銀冠玉・烏羽玉は実生三年目の冬にシワシワに縮む・か?

comet さんの昨日のブログで、私のところからお送りした銀冠玉がこの冬はシワシワに縮んでいることを知りました。comet さんの温室は京都、私の温室は横浜にあり地域差がロフォフォラの冬の萎縮にどのような影響を与えるか興味のあるところです。



コメットさんのブログでは冬期の朝の最低気温はマイナス3℃程度とのこと。一方私の温室のある横浜の最低気温はせいぜい1℃程度と考えられます。更に私の温室は小さいながら250Wの電熱器で加温していますので、温室内の最低気温は4~6℃に保たれています。               Dscn3339
室温が10℃を下回ると電熱器のスイッチが入り、その熱は脇にあるサーキュレータにより温室内に循環されます。さらに天井攪拌扇により温度分布の均一化を図っています。Dscn3338
その結果、この3日間の最低温度は6℃に保たれていました。Dscn2867

前置きが長くなりました。では具体的に実生3年目の銀冠玉、烏羽玉の様子を見てみましょう。



【銀冠玉】           Dscn2869Dscn2871Dscn2872



【烏羽玉】           Dscn2876_2Dscn2877Dscn2878

苗により程度の差はありますが、銀冠玉は総じて秋の時点よりかなり縮んでいることが確認できます。コメットさんのところの苗との比較では(サンプル数が少ない弱みがありますが)、



+ 銀冠玉は低温になる程縮まる傾向が強い。



+ 一方烏羽玉は0℃前後で数度の温度差は縮まる傾向に影響が出ない。



ということが言えるのではないでしょうか。



話のついでに、実生2年目の苗はどうなっているでしょう。



【銀冠玉】           Dscn2885



【烏羽玉】           Dscn2886

両方とも全然シワシワ傾向が認められません。実生2年目程度ではまだ縮まることができるほど膨らんではいないということでしょうか。


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Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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