接ぎ木マジック:コピ、ギガンティアの場合

接木をした結果、その苗が自根で育てたものより格段に成長が良いことはサボテン界においては普通のこととされていますし、多くの方がその通りのことを経験されていることと思います。、ということで今日のブログは終わります。




…というわけにもいきませんので、たまたま昨年袖接ぎしたコピアポアのギガンティアについて、1~2本ではなく多くのN数がある例がありますのでそれについて記載します。
2022年秋に実生したギガンティアです。種子はネットオークションで入手しました。そのうちの7本については昨年初秋に袖ケ浦の台に接ぎました。

まずは、実生から自根で育てているグループです。ずっと温室内で育てています。
右側の列に一部コルムナアルバが混在していますが、大半はギガンティアです。
球体の大きさは7mm~15mmぐらいです。実生して一年半経過したコピの苗の大きさとしてはこんなものだと思います。
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次に袖台に載っているグループです。7本あります。接ぎ木後は露天の縁側で育てています。
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画像からある程度大きさが伝わると思います。実際の球体の径は3cm~4cm程度。また、既に多頭化が始まった苗が二本あります。接ぎ木後半年経過した苗としては十分にその効果は出ているものと思われます。
これ等の接ぎ木苗は今年いっぱい台に載せたまま肥培し、秋にカットして来春に挿し木発根させる予定です。
、ということで、今日のブログは「接ぎ木してみたら、思った通りの結果が出ました。」というものでありました。


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逆さ接ぎ苗、半年後の今は?

接木をする際、小さなサボテンを水平に切断して二分し、その上半身をカット面を下にして穂として台木の上に配置します。片割れの下半身はそのまま廃棄することが多いです。しかし、比較的大きく育った穂(例えば直径1cm程度)を切断した場合、その下半身は捨てるには忍びないほど大きく生き生きとしている場合があります。こんな場合にはその下半身をくるっとひっくり返してカット面を下にして台木の上に載せる、いわゆる”逆さ接ぎ”をするという手があります。
昨年初秋に数多く接ぎ木作業をを行いましたが、一部の菊水、ギガンティアについてはこの逆さ接ぎを試してみました。

<ギガンティア> 現在穂の部分は生き生きとしており、活着しているようです。特に球体下部であった部分は膨らみ始めており春が楽しみです。順調に行けば、根の部分は消滅し接ぎ面付近から新しい子を吹いてくるはずです。
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<菊水> 成長が始まらないうちに冬を迎えました。もともと根であった部分が乾燥して枯れていますが、球体の根際であった部分がまだ生きています。接いでいなければとうに全体が乾燥しているであろうと思われ、一縷の望みが残っています。←この諦めの悪さが「吉」と出るよう願っています。
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<菊水2> この苗は穂が生き生きとしておりうまく活着しているようです。
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現物を見ているときは気が付きませんでしたが、画像をよく見ると向こう側に小さな子を吹き始めています。赤い”でべそ”みたいなやつです。
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このように逆さ接ぎは新たな子を吹いてくるまでに結構時間を要し、いわゆる”タイパ”の観点から見ればそれほどお勧めできる手法ではありません。しかし希少種の数を増やしたい場合や、菊水のように実生してもその後の成長速度が極めて遅い種類のサボテンの場合にはやってみて損のない手法であると思います。

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春を待つ花サボテンたち

この時季の花サボテンは目立ちません。見かけはまるでエキノプシスの「短毛丸」の様。温室内の一角でひっそりと気配を消して春を待っています。

<那須の朝焼け> 手前側の主頭と向こう側にある4つの子株の大きさが揃って5頭だてのバランスの良い群生株に育ってきました。手前側の小さな子株は外して挿し木発根させます。P1290074.jpg


<壬生の夕日> やりたい放題に子ぶきさせてきましたので、均整の取れていない群生株に育っています。ただ、それぞれの子株が一定以上の大きさになっており、それぞれに多くの蕾を挙げてきますので群開時は見事な姿に変身します。
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これ等のロビオプシスは春4月に開花します。それを目指して今の冬の時期は、陽光に良く当て完全断水して花芽の分化をはかっています。両株ともかなり大きな群生株に育ってきましたので、断水しても球体が多少縮む程度でしわしわになることは無いようです。

最後に、昨年春の群開の様子を挙げておきます。
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今年の春はさらに大きな群開となることを期待しています。

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牡丹類の植え替え(3)玉牡丹(袖台)

牡丹類の植え替え、最終第三夜の今宵の主役は「玉牡丹」です。この苗は7年前に実生し、その後袖ケ浦の台に載せさらに接ぎ降ろしたものです。前二回の苗とは自根苗と袖台接ぎ降し苗の違いがあります。
接ぎ木マジックですくすくと成長し、現在の球体直径は12cm程でボリュームある見かけの苗に育っています。

二年前に植え替えたのですが、この間よく成長したようで、球体が鉢からはみ出ています。
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抜き上げました。鉢底まで根が回っています。
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用土を掻き落としました。袖ヶ浦らしい中太の根が数多く下方に伸びています。
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細根をカットしました。袖台の根なので再生容易のはず。思い切り切り落としました。接ぎ降し時に穂に付けて残した3cm程の袖台の部分が露になりました。根が全方向にまんべんなく伸びているのが見て取れます。
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二回り大きな鉢に植え付けました。今後二年間の成長に期待です。
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この苗で三本目の牡丹類ですが、いずれの苗も球体直径が10cmを超えてきました。牡丹類のサボテンはあまり大きくはならないとの印象でしたが、旧ロゼオカクタス属の黒牡丹、アガベ牡丹、亀甲牡丹等とは異なり、これら花牡丹の仲間たちは中々侮れない大きさに育ってきます。そんな大きな牡丹類に狭い温室の一角を占領されて、なぜかニヤニヤと嬉しそうな顔になってしまう私でした。

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牡丹類の植え替え(2)岩牡丹

牡丹類の植え替え、第二夜の今宵の主役は岩牡丹です。2013年春に実生したこの苗は自根で育てており、現在の球体直径は11cm程に育っています。前回植え替えから二年経過しています。
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抜き上げました。根の最深部は鉢底まで達しており、順調な根張りを伺わせます。
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用土を箸で突き崩し根を露出させました。全く問題ないようです。
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細根をカットしました。
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そのまま用土に植え付けました。鉢は一回り大きなものにサイズアップしました。
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昨日の赤花三角牡丹と同様、ほぼ乾燥した用土に植え付け当面水遣りは控えます。
この岩牡丹、牡丹類の中でもシュシュッと伸びる疣がスマートな印象を与え牡丹類を並べた温室の一角においても目立つ存在です。二年に一回のペースで植え替えてゆけば近い将来球体の直径は15cmを超えるものと見ています。
これまで11年間恙なく育ててきましたが、今後もこの美しさを保ちつつ成長を図りたいものです。

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牡丹類の植え替え

一月下旬のこの時期、早くも植替えを始めました。ずっと気になっていた牡丹類から手を付けることにします。
今日は、赤花三角牡丹の植え替えについて。

2013年春に播種した実生11年生の自根苗です。三角牡丹は牡丹類の中でも大型に育つ種類で、この苗も直径14cm程に育っています。
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抜き上げました。根張りは球体の割に貧弱です。
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細根はカットして整理しました。自根の割に塊根が小さく”アレッ”と思うほどの大きさになりました。
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二回りほど大きな鉢に植え付けました。これで隙間ができましたので、しばらくは水遣りが楽になります。
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こうして真上から見ると放射状に張り出す疣の数がかなり多くなって、貫禄のようなものさえ感じられます。
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厳寒のこの時期、しばらくの間は新根の成長は期待できませんので、用土はほとんど乾燥状態で植え付け、水遣りはひと月ほど控えます。温室内の日当たりの良い場所において様子を見守ります。
明日は実生11年生の岩牡丹の植え替えをお伝えします。

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寒さ本番、メロ達は大丈夫?

今日はこの冬一番の寒波が列島を覆っていると言われています。本日平均年齢78歳のゴルフ仲間とラウンドしてきました。朝方はかなり冷え込んでいましたが、昼頃には風が強いと言え冷え込みは弱まりました。
しかし、夜半の冷え込みは結構きつかったようで、メロ達の様子が気になるところです。特に今年の冬は温室内のプチプチシーによる内張を省略し、素ガラス一枚の防寒としていますのでメロ達には厳しい冬になるかもしれません。
温室内メロの親分格たるバイエンシスは既に球体周囲を緩衝材でぐるぐる巻きに囲っていますので、春まで何とか持ちこたえるとみています。それ以外のメロ達は・・。

<層雲> 二本とも袖台接ぎ降し苗です。純白の花座が美しい。球体色がやや白っぽくなっています。毎冬のことです。
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<ロンギスピナ> メロの中では長い棘が特徴の本種。画像の苗は自根の実生11年生です。まだ種鞘を揚げ続けており、寒さの影響はごく少ないようです。
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<青嵐雲> 実生7年生の自根苗です。花座を挙げて二年目、若いこともあり、寒さの影響は表れていません。
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<グラウセッセンス> 三頭立て自根の本種、球体はかなり白変しています。毎年この苗が一番寒さにやられています。メロの中でも特に寒さに弱い体質なのでしょうか。
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メロそれぞれの種類で寒さにより影響される度合いは違うようです。その種の備える耐寒性が影響しているのでしょうが、その他にもその苗が昨年一年間にどれだけ健康に過ごしてきたかもかなり大きな影響があるようです。
地球温暖化の影響に鑑みて、来年以降の冬場も温室の内張はしないつもりです。そのような環境下においてもこれらのメロ、何とか冬場を生き永らえてもらいたいものです。

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春遠からじ

今日明日は大寒気団が日本列島をすっぽりと覆う予想です。明日はここ関東南部でもこの冬一番の冷え込みが予想されています。
しかし日の入りの時刻は次第に遅くなり昼間の時間が長くなってきました。また日中の太陽高度も冬至の頃よりは明らかに高くなっています。人間の爺様でもこのくらいのことは感じるのですから、季節に敏感な植物たちはすでに春を感じてその動きを始めています。

<フェネストラリア・ファイアワース> オレンジ色の派手な花を咲かせています。冬季開花の本種、1週間以上咲き続けます。
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<スファルマンサス sp M1861.25 'Eenriet> 大きな塊根が植物体の陰に隠れています。普段はあまり目立たない本種ですが冬季のこの時期だけタンポポの様な期花を多開してその存在を主張しています。
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<菊水・袖ケ浦台付き> 昨夏に袖台に載せた菊水です。半年の間に球体直径は4倍になりました。早くもたくさんの蕾を挙げ始めています。
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<白斜子・袖台接ぎ降し> 毎年この時期になると球体グルリの花輪を見せてくれます。自根ですとなかなか気難しい本種ですが、袖台に載せることにより容易に花輪のようになる開花を楽しむことができます。
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<赤花精巧殿・袖台付き> この苗も昨年夏に袖台に接いだものです。自根苗でもこの時期は本種の開花時期です。ただ、このような小さな苗でも多くの蕾を挙げてくるのは接ぎ木マジックのなせる業と言えるでしょう。
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ロフォフォラや牡丹類はまだ寝たままですが、コピの黒王丸は動き始めました。またユーベルマニアのペクチニフェラ、フラビスピナ、プセウドペクチニフェラは開花真っ盛りです。
人間様が寒い寒いと騒いでいる中、温室内のサボテンたちには既に春が訪れているようです。

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エリオシケ属「フロッコサ」

2016年春に実生したエリオシケ属の「フロッコサ」です。8年を経た現在二本の苗を自根で管理しています。
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灰緑色の球体に黒~茶の密生した刺。いつ見ても玄人受けする渋い見かけのサボテンです。
初夏にはこれまた微妙な色合いの美しい花を咲かせます。
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現在の球体直径は8cm程度です。あまり巨大にならず、狭い温室に悩む私にはその点でもありがたいサボテンです。
難点は結実しにくく、わずかにできた種子を実生しても育てにくいことです。
既にこれら二本の苗は開花球になっているのですが、未だ次世代は育っていません。
今年こそはと、春の蕾の出現を心待ちしています。

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世の中なかなか思い通りには…

ロフォフォラ属の「銀冠玉錦」と「烏羽玉錦」の群生苗です。
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親子合わせてちょうど良い斑回りです。
バラバラにして育ててみたらという考えもありますが、そうすると斑なし苗やら、全斑苗やら、凡庸な斑まわりの苗やらが量産されそうです。
不本意ですが、このまま育てて親子一体で観賞してゆくことにします。
それにしてもこの烏羽玉の赤い子株たち。気になる存在ではあります。”緋牡丹錦”よろしく緋烏羽玉錦なるブランドを目指して接ぎ木してみようかしら。

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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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