精巧殿古株

40年ほど前に二和園さんで購入したツルビニカルプス属の「精巧殿」。いまだに覚えていますが、これを買うといったときに園主さんが発した言葉は「これは少し高いよ。」。確かに当時安サラリーマンだった私が買う苗は皆200円以下。この精巧殿は1000円でした。直径が2cm足らずの小さな苗でしたが、でも今から思えば良い買い物でした。
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苗の姿は単頭ではなく複雑なことになっています。順を追って説明しますと、まず赤ダニの被害に会い成長点が病んでいる間に球体下部から二つ子を吹きました。現在この子は大きくなって直径が4cm程になっています。
その後主頭が二つに分頭して現在のような二頭株の姿になっています。
誕生してから少なくとも40年経過している精巧殿。決してバランスの取れた美しい姿とは言えませんが、年数を経た苗の貫禄のようなものは感じることができます。
今後もこの苗の欲するところに従い、自由に成長させてゆきたいと考えています。

今年も一年、つたないブログをご覧くださりありがとうございました。来年も体力・根気の続く限りこのブログを続けてゆきますのでよろしくお願いいたします。


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四頭の振武玉、さらに子を吹く

実生8年生のエキノフォースロカクタス属(あるいはステノカクタス属)の振武玉。拗れた結果4頭に分離しました。
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まあ、我慢のできる変身です。うちの温室ではエキノフォースロカクタス属のサボテンは素直に育ってくれません。なにが原因かいまだによくわかりませんが、この振武玉はどちらかと言えばよい方向に拗れたものです。
ふと根元を見ると子を二つ吹いていました。
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親株はこの一本のみですので、子株を吹いてきたことは大いに歓迎です。
この子株は来春に袖ケ浦の台に接いで、これまでの相性の悪さを打開したいと考えています。

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メロ達は大丈夫か?

今年も押し詰まり、かなり寒くなってきました。温暖の地ここ横浜でも早朝の最低気温がマイナスとなる日も出てきました。
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昨年の冬からプチプチシートによる内張を止め、温室内最低気温は外気の最低気温とほぼ同一になっているものと思われます。
そこで気になるのはメロカクタス属のサボテンたち。特に既に花座を形成している”成人株”の体調が気になるところです。

<マタンザヌス> 実生10年生の小型メロ。元気そうです。
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<バイエンシス> 実生13年生。昨年の冬の低温で球体の一部が損傷を受けましたので、今年は早めに冬囲いを施しました。中が見えませんのでどうなっているのか不明ですが、種鞘を揚げているのが見えますので今のところは大丈夫でしょうか。
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<ロンギスピナ> 実生10年生。昨年冬は特に何もせずに温室内で無事でした。今年も今のところ健康そうです。
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<グラウセッセンス> 三頭苗でそのうちの二頭に花座を形成しています。今年は根の調子が今一で、現在球体が白っぽくなっているのが気になるところです。
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<層雲> 実生8年生の袖ケ浦台接ぎ降し苗です。純白の花座が美しい。現在健康そうです。
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<青嵐雲> 実生6年生。最近花座を揚げてきました。まだ若い株で冬の寒さを心配するのは来年以降になりそうです。
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総じてみると、もともと体調不良であったグラウセッセンスを除き、今のところ12月の寒さには対応できているようです。
今年の冬はこの状態で過ごさせようと思っています。想定外の大寒波の襲来が予想される場合にはプチプチシートによる個別株の覆いでやり過ごすつもりです。

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菊水綴化苗接ぎ木半年目

今日は今年の夏に袖ケ浦の台に接ぎ木した菊水綴化苗の様子についてです。
まずは画像から。
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上の二苗は一直線状の綴れ、三番目の苗は双頭の球体上に「Y」字状の綴れが出ています。
袖ケ浦の台と菊水の穂との相性はとても良いようで、これらの苗以外にも接いだ”正常な苗”も多くが活着して成長開始しています。
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気の早いこの苗は厳寒のこの時期に蕾を上げ始めています。
当面の目標は綴れ苗の綴れ部両サイドにずらりと並ぶ開花の列です。春が楽しみです。

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タイムマシンに乗る太平丸類

昨年の夏に実生した太平丸類の幼苗たち。皆健康に育っているが、いかんせんこの種類のサボテンは成長が遅いです。
(最初の画像左下の4本のみ2023年夏の実生です。ニコリーx雷帝)
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ここまで育つと、もうほとんど落ちこぼれる苗は出てこなくなります。あとは成長の遅いことには目をつぶりひたすら育ててゆくのみ。

とはいってもそこは人の心。早く先を見てみたくなるものです。そこでサボテン界のタイムマシンの登場。接ぎ木です。

前述の「ニコリーx雷帝」の発芽直後の苗一本を袖ケ浦に載せてみました。

4か月後の現在の姿です。

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まあこんなもんだろうと思うと同時に、改めて接ぎ木の威力を感じる画像です。

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アクセルとブレーキ:フラビスピナ実生接ぎ苗

昨日に続き今年の夏に袖台に実生接ぎした苗の話題です。
ユーベルマニア属の「フラビスピナ」。自家受粉しないため交配作業を行うのですが花が小さいためなかなか思ったように行きません。結果、毎年採れる種子は数粒前後。この虎の子の様な種子を実生して育てているのですが、成長が気が遠くなるほど遅いです。意を決して実生接ぎすることに決めました。
大事な苗ですので慎重に気を入れて接ぎ木作業し、100%成功しました。私の接ぎ木としては奇跡的なことです。たった4本の苗ですが。
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もともとフラビスピナは成長が遅いせいか、接ぎ木しても成長はそれほど芳しくありません。現在の球体直径(刺を含む。)は1cm程度です。
人間とは勝手なもので、接ぎ木により発達した刺を喜ぶサボテンがある一方で、このフラビスピナに関しては余り刺が発達してもらっては困ります。フラビスピナは黄緑色の爽やかな球体に黄色の柔和な刺が良く似合うサボテンです。
接木により球体は大きくなってほしい一面、刺はあまり発達してもらいたくありません。
そんなアクセルとブレーキを一緒に踏むようなことができるかい!、と台木の袖ケ浦に怒られそうです。


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期待の黒刺、しかしローマは一日にして成らず

今年の夏に袖台に載せた黒王丸の幼苗たち。良い刺を出してきました。ギムノの黒刺鳳頭や、ディスコのギガンティアを思わせるような艶のある黒刺です。
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来年いっぱい肥培し、大きく育った球体にこの黒刺が載れば、めでたしめでたし、の気分で接ぎ降しできます。
だがしかし100%その筋書き通りに出来たとしても、膨らんだ球体色は緑色のはず。それから先には、果てしない球体白色化への道が続きます。
ほれぼれするような黒王丸への道。ローマは一日にしてならず、ですね。


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気が付くと子株がザクザクと…

永年栽培している旧エリオカクタス属の「マグニフィカス(英冠丸)」大群生株。
5年前の姿です。この頃は群生をあまり大きくしたくないため、出てくる子株をせっせと掻き落としていました。
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その後油断して子株を掻き落とすことを怠っていたところ…
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群生を構成していた大玉(直径10cm前後)の合間から直径1cmぐらいの子株が無数に噴き出してきました。
両者の大きさの差が余りにも大きいので、このまま自然に任せてゆくと何とも不格好な群生になって行きそうです。
今後子株を適当に間引きながら、全体として姿の良い群生に仕上げてゆきたいのですが、なかなか難しい問題になりそうです。


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地久丸世代交代

ウイギンシア属の地久丸。実生10年生の二苗を維持しています。
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寒いこの時期のせいなのか、ややくたびれた感が見て取れます。ここ数年大きさは変わらない状態が続いているので、そろそろ世代交代の考える時期なのでしょう。
幸い自家受粉しているのか毎年多くの種子を提供してくれています。その実生苗。
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順調に成長しています。実に地味なサボテンですが、あまり手がかからず栽培者にとりありがたい存在です。


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ユーベルマニアが開花、しかし…

毎年厳寒のこの時期に開花するユーベルマニア属のサボテンたち。今年も開花を見せてくれています。

<フラビスピナ> 実生9年生の自根苗たちです。種子を採るため毎年交配しています。黄色の小さな花を咲かせていますが、通常使用する綿棒はサイズが大きすぎるため、ピンセットで雄蕊を切り取り別の株の雌蕊に擦り付けています。

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<プセウドペクチニフェラ> 実生10年生の自根株です。自家受粉するので交配する必要はありません。ユーベルマニア属のサボテンの中で一番育てやすい種類です。

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<プセウドペクチニフェラ錦> 一見フラビスピナのようにも見えますが、球体形状(縦長)や、自家受粉することからプセウドペクチニフェラであると判定しています。袖台接ぎ降し苗です。

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以上のようにフラビスピナやプセウドペクチニフェラは開花しているのですが、

本家のペクチニフェラは、PC220093.jpgPC220094.jpg

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御覧の通り、開花はまだです。ペクチニフェラの開花時期は少しだけ遅いのか、それともこの一年の管理状態が悪かったのか。首をひねっております。

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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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