瑠璃兜錦 接木苗の身割れ

この夏、瑠璃兜錦の実生苗を穂として、袖ヶ浦の台に接木を行いました。結果として10本近くが上手く接げて成長を続けています。しかし、残念なことに多くの苗に身割れが生じてしまいました。 



皆「パクパクマン」のように大きな口を開けています。      Dscn5810Dscn5808Dscn5806Dscn5813Dscn5815Dscn5804_2


最下段画像の苗は二箇所も身割れした挙句、ナメクジに食害されているようです。まさに”弱り目に祟り目”です。

これらはいずれも昨年秋に実生した袖ヶ浦を台木に使ったものです。既に袖ヶ浦の丈は30cm近く有り、台木の旺盛なエネルギーを穂の方が受けきれなかったのかもしれません。



それが証拠に、カットして発根させた袖ヶ浦(丈は10cm程度)に接いだものは身割れせず順調に育っています。  Dscn5838

幸いこれら身割れした苗は、その身割れの部位が成長点に達していません。このまま成長させれば瑕疵は目立たなくなるはずです。



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コメント

No title

はじめまして。穂を身割れさせるなんてすごいパワーですね。初めて見ました。!(@@)


No title

みねさん、はじめまして。

コメントありがとうございます。

身割れするほどのエネルギーをすべて成長に向けてくれたらと思うのですが、なかなかうまく行かないものですね。

台と穂との相性、接木する時期、及び接いでからの管理方法など、素人が知らないタブーのようなものが沢山あるのでしょうね。色々やってみて経験をつむよりなさそうです。


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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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