いつ見ても美しい「ジョンストニア」

フェロカクタス属のサボテンに対して美しいという形容は少し失礼かもしれませんが、この「ジョンストニア」はやはり美しい。
PB290563.jpgPB290564.jpg

いっちゃんさんから頂いて4年ほど経つと思います。王冠竜の台に載っていると聞いていますが、安定して成長を続けています。自根苗より安心感もあります。
この美しさの素は棘の色にありそうです。やや飴色がかった木質感のある色が何とも言えません。
今年の春からずっと通風型栽培室で管理してきましたが、昨日温室内に戻しました。虎の子の一本、寒さに当ててこじらせては元も子もないですから。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

スポンサーサイト



疣が渦巻く「アロンソイ」

8年前に実生したツルビニカルプス属の「アロンソイ」自根株です。球体が扁平に育ち見ごたえが出てきました。
PB290458.jpg

ネットで検索すると若い苗が多く出てきますが、年季を積んで疣が連なるこんな株もいいものです。特にこの株は疣の連なりがはっきりとした螺旋を描いています。扁平な球体とその上に描かれた螺旋状の疣の連なり。見ていて何となく心が落ち着きます。


ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

勝つと思うな、ペクチニフェラ錦

コスタリカ戦、残念でしたね。「勝つと思うな、思えば負けよ…」。思わず美空ひばりの「柔」を思い出してしまいました。次戦での健闘を期待したいところです。

ところで今日のお題はユーベルマニア属の「ペクチニフェラ錦」です。4年前にネットオークションで「ペクチニフェラ錦」の種子を入手。現在6本の苗が生き残っています。
PB090039.jpgPB090037.jpgPB090024.jpgPB090025.jpgPB090022.jpgPB090021.jpg

いずれも斑は入っていますが、極めて小さなものが多く残念な状態です。わずかな望みは、それらの斑が成長点付近に多く集まっていることで、これからの成長につれ斑の範囲が広がってゆく可能性が見て取れます。
成長遅いペクチニフェラですが、あまり大きな期待を持たずに気長に今後の変化を見極めてゆきたいと思います。

一つおまけですが、2013年に小さな苗として入手した「ペクチニフェラ」(斑なし)の苗です。このところの気温の下降につれて斑入り苗のように球体色が変化してきました。
PB090030.jpg

この苗には「紅葉ペクチニフェラ」とでも名付けたいところです。


ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

さらに怪奇度を増す

11月9日のブログでご紹介したディプロソマ「ルックホフィー(luckhoffi)怪奇玉」。その時の画像です。
PB090217.jpg

そしてそれから3週間後の今日、双葉の間にあった突起状の部分が大きく成長してきました。
PB260132.jpgPB260134.jpg

まあなんと言うか、気味悪く美しいですね。緑色のガラス細工の様です。この新しく大きくなった部分、二対目の双葉になってゆくようにも見えます。そしてその付け根のあたりからは次の双葉らしきものが。
この部分が花になってゆくものと思っていましたが、それはまだまだ先の様です。
この先どのように怪奇度を増してゆくのでしょうか。楽しみではあります。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

新設栽培小屋はもう満杯

今年の4月に新設した通風型栽培室の現在の様子です。あっという間に満杯になっています。

東側開口部から西方向を望んでいます。画像左側が南方向。南側には一段の棚を設けています。一方画像左側の北側には二段の棚を設けています。日照の方向を考慮してのためです。
PB260060.jpg

この画像は上の画像とは反対側、すなわち西側開口部から東側開口部を望んでいます。東側開口部には送風機「風太郎」を置いて、常時風を送っています。
PB260059.jpg

南側の棚です。コノフィツム、リトープス、ディンテランサスなどのメセンを置いています。
PB210474.jpg

北側棚上段。ここは常時日照が当たるエリアです。主にフェロカクタス属やエキノカクタス属の大きめのサボテンを置いています。
PB210476.jpg

北側棚下段です。手前側はユタエンシス、奥側はハオルチア類を置いています。この棚は冬になると奥まで日照が射しこみますが、夏場は手前側半分しか当たりません。
PB210475.jpg

栽培室を新設した当初、心配した地域猫による害、および盗難は今のところありません。あとは厳冬期にこの開放型栽培室内がどれほど冷え込んで、それによる植物の傷みがどれほど出るかが気がかりです。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

リトープスがことごとく結実しました

今年の春に通風栽培室に移して育てているリトープスたち。昨年までは空き家二階の居室内で育てていました。そこではサーキュレターを回して通風を図っていましたが、やはり日照量が絶対的に不足していたようです。今年は通風栽培室で日照も十分になり、秋には実生3~4年の苗が見事に開花しました。
そしてそれからひと月が経過。それぞれの苗には申し合わせたように種鞘が載っています。

<コレオルム>
PB210285.jpg

<グラウディナエ>
PB210332.jpg

<白花黄紫薫>
PB210300.jpg

<光陽玉>
PB210347.jpg

特にこれらの苗に交配作業をしたことはありません。リトープスは自家受粉するのでしょうか。
それとも開放型栽培室ゆえ、風媒あるいは虫媒があったのでしょうか。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

ディヒューザ古株

今日の話題はロフォフォラ属のディヒューザ(翠冠玉)の古株について。30年ほど前に友人から頂いたディヒューザ4株が生き残っています。

(1)
オーソドックスな形状を保っています。現在の球体直径は10cm程度。ここ10年以上サイズは変わりません。不思議なことに背も高くなっていません。老化のためか疣の形状が不鮮明になっています。
PB140022.jpg

(2)
上の苗と似ていますが、成長点が不鮮明になりつつあります。
PB140019.jpg

(3)
オーソドックスな形状を保っています。子をたくさん吹いています。
PB140021.jpg

(4)
この株だけ変な形状の疣を持つ苗に化けました。球体側面全体が黒化してもう枯れるのかと思いましたが、新たに成長点から三角錐の疣が出始め現在に至っています。ここ数年多くの子を吹いてきて完全復活を印象付けています。子株の疣は親に似ず凡庸なものです。ちなみにこの株だけ変身後花を咲かせていません。
PB140020.jpg

私のサボテンの歴史を象徴するような苗たちですので、これからも大事に育ててゆきたいと思います。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

残った新天地二株

9年前に実生した新天地(錦)。200本近く発芽し大半が成長しました。その後余剰苗の分譲やヤフオク等で次第に数が減り現在二本の株が残っています。

大きな方の苗。球体の直径は14cmほどに育ちました。大きく育つ新天地の本領を発揮してきたようです。このぐらいの大きさになると植え替えがしんどくなってきます。また温室内に占める場所もばかになりません。
逆に実生自根ですんなり育ってきていますので、きれいな見かけを保っておりそれなりに観賞価値らしきものも出てきました。
PB140521.jpg

斑入りの苗のほうです。もともと「新天地錦」の名で入手した種子でしたが、斑入り苗の出現率は10%未満でした。それらの中で比較的良い斑回りの苗を残したつもりですが、やはり母数が少ない中の選抜苗。どちらかと言えば残念な斑まわりの結果になっています。
PB140522.jpg

おそらく私よりはずっと長生きしそうなこれらの苗。栽培を引き継いでくださる方にも愛されるよう、美しい姿を保っておきたいものです。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

メセンいろいろ

最近は自らの年齢に逆らって植物たちへの興味が拡がりつつあります。メセンの分野では定番のリトープス、コノフィツムに始まり、種類の少ないディンテランサスの分野ではその収集もほぼ制覇しました。このところは、さらにその周辺のメセンにも触手を伸ばしております。

<タンクアナ プリズマチカ 赤嶺> 赤嶺とは地味な名前ですね。身割れしやすいです。
PB190009.jpg

<プレイオスピロス 巨鳳> ブドウみたい名だが字が違います。
PB190007.jpg

<マルガレッティー 魔玉> 陶器のような質感です。
PB190005.jpg

<プレイオスピロス 鳳卵> まだ幼苗で下の帝玉と区別がつきません。
PB190004.jpg

<プレイオスピロス 帝玉> よく見るやつです。
PB190003.jpg

<プレイオスピロス 紫帝玉> 帝玉が紫色に変色した変種で観賞価値も値段もグンと上がります。
PB170049.jpg

<タンクアナ ヒルマリー 明玉> ボヤッと生きている感じの植物です。
PB190002.jpg

<ギバエウム コンプトニー 鶴翠玉> アルギロデルマにも似ています。きれいな花を咲かせるようです。
PB140126.jpg

一応双葉型で丸いものを集めているつもりです。そんなメセンはアルギロデルマを含めまだまだありそうです。慌てず、目についたものを少しずつ集めてゆきます。


ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

銀冠玉中苗の救済接ぎ

実生6年生の銀冠玉の見かけがひどく悪くなってきたため抜き上げたところ根腐れしていました。数年前の赤ダニの被害から立ち直れなかったようです。球体の下部から患部が見えなくなるまで少しずつスライスしてゆき、結果球体は半分ほどになりました。太めの袖ケ浦がありましたのでそれを台に救済接ぎしました。接ぎ面の直径は4cmほどです。
いつものように伸縮性包帯で固めに固定。二週間後に外しました。その時の画像です。
1102.jpg
接いだのが10月中旬で、時期的にはあまり良くありません。置き場所も当初露天の縁側でしたので全く動きがありませんでした。その現状を見て悔い改め、まだ暖かな温室内に移動しました。それから1か月後の現在の姿です。
PB210436.jpg
まだ成長点には動きがありません、しかし漸く疣が膨らみ始め、疣表面のかさぶたのような組織に膨張によるひび割れが出てきました。色々悪条件がありましたが、ひとまず救済接ぎは成功したようで一安心です。
これからの季節、どんどん気温が下がりますので本格的な再成長は来春からでしょうね。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援してくださいます方は下のバナーへ応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村 にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

フリーエリア

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR