銀紐 開花間近

ウイルコキア属の「銀紐」が開花間近です。


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画像からは定かではありませんが、鉢から40cm近くある紐のような球体?です。通常このような姿の植物は支えが必要ですが、この銀紐は地中に大きな塊根があり、球体もとても固いのであたかも海底で直立するチンアナゴのごとく安定して自立しています。


この様な異形のサボテンですので温室内での扱いが厄介ですが、花が美しいので大事に育て続けています。


昨年の開花の画像です。


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柱頭が緑色。エキノケレウスの仲間ですね。美しい花も納得できます。


 

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海王丸 実生8年生

今日のブログの主役はギムノカリキウム属の「海王丸」です。2013年3月にたにさぼ実生クラブさん第56回種プレで頂いた種20粒を実生したものです。8年後の現在は、…


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現在の直径は9cm程度。ここ数年は成長速度がかなり鈍くなってきました。しかし稜間の彫が深くなりすっかり大人の顔になりました。


その深い稜間からいくつかの小さな蕾が顔をのぞかせています。あとひと月もすれば薄いピンク色の清楚な花を咲かせます。


この苗の若き頃の開花画像です。


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それほど派手なサボテンではありませんがなぜか温室内に一鉢は置いておきたくなるサボテンです。


 

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金冠竜大苗

30年以上前に五十鈴園さんで買った金冠竜。名古屋出張のついでに寄り道したので苗は持ち帰らず送ってもらった覚えがあります。当時直径10cm弱ぐらいでしたでしょうか。現在ラグビーボールぐらいの大きさになっています。


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竜神木の台に載っています。購入当初は竜神木の幹の緑色が見えていましたが、現在は木質化して極太の根の様に見えます。


この金冠竜の見どころは黄刺の美しさです。新刺のうちはほれぼれするほどの美しさですが、数年するとお定まりの黒カビに取りつかれ、球体の下半身は残念な姿になっています。


なるべく新陳代謝を活発にして新刺をどんどん出させるため、必ず二年ごとには植え替えるようにしています。


 


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黒刺鳳頭 袖台接ぎ降ろし苗

今日のブログのまな板に載せるのはギムノカリキウム属の「黒刺鳳頭」です。袖台の接ぎ降ろし苗、直径は8cm程度です。


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接ぎ降ろしたころは生長点付近まで漆黒の刺がバリバリと生えていたのですが、球体が大きくなるにつれて刺が出なくなってきました。


サボテンも我々おっさんの様に歳を取るとてっぺんが薄くなる悲しさを持っているのでしょうか。


思い返すと、この苗を子として付けた親苗はいわゆる南米病で生長点がつぶれたものでした。


この苗も南米病になりつつあるのでしょうか。それとも黒刺鳳頭は大きくなるとおっさん化しててんっぺんが薄くなる?


 


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王冠竜の環状開花

15年ほど前に大苗の親株から掻き落とし発根させたフェロカクタス属の王冠竜です。


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すでに直径は20cm近くあり、ちょうど親苗を鹿嶋市のショッピングセンターの花屋さんから救い出したころの大きさと同じぐらいに育ってきました。


生長点近傍には王冠竜らしい黄色の清楚な花が環状に咲きそろっています。


あたかも親苗を通じて縁のある若き友人の晴れの日を祝っているかのように。


 

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メロカクタス属「マタンザヌス」これも実生8年生

今宵のブログの主役もメロカクタス属のサボテンです。三夜目の今宵は「マタンザヌス」、実生8年生の苗です。通常開花年齢となったサボテンは次世代確保のため二株以上確保していますが、メロカクタスのサボテンは自家受粉するためこのマタンザヌスは一本だけ残してあります。


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御覧の様に少し調子を崩しています。昨秋念のため植え替えました。最近になり鉢底から根が出てきましたので生きてはいると思います。


しかしやはり一本だけ残すというのはリスクがありますね。まあマタンザヌスは市中でいつでも入手可能ですからこれで良しとします。


このマタンザヌス、2013年に実生し5年後に花座を形成し始めました。メロカクタス属のサボテンとしては早いほうであると思います。


その特徴はメロにしては小さな球体(主球)と鮮やかなオレンジ色の花座でしょうね。厳冬期を除き周年開花しそのほとんどが結実します。そして忘れた頃に明るいピンク色の花座を揚げてきます。


それにしても主球が小さい分花座が目立ちます。丁度、兜巾(ときん)の良く発達したランチュウを見ているようです。


 


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メロカクタス属の「ロンギスピナ」実生8年生です。

昨夜の「バイエンシス」に続き、今宵の主役もメロカクタス属の「ロンギスピナ」です。この株は2013年の早春に実生したもので数えて8年目の苗になります。


本日登場するのは温室に残っている二本の苗ですが、いずれもすでに花座ができています。


<一本目>


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<一本目の花座>


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<二本目>


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<二本目の花座>


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二本の苗の間に花座の成長に関して差があります。すなわち一本目の苗の花座は実生6年目あたりから形成されたため既に一定の大きさまで育っています。すでに開花しており、種鞘をどんどん上げてきています。


それに対して二本目の苗の花座はそれから一年ほど後から形成され始めため、まだ本格的な花座の体をなしておらず開花もまだです。


昨日のバイエンシスと比較した場合、本種は花座の形成が数年遅いように感じます。また花座の色はバイエンシスがオレンジであるのに対して本種は白が目立ちます。これはバイエンシスは花座を形成する細刺の色が主体であるのに対して、本種では花座の綿毛が前面に出ていることが原因です。


主球の刺が短く太いものが多いメロカクタス属において本種は長い刺が特徴です。この長い刺と、将来丈高くなってくるであろう白い花座とが組み合わされてどのような姿を形成してゆくのか、興味を持って見守ってゆきます。


 

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メロカクタス属「バイエンシス」

玉サボテンの中でも花座を揚げてきて独特の姿を見せるメロカクタス属のサボテンたち。あたかも刺の強いフェロカクタスの上にマミラリアを載せたような見かけを持っています。


そのメロカクタス属のサボテンの中で今宵の主役は「バイエンシス(涼雲)」です。


2013年春にネットオークションで直径2cmほどの小さな苗を手に入れました。


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こんな苗10本ほどのうち3本が現在まで残っています。


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現在球体(主球)の直径は13cm程度で、ここ数年は大きさの変化が緩慢になってきました。その分花座の部分が毎年段を重ねるように上方に伸びています。


花座の上面では厳冬期を除き周年ピンク色の小さな花が開花します。この花は自家受粉しますので咲いた花のほぼ100%が結実します。


そして画像にあるように花座の上にニュッと伸びてきて、あたかも「早く取ってよ」とばかりに横向きに寝転がります。


この種、3本の苗から年に1000粒以上取れます。最初のうちは丹念に採取していましたが、今は諦めて(あきれて)出てくるたびに廃棄しています。


寒さに弱いメロカクタスと言われていますが、温室のある横浜は温暖の地であるためか冬場の最低気温が温室内では0℃以上で、特に問題はなく過ごしています。


当面、花座を成長させて主球と同じ高さぐらいまで育ててみたいですね。


 


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宇宙殿と宇宙殿レイエシー

二夜続いたエキノセレウスのテーマ。調子に乗り今宵もエキノセレウスの「宇宙殿と宇宙殿レイエシー」を当ブログの主役に持ってきました。


折良く、ちょうど本日両種が今年初の開花を見せてくれていました。水遣り直後の撮影です。


<宇宙殿>


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<宇宙殿レイエシー>


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いずれも2013年春に実生した8年生の苗です。


画像からも見られるように両種には明らかな違いがあります。


1.球体形状(宇宙殿は短球形、レイエシーは縦長の長球形)


2.花の付く位置(宇宙殿は球体下側部、レイエシーは球体頂部)


3.花色(宇宙殿は薄いピンク、レイエシーは濃いピンク)


 


両種は名前が似ていますが明らかに別種でしょうね。生物学的には近縁種と思われますので交配は出来そうですが、あまり気の利いたものができてくるとは思われませんのでやめときます。


むしろこのまま育てて大群生株にして、ピンク花の大群開を見てみたいところです。


 

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紫太陽 実生8年生

昨夜の大仏殿に続き今宵の主役は同じエキノセレウス。実生8年生の「大仏殿」です。二本の苗が残っています。


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元来大変丈夫なサボテンですが、四季の成長の緩急差が大きく球体には年毎に段差ができています。紫色の刺のあちこちに白い綿毛が認められます。これは昨年の開花の痕跡と今年の蕾が出てくる狼煙のようなものです。


この紫太陽、その名はその紫色の刺からきているものと思われ周年その美しさを楽しませてくれます。またその花も、なかなか豪華なものです。


下の画像の花は温室内の高温で少し開きすぎていますが、その豪華な雰囲気は感じていただけるものと思います。


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球体は年とともに次第に丈高くなり、段差も目立ってきますので、初開花してからほんの数年の間がこのサボテンの本当の見頃であるように思います。


 


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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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