胴切りした紅洋丸が再び…

年前に胴切り整形したのち、昨年発根を確認しさらに通常の用土に植え付けて様子を見ていたフェロカクタス属の「紅洋丸」です。ようやく動き始めました。


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胴切り前は高さが直径の二倍ほどありましたが、現在は真球形に近い形状になっています。でもまた縦方向に伸びてゆくんですよね。まあ、毎年名前に恥じない美しい花を見せてくれるので許してあげます。


三年前の花です。金属光沢が美しい花です。


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こうしてみると刺もなかなか美しいサボテンであることを再認識します。

 

 

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いつ目を覚ますのか レウクテンベルキア属「光山」

2013年春に実生したレウクテンベルキア属の「光山」です。実生8年を経た太い疣が気に入っています。


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しかしこの光山、どうした訳かこの二年花を咲かせなくなりました。根を調べましたが特に根腐れしているわけではなく、しかし何となく不機嫌です。もう一本同期の光山がありますがこちらは根腐れして発根管理中です。水遣り方法や用土構成を見直さねばならない事態です。


次世代養成のため種を採りたいのですが、うまくいってももう1~2年待つことになるでしょうね。


 

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帝冠錦実生三年生自根苗

2018年8月に自家製の種子を蒔いて出てきた帝冠錦の苗です。この三年の成長を振り返ってみましょう。


 


<2018年11月> まだ玉石混交、斑の無い苗が入り混じっています。


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<2019年9月> 大分帝冠らしくなってきました。やはり斑の無い苗の方が成長が早いですね。この後斑入りと斑なしの苗を分けて植え替えました。


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そして現在の姿です。右上の苗は現在”昇天中”で、それを除いて6本の苗が生きています。


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いずれも帝冠錦としては斑模様がはっきりとした苗たちで、見ていて飽きません。


これら帝冠錦の苗、しばしば袖ケ浦の台に載せる誘惑にかられるのですが思いとどまっています。接ぎ木すれば成長が早くなるのはわかっているのですが、果たして接ぎ木にして現在の明瞭な斑模様が保てるのかという心配もありますし、そしてそもそも接ぎ木が失敗してしまっては元も子もないということもあります。


そんなことでこれからもこれらの苗は自根でゆっくりと育ててゆきたいと思います。


最後にそれぞれの苗の拡大画像を掲載いたします。


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ディンテランサス バンジリー(稜耀玉)幼苗の顕微鏡写真

ディンテランサス バンジリー(稜耀玉)の種子を昨年12月初旬に蒔きました。すでに気温が低い時期でしたので、播種した容器を居室内に置き、晴れた日にはベランダに出して陽光を浴びてもらっています。二か月弱経過しましたが、まだ大きなものでも直径が1mm程度。どのように育っているのか老眼では確認しづらいので、デジカメの顕微鏡モードで画像に落としてみました。(オリンパス Tough TG4 顕微鏡深度合成モード)


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15粒の播種に対して14本発芽しておりますので良好な発芽率でした。種子には「MG1482.07」と表示されていました。出所はメサガーデンですね。メサのホームページで当該番号を検索すると「vanzylii Namies, blue bodied form, scattered red spots」とありますから、成体に成長すればブルーの球体に赤いスポットが散在するものになりますよ、ということでしょうか。


画像を見ると、現時点で球体の形状はほぼ真球形です。肉眼ではツルっとした質感に見えるのですが、画像ではブルゲリの幼苗と同じように微小なガラス球を押し固めたような外観です。微小なガラス球に見える一つ一つがこれら幼苗のそれぞれの細胞なのでしょうね。


本来秋蒔きすべきであったこれらの苗、遅れを取り戻すため4月まで手許に置いて最大限の成長を図ってみようと思います。


 

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冬のコリファンタたち

数はそれほど多くはありませんが温室内の一角をコリファンタ属のサボテンたちが占めています。


 


<グリーンウッディー> 実生6年目の苗です。大きな疣が特徴です。


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<マクロメリス> 実生8年生。通常、象牙色の太い刺が特徴のコリファンタ属にあっては異色。肉質も柔らかです。この株は多くの子を吹いて群生しています。初夏にピンクの大輪を咲かせます。


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<(赤花)象牙丸> 奈良県のMさんから頂いて6年ほど経つと思います。”赤花象牙丸”として頂きましたが未だ開花に至っておりません。もともと象牙丸は赤い花を咲かせますのでこの株は開花すると特に赤い花を咲かせるものと期待して待っています。この数年開花する代わりに多くの子を吹き始めました。一部の子は親株についたまま根を出し始めています。


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<魔象丸> 実生8年生。黄色の花を咲かせます。自家受粉し種鞘を揚げています。


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コリファンタ属のサボテンといえば赤ダニさんの好物であることが業界ではよく知られていますね。しかしうちの温室に住んでいらっしゃる赤ダニさんたちはコリファンタはあまりお好みではないようです。これらコリファンタ属のサボテンには目もくれず、もっぱら銀冠玉や白斜子などにご執心のようです。そういえば来月当たり、今年初めての殺ダニ剤散布をしなければなりません。今年は「ダニ太郎」からいきましょうか。


 


 


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忘れかけていた牡丹玉錦

5年以上前に袖ケ浦の台に載せその後接ぎ降ろしていた「牡丹玉錦」の苗です。


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ずっと温室の隅に置いていてほとんどその存在を忘れかけていました。今日その姿が目に留まりましたが、このところの寒気を受けて球体が真紅に染まっています。


主頭は真紅の部分と黒い部分とに分かれています。面白いことに、黒い部分からは蕾が、真紅の部分からは子を吹くことが多いです。従って吹いた子は全て真紅の全斑の苗になります。


この真紅の苗、透明感もあり美しさを感じますので今年は何本か袖ケ浦の台に接いでみようと考えています。


 


 


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ろくろ首のようだったサボテンが今は…

今日の主役は幼苗時”ろくろ首”のようであったサボテンのギムノカクタス属「サブテラネウス」です。何がろくろ首かって? まずは現物をご覧ください。


2013年3月に実生した苗のその年の11月の姿です。首が長くてまるでツクシのような姿です。


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その後も縦長の球体を保ちながら成長、二年後には早くも初開花しました。


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近づいてみるとなかなかきれいな花です。


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それから6年後の現在の姿です。


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このサブテラネウスもサボテンとしては中年の域、首が太くなってふてぶてしさが出てきました。


今年は一番大きな苗を中央から胴切りして、その後どのような姿に変身してゆくのか見届けたいと思っています。


 

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岩牡丹 実生8年生

今日のブログはアリオカルプス属の「岩牡丹」です。2013年の春に実生したのでこの春8年生となりました。同期苗の多くはヤフオク等に出品し残っているのは2苗です。


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疣にゴテゴテ感がなくこのシュッとした岩牡丹のその姿がなんともたまらない魅力です。


疣の先から先までの大きさは約10cm。岩牡丹としてはもう立派な大人の苗で、数年前からピンク色の大輪を秋の開花時期に咲かせて見せてくれます。昨年春には多くの種を提供してくれました。今小さな苗数十本がにぎやかに育っています。


厳冬のこの時期、基本は水遣りを控えることでしょうが、現実には霧状にした水道水を週に一回吹き付けています。ふわふわの綿毛は少し乱れますが、球体は張りを失っていません。


 


 


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接ぎ木のバラ丸が開花

一月下旬から二月にかけてはツルビニカルプス属「バラ丸」の開花時期です。自根苗はここ横浜ではまだハナクソを丸めたような固い蕾のままですが、接ぎ木苗は一足早く開花を始めています。天気の良かった昨日の画像です。


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台木はセレウス。元気が良すぎて脇芽を積むのに苦労します。穂のバラ丸はさすが接ぎ木の威力、直径3.5cm、高さ5cmと同期の自根苗の倍以上の大きさに育っています。一方、花色は自根のものとあまり変わらないようです。


今日は一日中雨の天気。昨日きれいに咲いていた花はしっかりと閉じて寒さに耐えているようでした。


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白紅司 刺色いろいろ

2016年の1月にたにさぼさんから頂いた種子、「chloranthus - v rhyolithensis SB47」の実生苗です。蒔いてから5年を経た現在の姿です。


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3本の苗が残っています。


「chloranthus」とありますので、私の理解ではエキノケレウス属「白紅司」、あるいはそのごく近縁種であると思われます。


画像の三苗を見ますと、手前左側の苗は紅白の刺が入り混じりいかにも白紅司といういでたちですが、他の二本はやけに白刺が目立ちます。同種の中でもかなり刺色に変異があるようです。


そして球体の形状ですがどの苗も白紅司のイメージよりも縦に長すぎます。小さな鶏卵ぐらいが私の持っていたイメージですが、それがおかしいのでしょうか。それとも肥料の効きすぎ?


そろそろ初開花の時期ですが、あの褐色に近い花を見たらその後胴切り整形し、鶏卵状の球体を目指してみます。


目指す姿はこれ! ↓


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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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