花サボテンも開花(2)那須の朝焼け

花サボテンの話題に関するブログ第二夜の今宵は「那須の朝焼け」です。これも推定ロビオプシスのようです。昨夜の「壬生の夕日」同様名前から北関東地方在住の方の作と思われます。


まず 開花数日前の姿です。


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昨日の壬生の夕日よりやや緑濃い球体ですが、やはり短毛丸系統の見かけです。見るからに丈夫そう。


そして開花の画像です。


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かなり濃いピンク色です。派手な色です。北関東の朝焼けはこんな色?


この那須の朝焼け、実は根がとても丈夫です。


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これはスリット鉢の底部から棚上に敷いた敷き砂中に伸張している根の基部です。この後植え替えのため抜き上げてみたところこの根は20cmほどありました。道理で小さな鉢に植えていたのに群生があっという間に大きくなったわけです。


 

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花サボテンも開花(1)壬生の夕日

温室内の温度は連日35℃を超え、サボテンたちの花盛りの季節です。そんな中、うちの温室では数少ない花サボテンたちも開花しています。さすが花サボテンというだけあり、その花の豪華さ美しさではなるほどとうならせるものがあります。


今日は「壬生の夕日」をご紹介します。何年か前に仙友さんから頂いた小さな苗が群生株2苗に増殖しています。


 


開花数日前の画像です。球体が良く見えます。短毛丸系の外観を持つサボテンです。駄物大好きの私にはこの元気そうな緑色の球体を見るだけでも満足です。


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開花中の画像です。


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群開を期待していましたが、意外に花数は少なかったです。もう少しいじめたほうが良かったか?


花の拡大画像です。


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中心部は濃い黄、それから周辺部に行くに従い次第に紅が差してきます。どんな交配をしてこのような花色を作出するのでしょうか。作出者さんのご努力に敬意を表します。


 


そういえば画像をよく見ると真っ赤なタカラダニが花弁の上にいるのが見えます。花粉に誘われてやってきたのでしょうか。


タカラダニがいるということは、あのにっくきアカダニがいてもおかしくはありません。そろそろ二度目のダニ太郎散布をしなくては。


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紅鷹

実生8年生の紅鷹が開花しました。


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花芯が紅、花弁が濃いピンク色のいかにもテロカクタス属のサボテンらしい花です。花弁の凹凸に呼応して金属光沢が微妙に揺らめき、豪華な雰囲気を醸し出しています。


この紅鷹、他のテロカクタス属のサボテン例えば大統領などを含め、うちの温室ではなかなかうまく育ちません。実に簡単に根腐れしてしまいます。植え替えのたびに根を切り詰め、あるいは胴切りしているためなかなか大株まで育ってくれません。


用土や水遣りの仕方などが関係している可能性もありますが、テロカクタスだけ特別扱いもできないので、結果的には生き残った者だけ育てているのが現状です。種取りもうまく行っていませんので、そろそろ外から種子を購入して次世代を養成しようと思っています。


 

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今年は豊年満作だっ! プセウドペクチニフェラ

今年の二月初旬に開花したユーベルマニア属「プセウドペクチニフェラ」。実生7年目の苗の当時の姿です。ユーベルマニア属の例にたがわず、生長点付近にひと固まりになって開花しています。綿棒を使用して交配しておきました。


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そして2か月半後の現在。


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真っ赤な種鞘が20個近く実っています。これで数百粒の種が確保できそうです。ユーベルマニアのサボテンは毎年実生を続けていますが、今年のプセウドペクチニフェラの実生はこれでどうやら安泰です。


 

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難物サボテン「彩虹山」メタボの原因は?

人間様のメタボの原因は喰い過ぎ飲み過ぎと運動不足。それでは飲み食いせず運動も叶わぬサボテンのメタボの原因とは??


このブログにも最近登場している難物サボテン、スクレロカクタス属の「彩虹山」です。


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球体は難物サボテンとしては明らかにメタボ。根元にわずかに見えていますが、袖ケ浦の台に載っています。今日、植え替えのために鉢を持ち上げてみると、鉢底から出た根がズルズルと持ち上がってきました。


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温室棚上には主にパミスを主体とした敷き砂を敷き詰めています。この敷き砂中に鉢底から出てきた袖ケ浦の根が伸び拡がったようです。


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植え替えてからわずか一年足らずでこの長さまで伸びてきました。


彩虹山の自根でしたら多分鉢内で収まっていたことでしょう。球体のメタボの原因はどうやらこの袖ケ浦の遠慮知らずの根の伸長にあるようです。


ちなみにこの鉢から飛び出していた根は、プレステラ鉢であったことから大きな傷を残さずにうまく鉢から抜き取ることができました。その後、この根を残したまま二回り大きなプレステラ鉢に植え付けました。


 


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もはや見頃を過ぎてしまったのか?

花座を形成する柱サボテン、「コリオセファロケレウス アウレウス」の最近の姿です。


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ライオンの鬣のような花座はメロカクタス属のサボテンのような回転対称形ではなく、球体の一方側にだらしなく垂れ下がっています。また、球体も黄色に変色した部分が目立ち、老化を感じます。


 


この同じ株が花座を形成し始めたころの画像です。


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扁平できれいな回転対称形の球体です。この頃がこのサボテンの一番の見頃だったのかもしれません。


さいわい毎年律義に子を吹いてきますので、この株は観賞用という考えは捨てて、親株として育ててゆこうと思います。


 

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<ヤフオク出品情報> 姫牡丹、黒牡丹、亀甲牡丹、メキシカーナ、烏羽玉など13品目を出品しております。詳しくはこちらをご覧ください。

実生二年目のディンテランサスたち

ここ数年メセンにも興味が出てきて、コノフィツムやリトープスなどを実生しています。ディンテランサスもそれらのうちの一つで、属内の種類も少なく、コレクションしやすいもので、せっせと実生を進めています。


ディンテランサスは実生二年目にようやく種としての特徴が出てきて、それまで育ててきた苦労が報われる時期です。


 


<バンジリー(稜耀玉)> ディンテランサスの中でも最もポピュラーな種類。美しい植物です。それぞれの苗が脱皮中ですが早くも分頭するものが現れてきました。


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<ポールエバンシー(南蛮玉)> まるでゴルフボールのような見かけです。表面からは葉緑素がどこにあるのか考え込んでしまうような姿です。


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<ミクロスペルムス・プベルルス(妖玉)>


<ウイルモチアヌス(幻玉)>


大きな4本が妖玉、その左側に隠れるように育っている小さな二本が幻玉です。


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<ラピダリア属・マルガレーテ(魔玉)> かつてディンテランサスに属し、現在はラピダリア属に分離されました。植物というよりはセラミックでできているような外見です。


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これらのディンテランサス属の苗たち、コノフィツムほど育てるのに苦労はしませんが、リトープスに比べればやや気難しいところがあります。


これらの種類のほかに、春桃玉、奇鳳玉などのディンテランサスがあります。また、稜耀玉や幻玉の色違い種などもあります。これらは昨秋実生し現在5mm程度まで育っていますが、まだ種としての特徴は出ていません。このブログへの登場は一年先になりそうですね。


 


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律義者の子沢山:銀冠玉錦

数年前、掻き取った子を接ぎ木して、銀冠玉錦の苗を量産しようとした銀冠玉錦の接ぎ木親苗です。台は竜神木。(どう言う訳かヤフオクに出品されている銀冠玉錦の接ぎ木苗の台はキリンさんや袖ケ浦ではなく竜神木が多いですね。)


その後実生による銀冠玉錦の苗が増えてきましたので、この接ぎ木苗から子を掻き取る事は止めました。


それから後、成長に伴い出てくる疣のすべてから子を吹き始めています。皆金平糖を思わせるような面白い形をした子たちです。


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それにしてもすべての疣から子を吹くとは、実に律義な銀冠玉錦です。


掻き子による銀冠玉錦大量生産のための親苗としての役割はなくなりましたが、これはこれで面白い姿に変貌し始めています。開花も始まりましたので種親としてどんどん大きく育ててゆきたいと思います。


 

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銀牡丹実生6年生

2015年春に奈良の某有名業者さんから購入した種を蒔いた銀牡丹。実生6年生です。こんなサボテンの実生をする人はあまりいないでしょうが、実際にやってみると成長が遅い遅い。3本の生き残っている苗たちです。


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これまで精巧殿やバラ丸とあまり違わない見かけでしたが、ようやく銀牡丹特有のマツカサのような疣がはっきりとしてきました。


苗が三本しかないのでリスクある接ぎ木という選択肢はちと取りにくい。自根のままこのままゆるゆる行く予定です。


 

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花座はまだなの、ギガンティア

今日のブログの主役はディスコカクタス属の「ギガンティア」です。二株ありますがいずれも6年前に実生し、その後袖ケ浦の台に接いでさらに接ぎ降ろしたものです。現在直径7cmほどです。


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ディスコカクタス属のサボテンの特徴としてメロカクタスと同様花座を形成することがあげられますが、これらの苗にはいまだ花座は形成されていません。下の画像の苗は生長点付近の綿毛が豊かになっていますが、これは花座形成の前触れのようなものかもしれません。


その花座は別としてこのギガンティア、刺が素晴らしい。ギムノカリキウム属の黒刺鳳頭に負けず劣らずの漆黒の強刺です。これに純白の花座が加わるとどんな姿に変貌してゆくのでしょうか。


 


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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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