り敢えずは横浜の温室に移動するよりなさそう。せっかく高層マンションベランダの強風無遮光の環境が気に入っていたのに。


 

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フェロカクタスの中ではもっとも大型になる紫禁城の成長は相当に遅い、多分。

昨年、若手の仙友のI さんから頂いた紫禁城の一連の混血種の種を蒔きました。


画像の左側一列の小さな苗たちがそのうちの一つ(紫禁城[E:#x2642]x刈穂玉[E:#x2640])の混血種、それから右側に順に大きな苗は黄刺刈穂玉、金冠竜、火剣峯の各純血種です。


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紫禁城混血種の大きさは未だ直径5mm程度であるのに対しその他のフェロ達は3cmほどまでに育っています。


下の画像は紫禁城混血種と黄刺刈穂玉が並んでいる部分を拡大したものです。大きさの差は一目瞭然です。


Spc210029


 


一方下の画像は(刈穂玉[E:#x2642]x紫禁城[E:#x2640])の混血種実生苗です。播種時期は上の画像の苗たちと同時期です。これらも大きさは大きなもので1cm足らず。


Spc210052


混血種ですから断定的なことは言えませんが、どうやらフェロカクタスで最大の大きさになる紫禁城ですが少なくとも幼苗のうちは極めて成長が緩慢であるらしい。


同じ強刺類でもエキノカクタス属の金鯱が比較的成長が早いのと対照的です。


 

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メタボリックシンドロームに悩む黒牡丹接ぎ木苗

2016年秋に袖ケ浦の台に黒牡丹の根の部分を逆さ接ぎしました。接いだ直後の画像です。


 



それから半年後に新しい芽を出し始めたときの画像。↓


P6010028


それからさらに二年と半年。こんなになりました。12月半ばというのに花を咲かせています。


Spc210006


一見健康そうに見えますが、実はメタボそのもの。まばらな疣の隙間からパンパンに張った”腹”が丸見えです。


実はこの春、双頭だった片割れが腐れを起こし切り落としました。人間でいえば、糖尿病、高血圧、高脂血症、尿酸値高値などを併せ持つ、お医者さんがニコニコしそうな怪しい体質です。


取り敢えず次回の植え替え時には無肥料の用土に変更してみます。


ダイエット、断食療法が効を奏するでしょうか。


 


 


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白斜子の接ぎ降ろし苗

白斜子は基本小柄なサボテンですが、接ぎ降ろした苗はこんなに…


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3本の苗とも同期の桜。6年前の春に実生し、3年目に袖ケ浦に接ぎ木しました。


その後接ぎ降ろして今年で二年と少し。ご覧のように自根の本来の姿とは比べようもないほど大きくなりました。


12月のこの時期、来春の開花に備え球体のぐるりに蕾を抱いています。


さて、これからこれらの背高のっぽになった白斜子をどうするか。胴切りして、下半分から子吹させて多頭株にするか。このまま育てて種親にするか。来春までに考えておこう。


 

 

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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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