2017/03/29
永岡景清が初開花、瑠璃兜錦の交配
マミラリア属の永岡景清が初開花しました。2014年三月に種を蒔きましたので実生丸三年目です。
赤い中筋の入ったピンク花。かわいい花です。
五本の同期の苗を寄せ植えしています。今回開花したのはそのうちの一本ですが他の四本も近く開花しそうです。苗の直径2.5cmぐらい、高さ3.5cmぐらいの大きさです。
このところ各地で桜の開花宣言が行われていますが、わが温室では兜が一斉に開花していました。
懸案であった瑠璃兜錦の交配作業を行いました。
♂(花粉親)は袖ケ浦台に接がれた瑠璃兜錦です。あまり良い斑柄ではないですが花粉親の方は子の斑の出方にあまり影響しないとも聞きますのでそのまま使用しました。
♀(受粉側)も袖ケ浦台に接がれた瑠璃兜錦ですが、こちらはかなり派手な斑模様です。花も斑のあるあたりについており、これが原因なのか花色は赤です。
これまで、交配作業はあまり積極的にやったことはありませんでした。二年前に菊水の交配を行い、うまく結実して、1000個を超える種を採ることができました。しかし、親株は弱ってやがて枯れてしまいました。これに懲りて、次に交配するときは接ぎ木の苗で行おうと考えていたわけです。今回、思惑通り親株が健康なまま、うまく受粉して結実すればよいのですが…。
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