2022/09/30
成長点の”点と線”
ここ川崎の市街地ではすでにセミの鳴き声を聞くことはなくなりました。ここ数日、日本女子オープンゴルフ選手権をテレビ放映している紫カントリークラブすみれコース(千葉県野田市)ではまだヒグラシの鳴き声が聞こえます。ただ心なしかその声は弱々しくうら寂しさを感じさせます。季節は既に秋になったようです。この週末はまた30℃を超えることもあるそうですが…。
今日の話題は綴れた成長点とその球体の成長についてです。
2019年の6月に実生した菊水です。ヤフオクで「菊水綴化」と謳われた種子を蒔いたら本当に多くの綴れた苗が出てきました。そのうちの寄せ苗二鉢です。
明らかに成長点が綴れた苗のほうの成長が早いです。
見方によっては、成長点が線状になったのだから成長が早いのは当たり前、という考え方もできます。
しかし、植物の成長におけるインプットとアウトプットという観点から考えますと、インプットに関しては根から吸い上げる水分や肥料分はもとは両者同一のはず。光合成する球体面積も同一のはず。なのにアウトプットとしての成長が異なるのは納得がいきません。
アウトプットに関して成長点が点になっているのは、そこが成長に関するボトルネックのようになっているのでしょうか。
それが点から線に変わってボトルネック部が拡がり、成長に弾みがついた??
そんな妄想をする秋の夜長です。
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