2021/10/31
それでも花は咲く
35年以上前に入手した花牡丹三株。草姿はかなり疲れていますが今年も花を咲かせています。
まずは五十鈴園さんから購入した二株。もともと丈高くなる素性を持つ株です。しかも疣が細く何となく貧弱に見えてしまう苗たちです。しかし毎年律義に花を咲かせます。しかも白地にピンクの中筋が入ってなかなか美しい。
これらの株、時として胴切りしたくなる誘惑にかられますが、どうせそうしてもまた縦長になってくること必定と考え、ただひたすら上方志向に身を任せています。
二和園さんから入手した一株。6年ほど前から生長点のわきから子を吹き始め、その後もあちこちから無計画?に子を吹き続け画像のような無秩序な姿になり果てています。しかも、綿毛や折り重なって疣の谷間にカイガラムシが巣くい、元気が今一。
花は清楚な純白で、花牡丹の名に恥じないものを毎年見せてくれます。
この株は少なくとも5つの子を吹いていますので、近く大手術で分解する計画です。