帝冠実生苗

ここ二年間、オブレゴニア属の「帝冠」をせっせと実生しています。P8260459.jpgP8260458.jpgP8260457.jpgP8260456.jpgP8090090.jpg

実生した時期や育ちの良し悪しで大きさには差が出ています。それほど丈夫なサボテンではありませんので、ポツリポツリと脱落してゆく苗が出てきますが、150本を超える苗がありますので大勢に影響なしです。
今のところ全て自根で育っていますが、育ちの悪い苗はこの秋に実生接ぎしようと考えています。育ちが悪いだけで私の退屈しのぎの対象になる苗たちにはお気の毒なことですが。
これまでの経験では、袖ケ浦を台にして帝冠を穂として載せた場合の相性は悪くないです。

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地久丸

今日の主役は久々に登場の地味サボテンウィギンシア属の「地久丸」です。
歴史を紐解くと、昨日の「巨鷲玉」同様たにさぼ実生倶楽部さんの第56回タネプレでいただいた種子を実生したものです。
で、9年半後の現在の姿。二本の苗を残しています。
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上半身は深い緑色を呈していて若々しさを保っていますが、下半身はさすがに色あせてきて年齢を感じさせてくれる姿になってきました。毎年開花して自家受粉し、多くの種を提供してくれます。
一昨年の種を実生した苗が10本ほど直径2cmぐらいの大きさにまで育っています。
もう何時でも引退しても良い苗たちですが、サボテンですからまだまだ現役で行きそうです。

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巨鷲玉 開花二年目

フェロカクタス属の「巨鷲玉」が開花寸前です。
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この巨鷲玉は初めてたにさぼ実生倶楽部さんから「タネプレ(第56回)」でいただいた種子を2013年3月に播種したものです。実生2~3年目で根がこじれる等の問題を無事通過した数本の苗が生き残っています。上の画像の開花株はそのうちの一本ですが、もう一本ある苗はまだ開花の気配はありません。
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もともと棘をめでるためのサボテンですので開花しなくともいいのですが、健康状態は気になります。一応成長点は動いているので、大丈夫でしょうか。
これらの巨鷲玉、実生8年目の昨年が初開花でした。昨年は8月22日に開花しています。遠慮がちに開花する姿が初々しいです。
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今年の開花は約一週間遅れ。年齢を重ねるとともに開花が少しずつ遅くなるという法則に従っているようです。

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「金冠」の根をチェック

8月23日の記事「この症状は?」で球体に茶色のスポットが出たエリオカクタス属の「金冠」をチェックしました。

まず症状を再掲します。こんな具合。気になる症状です。
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成長点を精査。きれいです。秋の成長を開始しているように見えます。
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サボテン健康診断の王道、抜き上げて根をチェックしてみました。
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根腐れはしていませんでした。今年の4月に植え替えたのですが、少し根張りが悪いようです。

取り敢えず少しだけ根を切り詰め、新しい用土に植え付けました。
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これで問題解決したかどうかわかりませんが、まだ温度が高い時期ですのでサボテンの生命力に賭けてみます。

<月面着陸機「オモテナシ」> 史上最小の機体で月面に着陸する宇宙航空研究開発機構(JAXA)の実証機「オモテナシ」が29日、米国の新型大型ロケットで打ち上げられるそうです。科学技術の発展にとり大変に素晴らしいことです。しかしこの「オモテナシ」なる名称、何とかならなかったのでしょうかね。センスねえなあ、と感じるのは私だけ?

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岩牡丹錦

5年ほど前にネットオークションで入手した「岩牡丹錦」。ずっと龍神木の台に載っています。
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入手した当時は緑と黄色(斑)の部分とが半々ぐらいの割合でしたが、現在黄色の部分の割合が大きくなり全斑に近い姿になっています。わずかに成長点近傍の部分に緑色が垣間見える程度です。
いつか接ぎ降しをしようと企んでおりましたが、こんなに斑の部分が大きくなった現在「こりゃもう駄目かな?」という心境。緑の部分を拡大するうまい手立てはないものでしょうか。

<ホールインワンの予感> 最近、なぜかホールインワンするのではないかという予感があり、ゴルファー保険加入手続きを取りました。保険の有効期間は、来月9月1日から始まります。
先週いつもプレーしているゴルフ場の最終18番のショートホール。ピンまで145ヤードを6番アイアンで打ちましたが、珍しく完璧な手ごたえ。高く打ち出したボールはピンに向かって一直線に飛んで行きました。あっ、こりゃ入りそうだわ、保険はまだだけど、と思った直後、ワンバウンドしたボールはピンを直撃し「ガシャッ」という音が聞こえました。
「ヤッター」、そして「やっちまった」という感覚が半分半分。
しかし、しかし、残念ながら、ボールはピンの左横50cmほどのところに止まっていました。これを幸運というべきかどうか?
あのホールインワンの予感はこれだったのでしょうか。相変わらず少しだけずれているな、私の第六感。

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ステノカクタス

昔はステノカクタスとは言わず「多稜玉類」と言っていました。その後「エキノフォースロカクタス属」と長い名前に変わり、そしていつの間にか「ステノカクタス属」になっています。
今日ご紹介するのは、うちの温室にいるステノカクタス属のサボテン3苗です。

<千波万波> 実生9年生自根苗です。数年前から双頭化が始まりました。稜の数が多いステノカクタス属ですが本種はその中でもひときわ稜が多いのが特徴です。また、純白の棘が美しいサボテンでもあります。
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<振武玉> 槍のように上に向かって伸びる長く強い棘が特徴のサボテンです。一度根腐れして胴切りしています。成長再開後、今度はダニにやられました。
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<名称不明種> 30年ほど前に友人から譲り受けた苗です。二度根腐れして胴切りしていますが、何とか生き永らえています。現在根腐れはしていませんが球体下部が木質化しており、再度胴切りしたくなる姿になっています。
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私はどうもステノカクタス属のサボテンとは相性が悪いです。根腐れを起こしやすく、胴切りして発根→再成長→根腐れのサイクルを繰り返しています。用土が合わないのか、あるいは水遣りが多すぎるのか。

<ラベル> サボテンの数が増えだしたころから、全ての鉢にラベルを差すようにしました。ラベルなどなくともすべて頭の中に入っているのですが、悲しいかな年齢とともに必要な時に頭の中からなかなか出てこなくなりましたので。
ラベルプリンタはブラザーの「p-タッチ」を使用。12mmのプラスチック板に貼り付けています。大きさに限度がありますので、記載する事項は「属名/種名」と「苗の入手時期、或いは播種時期」が必須であとは必要に応じてFNなどを入れています。なお、最近は前回の植え替え時期も記憶だけでは怪しくなってきたのでプラ板の裏側に別のラベルに記載して張り付けるようにしています。

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接ぎ降し成功を確認:銀牡丹

徳島カクタスクラブのガッテンさんから頂いた「銀牡丹」。袖ケ浦の台から接ぎ降ろして一年弱、ようやく自根での成長が始まったようです。
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もともとガッテンさんから頂いた当時は大きな袖ケ浦の台に単頭の銀牡丹が載っていましたが、その後猛烈に子を吹き始めました。接ぎ降ろして成長開始した現在、全体に子を吹いて主頭がほぼ見えなくなる状態になっています。
来年は美しいピンクの花の大群開を見ることができるものと期待しています。

<機影> 川崎の自宅マンションは多摩川の土手の上に立っています。多摩川河口からは5km以上上流側にあると思いますが、多摩川が大きく蛇行しているため、多摩川河口対岸側にある羽田空港が真正面に見えます。夜間になると離陸、着陸するために上空を旋回する航空機の明かりが良く見えます。
最近PCを見ていて衰えた視力回復のため、この上空の機影が同時にいくつ見えるか目を凝らしています。
午後8時ごろ、ちょうどディズニーランドの花火が遠くに見えるころ、同時に9機見えたのがこれまでの記録です。航空管制官の方の仕事の大変さが伝わってくるような情景です。

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白珠丸群生株の開花始まる

マミラリア属「白珠丸」の開花が始まりました。もう30年以上も付き合っている群生株です。
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御覧のような大群生ですが、開花するのはポツリポツリ。決して他のマミラリア属のサボテンたちのように群開して花輪を作るようなことはありません。
毎年開花は秋に始まり早春までだらだらと続きます。
現在群生の直径は35cm程度で、数百頭の子株が群生を構成しています。群生は全体として略半球形ですので、一つ一つの子株は多分ロクロ首のような形状になっているものと想像できます。
大群生株で怖いのは中心部の枯れ死です。これが起きると群生を救うためにバラさねばならないことが多いです。しかし数十年かかってこのような群生になった株ですので、それはほぼこの群生株の実質的な死を意味します。
そのためにも、恐る恐る水遣りをして、そして殺ダニ剤の定期散布を怠りなく実施しています。

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この症状は?

2013年春に実生したエリオカクタス属の「金冠」。二株残っています。球体直径は棘を含まず10cm前後。それらの画像です。
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元来丈夫なサボテンで、この9年順調に育ってきました。この数年は成熟したのか余り大きさが変わらなくなってきました。
気になるのは下の画像の苗です。稜の部分に茶色のシミが多くできています。
日焼けの後遺症か、ウイルスによるものか、あるいは根腐れしているのか。単なる老化?
取り敢えず明日抜いて根をチェックしてみます。

<残土の処理> サボテンを栽培していると植え替えによって結構な量の残土が出ます。当初庭の一角に残土による小高い場所を作って野菜を栽培していました。残土といってもサボテン栽培に使用していたものは土の団粒構造や肥料分も残っており野菜は良く育ちます。しかし、それだけでは処理しきれなくなって、台木(袖ケ浦)やエケベリア(七福神)の栽培にも転用していました。最近はそれも限度が来て、一部一般ごみに出しています。ゴミとして出すことに今のところ問題はなさそうですが、なにか後ろめたさのようなものを感じます。良い再生利用方法がないだろうかと模索中です。

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白条般若?

4年ほど前にヤフオクで「白条ランポー」として入手した種子を育てたものです。
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「ランポー」と名乗るのはかなり苦しい姿です。むしろ「白条般若」あるいは「白条盤石」が適当であるようです。
”作者”はよくある「白条般若」と「ランポー玉」とを掛け合わせて白条を有するランポーを作りたかったのでしょうが、そうは問屋が卸さなかったようです。
多様な姿を持つアストロフィツム属のサボテンたち。表面的には純粋種であっても、すでにいろいろな属内の血が混ざっていることが多いようです。
この「白条??」は交配には使わず、鑑賞するだけにとどめておきます。鑑賞だけでしたら結構良い姿に育っています。

<新川二朗さん逝く> 「東京の灯よいつまでも」の演歌歌手新川二朗さんが亡くなりました(享年82歳)。父の出身地(石川県羽咋郡)と同じということもあり親しみを覚える歌い手さんでした。あの鼻から天へ抜けてゆくような歌声なつかしいです。♪♪ 雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目にやさしく浮かぶ ♪♪

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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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