稜耀玉

昨日に続き今日もディンテランサスのネタです。本日の主役は稜耀玉(Dinteranthus vanzylii)です。象牙色の球体に褐色のスジ。なかなかおしゃれな姿をした植物です。
P2070258a.jpg
これらの苗は2020年の秋に実生したもの。昨年秋に一度植え替えています。御覧の通り赤玉+鹿沼+軽石砂が基本構成のサボテン用土に植えています。
この稜耀玉の変種として体色が”エメラルド”色のものが流通しています。球体色が薄く緑色を帯びたもので大変に美しいものです。
P2070088a.jpg
これらの苗も2020年秋に実生したものです。普通種に比べやや成長が遅いようです。中には球体色が褐色がかったものもあり、種の分離が完全でないのかもしれません。価格は流通量が少ないためか普通種に比べやや高めです。
リトープスとは少し違う育ち方をしているような感じもしますが、ディンテランサスに関する情報は少ないのでしばらくはリトープスの栽培法を基本としながら手探りで育ててゆきます。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

スポンサーサイト



南蛮玉

その姿がリトープスによく似ているディンテランサスはリトープスのように非常に多くの種類がなく、せいぜい5~6種しかありませんのでコレクションしやすいメセンです。ざっと上げると、稜耀玉、幻玉、妖玉、春桃玉、南蛮玉などです。
今日はそのうちの一つ「南蛮玉」(Dinteranthus pole evancii) を取り上げます。
P1250090a.jpg
2019年秋に実生した苗です。別名「ゴルフボール」と言われているように白い球体表面にディンプル状の多数の凸凹があります。質感はセラミックのようにも見えます。
ここ数年すべての種類のディンテランサスの実生を行っていますが、その中でこの南蛮玉はやや気難しいところがあり、水やりを間違えると容易に腐って消えてゆきます。
実生三年目の今年開花を期待していましたが、球体開口から中をのぞいても蕾らしきものが見えません。
開口を人間様の口に見立ててみると、こちらに向かって何か文句を言っているようにも見えます。
この気難しいディンテランサスのご機嫌を正しく読み取れるようになるのはあと数年かかりそうです。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

メロカクタス属の「ロンギスピナ」

今日のブログにはメロカクタス属の「ロンギスピナ」に登場してもらいます。2012年12月に実生した苗ですので実生9年生になります。2株を残してあります。
P1270023a.jpgP1270022a.jpg
種子入手時に「メロカクタスミックス」とありましたが、実際に発芽してきたのはこの「ロンギスピナ」と「マタンザヌス」の二種でした。
比較的小型のマタンザヌスは実生4年生ぐらいから花座ができ始め種の特定は容易でしたが、この「ロンギスピナ」は大型種のせいかなかなかか座ができてきませんでした。しかし幼苗のころからメロにしては棘が長く、その後花座が出て「ロンギスピナ」であることを確信しました。
花座ができ始めたのが3年ほど前のことですから、メロとしても花座が形成されるまでの年数は長いほうではないかと感じます。
長い棘を持ちつつもまだ花座が小さいため、なんとなく落ち着きのない姿に見えます。これからは本体部はあまり成長せずもっぱら花座の成長を見ることになるのでしょうが、全体としてはどのような姿に落ち着いてゆくのでしょうか。


ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

フェロカクタス属「紅洋丸」

今日の主役はフェロカクタス属の「紅洋丸」です。この紅洋丸、いつうちに来たか定かな記録がありませんが2009年の画像から見て2000年代初頭に入手したものと推定しています。実生して20年ぐらいは経過していそうです。

<2009年の画像> 中央にある苗です。このころで径13cm、高さ18cm程度でした。本題からはそれますが、…。画像を見て気が付いたのですが、13年前のこのころはまだプラ鉢を使用せず、駄温鉢を使用していたのですね。
CIMG3503a.jpg
この後ひたすら縦方向に伸び続け高さが25cmを超えてきました。さすがにバランスが悪くなりましたので数年前に胴切りしました。
無事発根しましたが、またまた縦方向に伸び続けて、現在こんな姿に。
P1270024a.jpg
縦長の程度はまだ許せますが、今度は黒カビにたかられて薄汚れた苗に成り下がってしまいました。おまけに根元からカタバミが伸び始めています。
この春早速植え替えてカタバミは除去、ついでにカビ取り剤で汚れた棘を掃除してやりたいと思います。

本来棘よし花よしの紅洋丸。もっと大事にしてやらねばなりませんね。紅洋丸

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

紫帝玉 今年の実生苗

今日はメセンに関するブログです。昨年10月に実生した紫帝玉(Pleiospilos nelii ‘Royal Flush’ )です。
これまでのところは水切れを起こさず、日光さえふんだんに当てておけば機嫌よく育ってくれています。
P2090011A.jpg
ヤフオクで落とした15粒(¥650)の種子を蒔いて4か月後の現在、9本。こんなもんなのでしょうか。
双葉の深紅色と本葉の白粉を帯びた紫色の対比が神秘的。これが植物かと思わせる姿です。

ちなみに下の画像は一昨年秋に実生した一年先輩の紫帝玉です。
P2090010A.jpg
この苗の同期の苗は大失敗をやらかして大半が消えてゆきました。6月ごろまで室内で栽培していてとても美しく育っていたのですが、もう少し色を濃くしようといきなり直射光にあてて日焼けさせてしまいました。
基本的にはかなり丈夫なはずの紫帝玉です。今年はゆっくりと直射日光に慣らしながら色濃く美しく育ててゆきます。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

エキノケレウス属「リンゼイ」

今日の主役はおそらくこのブログでは初登場のエキノケレウス属の「リンゼイ」(Echinocereus ferreirianus v.Jindsayi(Meyran.) N.TayJor )です。
5年ほど前仙友さんから直径2cmほどの苗を頂き現在に至っています。
P1270035.jpg
現在の直径は3.5cm程度でこの5年間余り成長していないようです。しかし棘落ちしたり球体に茶膜が上がってきたりした気配は見られません。
棘よし花よしのエキノケレウスの中でも特に棘に定評ある本種で、この苗もそれなりに激しい棘を見せています。
しかしもう一方の「花」のほうは一向に姿を現してくれません。花筒の太い美しいピンク色の花を咲かせるはずですがいつ実現して見せてくれるのでしょうか。
原色サボテン事典によれば、本種は成熟すると径10cm、高さ14cmほどまで成長するそうです。まだまだ小さいのかもしれません。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

ペクチニフェラ古株

本日の主役は35年ほど前に五十鈴園さんから通販で購入したユーベルマニア属の「ペクチニフェラ」二株です。
通販で段ボール箱に詰められた商品を開封する際のあのワクワク感、懐かしいですね。
自根のままほぼ毎年植え替えていますが、35年後の現在こんな姿になっています。
P1270025a.jpgP1270026a.jpg
根は直径5mmぐらいのものが長く伸びますが、あまり数は多くありません。根の張りもいまいちです。私の用土構成には常にカキガラが含まれており、酸性用土を好むといわれる南米サボテンにはもう一工夫必要なのかもしれません。
それでも枯れもせず現在まで来ています。
両苗とも球体の直径は13cm程度で、この10年ぐらいはそれほど変化していないようです。
下の画像の苗は5年ほど前に、温室内に迷い込んだネコさんが出られなくなってパニックを起こし暴れまわった際の傷跡がのこっています。
いくつかの稜が欠け、未だにこの状態です。いかに成長が遅いかがわかりますね。
ペクチニフェラの稜が欠けると全治十年です。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

ココログのブログを閉鎖します。

およそひと月前にこの「FC2」へ引っ越した「アレオーレのブログ」。前のココログの記事を残してきましたが、すでに大半の記事が「export」「import」でFC2に移転しました。そしてココログへのアクセスも次第に減ってきましたので本日をもってココログにおける「アレオーレのブログ」を閉鎖いたします。
NIFTYさん、9年間の長きにわたりお世話になりありがとうございました。

龍神木に乗る玉牡丹錦

体調不良の今日は軽い内容でお許しを願います。
5年ほど前にヤフオクで入手した玉牡丹錦です。
P1270027a.jpg
余り締まりのない斑模様ですが、季節に関係なく「玉牡丹錦」としての姿を見せてくれます。
画像には定かに表れていませんが、13cmほどの龍神木の台を履いています。
葉緑素の部分が少なく接ぎ降ろしても大丈夫かどうか大いに迷っています。
とりあえず脇芽のような小さな子を吹いていますので、これを袖ケ浦に接ぎ木し、その成功を確認ののちに本体の接ぎ降しを敢行したいと計画しています。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

帝冠の親苗たち

今日の主役はオブレゴニア属の「帝冠」親苗たちです。
4本の苗が画像とともに登場します。

P2030013a.jpg
この苗は実生9年生実根の大疣系の苗です。直径は8cm程度でそれなりに大きくなってきました。

P2030014a.jpg
この苗も上記の苗と同時に実生した9年生の自根苗です。一つ一つの疣が小さな分多くの疣が重なって年季を感じさせてくれる苗です。

P2030015a.jpg
この苗も実生9年生の実生苗ですが、実は斑入りの苗です。暖かくなると斑の部分が浮き上がってきますが今の時期はごく普通の帝冠です。斑入りの分だけ上の二株より成長が遅いですね。

P2030016a.jpg
この苗も実は斑入りなのですが、冬の間は斑が消失します。実生してから5年経ちますが袖ケ浦の台を履いています。

この数年これらの苗が多くの種子を提供してくれました。実生1~2年の幼苗が200本前後育っています。今年はこれらの親苗には休んでもらい球体を充実させてやりたいと思っています。

ワクチン副反応は接種3日目の今日かなり緩和されてきましたが、未だ体温が37度あります。
ニュースによれば高齢者の三回目のワクチン接種は未だ35%とか。エッセンシャルワーカーや上級国民でもない私がこのような早い順番で接種できたことは幸運だと思います。早く接種が大多数の国民に行き渡り、平穏な日々が訪れることを願っています。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

フリーエリア

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR