2016/01/30
銀冠玉・烏羽玉は実生三年目の冬にシワシワに縮む・か?
comet さんの昨日のブログで、私のところからお送りした銀冠玉がこの冬はシワシワに縮んでいることを知りました。comet さんの温室は京都、私の温室は横浜にあり地域差がロフォフォラの冬の萎縮にどのような影響を与えるか興味のあるところです。
コメットさんのブログでは冬期の朝の最低気温はマイナス3℃程度とのこと。一方私の温室のある横浜の最低気温はせいぜい1℃程度と考えられます。更に私の温室は小さいながら250Wの電熱器で加温していますので、温室内の最低気温は4~6℃に保たれています。
室温が10℃を下回ると電熱器のスイッチが入り、その熱は脇にあるサーキュレータにより温室内に循環されます。さらに天井攪拌扇により温度分布の均一化を図っています。
その結果、この3日間の最低温度は6℃に保たれていました。
前置きが長くなりました。では具体的に実生3年目の銀冠玉、烏羽玉の様子を見てみましょう。
【烏羽玉】
苗により程度の差はありますが、銀冠玉は総じて秋の時点よりかなり縮んでいることが確認できます。コメットさんのところの苗との比較では(サンプル数が少ない弱みがありますが)、
+ 銀冠玉は低温になる程縮まる傾向が強い。
+ 一方烏羽玉は0℃前後で数度の温度差は縮まる傾向に影響が出ない。
ということが言えるのではないでしょうか。
話のついでに、実生2年目の苗はどうなっているでしょう。
【烏羽玉】
両方とも全然シワシワ傾向が認められません。実生2年目程度ではまだ縮まることができるほど膨らんではいないということでしょうか。
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