子吹き黒王丸

2013年にメサガーデンから導入した6種の黒王丸種子。そのうちの一つが特徴的な形態を現しています。
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黒王丸にしては扁平な球体。球体の周りにはグルリと子株をまんべんなく吹いています。球体色は緑味が濃いです。棘色は漆黒ではなく基部あめ色先端が黒色です。
このタイプの苗が三本育っています。
一般に流通している黒王丸とかなり様相の異なる株ですが、現在主頭の直径が10cm程度あり大型の群生に育ってゆく未来を予感させる株です。現在の自根のまま大事に育ててゆきたい株です。

今日はこの夏で一番暑さを感じさせる一日でした。自宅マンションのベランダからは一望に多摩川河川敷の野球グラウンド10数面が見渡せます。早朝から若者たちの元気な歓声がこちらの室内まで聞こえてきます。ただ、この灼熱の気候の元、若者といえども中には熱中症にかかるものも出るのではという暑さでした。案の定、昼過ぎに救急車がけたたましいサイレンとともに河原に出動していました。
かくいう私も、灼熱の温室内でフラフラしながら水遣りをしていましたが、そこは経験豊かな老人、早々に切り上げて退散する勇気?も持ち合わせておりました。


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綿でできたトルコ帽

今年になり花座の形成がはっきりしてきたメロカクタス属の「層雲」。袖ケ浦の台を履いていることもあり花座の発達が急です。
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これからどう変化してゆくのかまだわかりませんが、現状を見ると他のメロカクタス属のサボテンの花座とはかなり様相を異にしています。ふわふわとした純白の綿毛が球体頂部を覆うように発達してきました。
不謹慎ながら、昭和40年代の公害華やかなりし頃の二子玉川取水堰付近の洗剤の泡を思い出してしまいました。

首題とは関係ないことながら、ひどい時代でした。今は4割近く再生水が流れているといわれる多摩川ですが、鮎が遡上するまでになっています。

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出てきたぞ!黄金の棘

この春から通風栽培室に移動した金鯱。狙い通りの黄金色の棘が出てきました。
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比較のために昨年7月の画像を下に掲載します。
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昨年まではガラス温室内の棚上に置いていました。素ガラス直下です。

置き場所を変化させて異なった要素は、
1.通風の有無。
2.温室は天面のガラスで紫外線が30~40%カットされるのに対し、通風室の天面はプラスチック波板であり、ガラスより紫外線が多く透過すると思われる。
3.温室内より通風室のほうが湿度が低い。
などです。

取り敢えず通風室を作成しそこに置いた金鯱に狙った効果が表れてきたので、うれし涙を流しています。←ウソです

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「ナザセンシス」と「陽炎」、迷惑メール

私の温室ではマミラリア属のサボテンはあまり多くありません。しかし「ナザセンシス」と「陽炎」とは気に入っているサボテンでもあり、複数の苗を育てています。

<ナザセンシス> 実生3年生。直径は3cmほどの小型サボテンです。
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<陽炎> 今年2月に播種した幼苗たちです。まだ直径は5mmほど。
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「ナザセンシス」は「陽炎」の変種であるといわれていますが、私にはどちらでもよろしいです。これらの苗を見ていると「陽炎」のほうが主刺や側刺から生えている微毛が豊かであるように思えます。そうすると「陽炎」の名も納得できます。
原因不明で急に腐って枯れることもある気難しいマミラリアですが、あまり大きくならず球体や棘、そして花も小ぶりにかわいいところが気に入っています。

<迷惑メール> このところ私のPCにはいわゆる迷惑メールが次々に送られてきます。大手通販会社や、クレジットカード会社を名乗ったものが多いですが、いずれもこちらの個人情報やクレジットカードに関する情報を聞き出そうというもの。よく見ると日本語がたどたどしいものがほとんどで、容易に見破ることができます。
これらのメールの最終的な目的は他人の金銭を不法にかすめ取ろうとするもの。確かに迷惑なメールですが、そんな生易しい名称ではなく、「詐欺メール」、「犯罪メール」と名付けたほうが実態に即した適正な名称であると思っています。

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バルクテンシス、えん罪

コピアポア属の「バルクテンシス」群生株が真夏のこの時期地味ではありますが黄色花を咲かせています。
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2013年に入手した株の子株を外して育ててきたものです。その後、多くの子を吹いて現在のような群生株になりました。主頭の周囲にグルリと子を吹いて良い姿の群生ですが、一部ダブっている個所もありそこにある子株は外したほうが見栄えが良くなるかもしれません。しかし、原則群生は成り行きに任せることにしていますので、よほど目に余る状態にならない限りはこのまま行こうと思っています。

<冤罪・猿罪?>
件のエテ公君、麻酔銃で撃たれた後、釈明の場を与えられず殺処分に付されました。猿だけにひょっとしてエン罪だったかも。まあ、エテ公君は言葉はしゃべることはできませんし、多くの怪我をされた方々のことを思うと妥当な処分だったのでしょうね。昨日の死刑執行のニュースもあり、死刑制度について色々思う一日でした。

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みいつけた! 亀甲牡丹ヒントニーの斑入り苗

2013年春に実生した亀甲牡丹ヒントニー。たくさん蒔いた種から発芽した苗たち、そのうちの30本ほどが生き残っていますが、最近その中の一本に斑が入っているのを見つけました。
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きわめて遠慮がちな斑入り苗です。このまま成長に伴い消えてゆく運命なのかもしれません。
それにしてもサボテンの斑とは不思議なものです。瑠璃兜錦のように明らかに遺伝してゆくものや、この苗のように普通の斑の無い親からの種の一部に突然現れるものなど。そして時とともに斑が消えてゆくものなど。
劣勢の遺伝子が陰に隠れてチョコチョコといたずらしているのでしょうか。
まあ、いわば四葉のクローバーみたいなもので、大の大人が一喜一憂するほどのものでもないですかね。

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遅れてきたやつら

普通、播種して1か月以上一つの発芽も見いだせない場合はその実生を断念して、用土ごと廃棄してしまいます。しかし、中には事情があって廃棄せずに残しておき、幸運にもその後発芽に恵まれることもたまにあります。今日のブログはそんな例を二つほど…。

<奇想丸> 昨年11月に自家採種したものを取り蒔きしました。100粒近く蒔いたうち発芽したのは1本だけ。これは早すぎる蒔き時期が原因でそのうち出てくると思いずっと放置していました。
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最近気が付いたのですがあちこちから発芽が始まっています。
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緑色の苗は最近発芽したもの。中には既に棘を見せている苗もあります。おそらく春ごろから徐々に発芽が始まっていたのでしょう。

<カルメン玉> たにさぼ実生倶楽部さんから第96回種プレでいただいた種子を昨年12月に蒔きましたがウンともスンとも言わず半年以上が経過しました。もちろん冬季には30℃近くの温度に加温していました。普通ならとうに廃棄しているところですが、「カルメン玉」の名に惹かれズルズルと廃棄を引き延ばしていました。
最近になり二本の苗が発芽しているのに気が付きました。
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姿形からしてごく最近発芽したものと思われます。蒔いてから7か月も経過していたことになります。

いずれも植物の持つ「時間差攻撃」の結果であると思われます。そのサボテンの持つ特有の時計は私たちからは見えません。気の長い話ですが、蒔いたままずっと待ち続けるよりないような気がします。
殻の厚いフェロのカルメン玉などは酸処理によって多少は早まるのでしょうか。

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夏もひたすら…

一般にサボテンの実生は春が適期とされていますが、私は一年中やってます。当然真夏の今も。
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御覧の通りいろいろやっていますが、中心は初夏に結実した牡丹類。黒牡丹、亀甲牡丹、岩牡丹、花牡丹、竜角牡丹などです。これら牡丹類の他、春から秋に不定期に結実する菊水や銀冠玉など。及びネット経由で入手した花籠など。
この時期は日差しがきついので、直射は避けますが薄日が当たる環境を与えてやることは必要です。それと用土を乾燥させぬこと。
腰水するとカビが発生する時期ですので、それは使わず結構水遣りには気を遣う時期でもあります。
採れた種を来年春まで持ち越すのは、性急な私の性格に合いませんし、それにこの時期は要領さえつかめば結構成長も早いですし…。
自らの意思で逃げることができないサボテンさんたちは、こちらがその気になれば一年中いつでも付き合ってくれます。その心意気に応えて、しっかりと育成を進めてやりたいものです。

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掻き子して挿し木へ

私はこれまで接ぎ木の穂を得る目的を除き、吹いた子を掻き落とすことはありませんでした。なるべく自然に任せ、その中で偶然に出来た美しい群生を得たいと思っているからです。
しかし何故か今日急に気が変わり、掻き子を取って挿し木をしたくなりました。その理由は本人にもよくわかりませんが、多分新栽培室ができ、そしてヤフオク等で一部のサボテンが引き取られていった結果、温室内に空きができたのも一因ではないかと...。
思い立ったが吉日。早速目立っている数本の子吹き株の子を掻き落としました。
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上から時計回りにツルビニカルプス属「黄棘長城丸」4つ、マミラリア属「桜月」7つ、そしてツルビニカルプス属「ラウイ」2つです。
この後切断面に発根促進剤「オキシベロン」を塗布し、数日乾燥させたのちに燻炭を混合した赤玉土に挿し木する予定です。
気温の高い時期ですので、秋までに発根して成長開始してくれることを期待しています。
まあ、気まぐれなアマチュア栽培者に面倒を見てもらわざるを得ない立場にあるサボテンさんたちもさぞや身の毛や棘がよだっていることでしょう。

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大群開に向けて、そしてCショック

ロビプシの「壬生の夕日」。数日前から多くの蕾をあげていましたが、一斉に開花しました。
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もともと丈夫なロビプシのこと、普通に栽培しているとどんどん子を吹いて群生化してきました。花の美しいのはわかっていましたので、大群生株を作ればそのうち大群開が始まると期待していました。
今回は群開はしていますが”大群開”とまではいかないようです。それに夏のこの時期は花の一つ一つの大きさが小ぶりになり、豪華さや美しさが少し欠けます。
今年は今後出てくる蕾は掻き落とし株の充実に専念します。来年に期待です。

<Cショック> 物価の高騰が話題になっている昨今です。昨日カシオで一番安い腕時計を買い換えました。6年前に買った同モデル、実に正確でこの6年間に生じた誤差は30秒程度。さらにストップウオッチや、アラーム機能付き。おまけに超軽量(20.5g)ですので、ランニングやゴルフのプレー時には手放せない優れものです。このモデルを買い換えるのは今回が三度目ですが、買い替えのきっかけはいずれも時計本体の故障や電池切れではなくバンドの疲労破壊。時計本体は今でも正確に時を刻んでいます。でも価格が¥980でほぼ一年中使用しているので文句は言えません。しかし今回の買い替えでショックだったのは価格が¥980から¥1540に値上げされていたこと。時計裏面に小さく「made in China」と刻印されています。円安の影響大なのでしょうか。
ちなみに私は大のカシオの時計ファンで、このカシオで一番安い時計とともに一番高い時計「オシアナス」も持っているのですよ。まあ、一番高いといってもカシオですから、”スズキで一番高い車”と自慢しているようなもんなんですケド。

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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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