台木「袖ケ浦」の養成は水田で

台木袖ケ浦の養成はプラスチックの舟に水をため、その中で行っています。表題の「水田」は誇張です。


ホームセンターで売っているコンクリートをこねるためのプラスチック舟を転用しています。つい先日まではこの中で金魚を飼っていました。


P8140032


水を2~3cmの深さに張ったこの舟の中に接ぎ降ろして残った台や接ぎ木に失敗した台などを入れておきます。液肥などもどんどん投入します。終日陽光の当たる濡れ縁の上に置いています。


この様な環境下に置くと脇芽がどんどん出てきて成長しますので、それを刈り取り新しい用土の鉢に植えこみます。


これを隣の水を張った舟に入れておくと、すぐに根を出し成長を開始します。


P8140034 P8140033


穂の大きさや若さを見て、相性が良さそうなものをこれらの中からピックアップして接ぎ木台として使用しています。 


 


また、試しに接ぎ木に成功し、成長を開始した苗の一部もここに置いています。


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夏の間は温室内に置くより成長が良いかもしれないと期待しています。


 


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コメント

No title

おはようございます

まさに 当会の会長は 20年ほど前に水田で袖ヶ浦を育てていました

元は水田に温室を設置して 棚を造って栽培している端部で 地植えの袖ヶ浦

温室の端部は常に湿っていて水遣りも一切なし 当然 土は粘土 だから水田

サボテン栽培の常識とは全く逆の環境 これがまた パンパンに膨れて

成長旺盛ときていた

太らない袖に四苦八苦していた頃だった私は 質問責めしたものでした

今は 粗目の用土に ほぼ毎日灌水する方法を採用して いい成果が出ています

キリン団扇も 竜神木も同じ要領で育てていますが 舟に水を溜め・・・とは楽ですね


No title

ガッテンさん、こんにちは。

コメントありがとうございます。

そうですか。本当の水田で袖ケ浦を育てていた方がいたとは!

舟に水をためる方式が通用するのは、半袖でゴルフができる季節と考えています。

気温が低いときはうまくないような気がします。

私は趣味がサボテンとゴルフなのでこのコロナ禍でもあまり影響されず生活していますが、最近のインド株の蔓延のもと、ゴルフは大丈夫かなと心配しています。

その点サボテンは心配ありませんが、空き家の温室内で熱中症でひっくり返ったときには、周りに誰もいませんのでほぼアウトです。


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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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