2019/02/21
全斑ルリ兜錦接ぎ木その親子
まず親木の全斑ルリ兜錦。
もともと細い袖ケ浦の台に接いでいましたが、穂が大きくなりすぎて傾いてきましたので太い台木に接ぎなおしました。兜を名乗るにしては随分と縦長の球体ですね。
この親の球体上部から吹いた子を掻き取り、更に袖ケ浦に接いだ苗が6本あります。球体上部の丸い傷が子を掻き取った跡です。
この子ら、皆不整形(いわゆるモンスト)に育っています。
紅い穂は紅葉ランポーなので今回は無視してください。
一見凡庸でただ縦長の兜としか見えない親株にこのようなモンスト風のDNAが内包されていたのですね。
ところでちょっと信じがたいですが、この親株からこんな子も吹いています。親株を最初に袖ケ浦に接いだ時に接ぎ面付近から吹いた子です。
見かけはごくごく普通の兜丸。瑠璃兜(錦)でもなく、ましてやモンストでもありません。
そういえば、一番上の画像にあるように、最近になって親株側面から緑色の強い子が吹いてきました。
これも近く袖ケ浦に接いでみようと思います。果たして今度はどんな兜が出て来るのでしょうか。
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