2022/03/11
メロカクタス属「ロンギスピナ」の種鞘
2013年春に実生したメロカクタス属の「ロンギスピナ」です。3年前に花座をあげ始めました。丈夫なサボテンで、厳寒期を除き一年中種鞘をあげています。
面白いのは種鞘が透き通っていて、内部の種子の一粒一粒が見えることです。
これがどのようなことを意味するのかよくわかりませんが、うちの温室にある他のメロ達(バイエンシス、マタンザヌス、青嵐運、層雲等)には見られぬことです。
このロンギスピナに限らずメロカクタス属のサボテンは自家受粉し、非常に多くの種子を実らせます。そしてこれらの種子の発芽率が高く、さらに発芽した幼苗は丈夫でよく育ちます。
画像の種鞘には15粒程度の種子が見えますが、こんな種鞘を年に数十本あげてくるわけですから、種子数は一苗で年に数百~1000個近くになります。
冬の低温に弱いといわれているメロカクタスですが、油断して大事に育てているととんでもないことになってゆきます。
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コメント
No title
2022/03/13 07:30 by けんちくや URL 編集
No title
このロンギスピナは実生してから6年を経てようやく花座をあげてきました。
メロの中でも大型種で、花座形成も遅いのだと思います。
クエン酸の散布は初耳です。木酢液と同じような作用効果があるのでしょうか。ぜひ使用結果を教えてください。
2022/03/13 19:41 by areole URL 編集