台木用プシス、袖ヶ浦に現れる巨大株

実生接ぎに使用するために、長盛丸系プシス、及び袖ヶ浦を昨年9月に播種し育てています。



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 2015年1月17日(接木用台木の養成)





以下にあるのは発芽後約5ヶ月後の姿です。



長盛丸系プシス(一鉢)  200~250本     Dscn7415

袖ヶ浦 (二鉢) 約180本   Dscn7431Dscn7433

これらの画像をよく見ると、ポツン、ポツンと他の苗の数倍の大きさに育った巨大な苗の存在を認めることができます。例えば台木用プシスの画像で、左下部にある1本、及び右上部にある3~4本。



他のサボテンでも実生していると必ず他の苗より目立って成長のよろしい苗が出現するものです。これらプシスや袖ヶ浦ではその大きさの差がさらに顕著に現れているようです。元来丈夫で成長の早いこれらの種類では、差が出づらいように思うのですが、現実の現象は逆でした。



一群の幼生の中から、特段に大きなものが現れる現象は、らんちゅうなど金魚の育成時にも経験していますが、らんちゅうの場合にはその理想の体型を求めて幼魚を選別してゆきますので、それから外れる可能性の高い特大魚は見つけ次第はねられてしまう運命にあります。



これに対して、台木用サボテンの場合は鑑賞の表に現れずかつ元気が良いほど「穂」の成長を促すでしょうから好ましいわけで、巨大株の出現は大歓迎です。

見方を変えて、台木用プシスの巨大株は台木に使用せず、単頭の巨大株に成長させたら、見ごたえのあるものになって面白いかもしれませんね。やって見る価値がありそうです。

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コメント

No title

こんにちは、

私も同じようなことを経験します。趣味の栽培ではすべての実生を大きくすることはできないので、元気良く育ったものから移植していきますので、知らず知らずで選抜がかかっていると思えます。

どこかに変異を起こした変わり者は、たいていの場合成長が遅いと思われるので、成長の悪いものを敢えて残していくと変わったものが選抜できるかもしれません。誰もそんな面倒なことをしませんので、こんなことを証明した人はいませんよね。ぜひ「飛び苗」と普通のものを育成してみてください。


No title

さぼちゃんだいすきさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

ヒトでも身長140cm台の人もいれば、200cmの人もいますね。

遺伝的な要素も大きいでしょうが、突然変異に近いものもあるのでしょうね。

長盛丸系プシスには注目しています。

私のサボテンバイブル龍胆寺雄著「サボテン小百科」に”駄物”といわれる長盛丸についてこんな記載があります。「農家の庭先などにもよく見られる花盛丸は、たぶん駄物とされ、値段も安いが、この花盛丸を、20数年育て、直径20cm、高さ50cmぐらいの、巨大な、みごとな株に仕立て、まるで強刺類に負けない爪楊枝のような強い刺が、先端紫色、基部べっこう色の素晴らしい色彩で、目もさめるように美しく全身を飾っているのを見て、まずこれ以上立派なシャボテンが、ほかにあるだろうかと、驚いた経験があるが…」。これを読んで感銘した私も同じ経験をしたことがあります。鶴見川沿いのサイクリングコース脇にある農家の庭先に鉢植えで並べられていた全身真緑の短毛丸、単頭で直径が25cmを超え、球体は正球形に近いものでした。思わず自転車を止めて、眺めいったものでした。

通常のプシスは子を吹いてしまって、親の球体は一定以上大きくはならないようですが、この巨大株を活かせばなんとかなるのではないか、いつかの鶴見川の再現ができるのではと期待しています。


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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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