いわゆる”駄物”と言われているエキノプシス属のサボテンたち。単球で巨大に育った姿にあこがれて何種類かを温室内で育てております。
本格的な春を迎え駄物たちにも動きが出てきたようです。
<長盛丸> 化け猫さんから頂いた数百の種子を蒔いて、出てきた苗の中で一番成長の早かった苗です。実生6年で直径10cmを超えてきました。油断すると子をどんどん吹いてきますが、見つけるたびに掻き落としています。春を感じて成長点が動き始め増稜(3つ)を開始しています。蕾をいくつか揚げ始めました。ピンクの大輪を咲かせます。

<白花短毛丸> これは大きな苗を戴いたものです。うちにきて早4年ぐらいになりますが、意外に気難しい所があり想定していたようには成長してくれません。球体の上三分の一位がうちに来てからの成長部分です。ただし花は律儀に毎年見せてくれます。今年もいくつか蕾を上げてきました。純白の大輪を咲かせます。

<黄花短毛丸> この苗もいただきもの。白花の短毛丸より環境順応性は高いようで、扁平を保って綺麗に育っています。ちょっと気を抜くと球体下部のグルリにどんどん子を吹いてきます。この株は全て掻き落として単球を保つようにしています。もう一本の黄花短毛丸は子を残して群生株として育てています。黄の大輪を群開します。

<花盛丸> この株もいただきもの。駄物中の駄物といわれる花盛丸ですが、温室内ではあまり機嫌よく育たないようです。今年は試しに軒下の縁側に移動させてみようと思います。

<大豪丸> 実生6年生の苗です。台木に使用すべく多くのの苗を実生しましたが、その中で育ちの良い4本を標本として育てています。プシスにしては成長遅いと感じ4本寄せ植えしていましたが、この一年で急に大きくなりました。鉢は1辺16cmですので球体直径は9cmほどありそうです。白花の大輪を咲かせます。

<金盛丸> 30年ほど前二和園さんから購入した苗からカキコを重ね、4代目ぐらいの苗たちです。これまで自宅マンションのベランダで半ば放置栽培でしたが、大規模修理工事があり横浜の温室に持ち込みました。温かくなってきたので先週から軒下に移動しています。真夏に純白の大輪を群開します。昨秋に子を全部掻き落としたのですが、もうこんなになってしまいました。

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