ファミリーヒストリー 黒刺鳳頭

今日は、ギムノカリキウム属の「黒刺鳳頭」の親株および接ぎ木で育っているそのカキ子たちについて”ファミリーヒストリー”の形でまとめてみました。





<親株> 2013年春にネットオークションで入手。201304
一見健康そうな苗に見えますが、今から思えば刺落ちしています。黒刺がもっと成長点寄りにもなければならないと思っています。成長点障害の前触れでした。



2014年春、成長点障害が顕在化してきました。↓201404

2015年春、成長点が完全に死んでしまいました。↓201504
その代わりに球体下部から子を吹き始め、これを接ぎ木しました。(後述の長男)



2016年春、成長点近傍がボコボコと膨らみ始め、ここからも子吹きました。↓201604
その子らも掻き取り接ぎ木しました。(後述の弟たち)



2017年春、さらに散発的に子を吹いています。↓P8180593


<長男> 親株からのカキ子を試しに2015年秋に袖ケ浦に接いでみました。接ぎ木直後の画像です。           201511

二年後の現在、親株を凌ぐほどの苗に成長しました。成長点近傍まで黒刺がみっしりと生え、これが本来の黒刺鳳頭の姿であると再認識させられます。P8180095


<弟たち> 長男の接ぎ木成功に気を良くして、2016年秋に4つのカキ子を袖ケ浦に接ぎ木しました。                Pa090010Pa090012Pa090014
Pa090016

それから一年後の現在、このようになりました。↓P8180053
P8180056P8180057
P8180058

一本だけ奇怪な姿の坊主がいますが、他の三本は立派な黒刺鳳頭になりつつあります。以上がうちの温室内の黒刺鳳頭ファミリーであります。



 



-- お断り --



文中で”長男”や”弟たち”と黒刺鳳頭を男性に例えましたのは、「黒刺」がどちらかといえば男性をイメージするものであるためで、他意は特段ございません。なお、黒刺鳳頭さんは「オラは植物だから♂でも♀でもないよ。」と申しております。





 



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Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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