2017/08/25
ファミリーヒストリー 黒刺鳳頭
今日は、ギムノカリキウム属の「黒刺鳳頭」の親株および接ぎ木で育っているそのカキ子たちについて”ファミリーヒストリー”の形でまとめてみました。
<親株> 2013年春にネットオークションで入手。
一見健康そうな苗に見えますが、今から思えば刺落ちしています。黒刺がもっと成長点寄りにもなければならないと思っています。成長点障害の前触れでした。
2014年春、成長点障害が顕在化してきました。↓
2015年春、成長点が完全に死んでしまいました。↓
その代わりに球体下部から子を吹き始め、これを接ぎ木しました。(後述の長男)
2016年春、成長点近傍がボコボコと膨らみ始め、ここからも子吹きました。↓
その子らも掻き取り接ぎ木しました。(後述の弟たち)
2017年春、さらに散発的に子を吹いています。↓
<長男> 親株からのカキ子を試しに2015年秋に袖ケ浦に接いでみました。接ぎ木直後の画像です。
二年後の現在、親株を凌ぐほどの苗に成長しました。成長点近傍まで黒刺がみっしりと生え、これが本来の黒刺鳳頭の姿であると再認識させられます。
<弟たち> 長男の接ぎ木成功に気を良くして、2016年秋に4つのカキ子を袖ケ浦に接ぎ木しました。
それから一年後の現在、このようになりました。↓
一本だけ奇怪な姿の坊主がいますが、他の三本は立派な黒刺鳳頭になりつつあります。以上がうちの温室内の黒刺鳳頭ファミリーであります。
-- お断り --
文中で”長男”や”弟たち”と黒刺鳳頭を男性に例えましたのは、「黒刺」がどちらかといえば男性をイメージするものであるためで、他意は特段ございません。なお、黒刺鳳頭さんは「オラは植物だから♂でも♀でもないよ。」と申しております。
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