2021/04/23
黒王丸の刺色いろいろ(2)
昨日のブログでご紹介しきれなかったタイプの苗をいくつか…。
<漆黒の刺で強刺タイプ> メサ由来の種子からです。メサから導入した6つのタイプのうちで一番成長が遅いです。これで実生8年生です。球体には何もしていないのにあちこちに傷のようなものができます。これも前向きにとらえれば枯れた印象を与えてくれます。
<茶・黒色の刺> この苗は数十年前五十鈴園さんから購入した苗の掻き子を挿し木発根させたものです。刺は先端黒、根本は茶色です。挿し木してから10年近く経ち球体には白粉が目立つようになりました。球体形状は縦長の長球形。このクローンの特徴です。
この苗も先端黒、根本茶色の刺です。由来はメサから。球体色も五十鈴園からのものと酷似していますが、球体形状は扁平である点が異なります。
<茶・黒の刺だがやや茶が強い> これもメサ由来の苗。球体色が緑がかっています。現地アタカマ砂漠でこんな緑色はないだろうと想像します。もう少しスパルタ教育してみましょうか。
成長の遅い黒王丸、実生してこれらの特徴が見えてきたのは7年経過した後のことでした。他のサボテンたちとはタイムスパンがかなり違うようです。
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