精巧丸と精巧殿のゲジゲジを比べてみた

中々大きく育たないペレキフォラ属の「精巧丸」。接写で写してみました。二本の苗がありますがいずれも球体の直径は1cm、高さ2.5cm程度です。
P2010073.jpgP2010071.jpg

注目したのはゲジゲジ(の様な組織)の重なり方です。先に出た(古い方の)ゲジゲジが新しいゲジゲジの上にかぶさっています。この関係は成長開始の成長点の部分から球体下側方向にかけて一定です。

では、同じようなゲジゲジが現れる精巧殿ではどのようになっているでしょうか。次の画像は「精巧殿」、その下の画像は「赤花精巧殿」でそれぞれ実生10年生、8年生です。
P2010045.jpgP2010044.jpg

いずれの苗も成長点近傍は精巧丸と同じようにゲジゲジ同士が重なっていますが、重なり方の関係は精巧丸の場合ほど明確ではありません。さらに球体下部方向に進むとゲジゲジの間隔が開いて重なりの関係は無くなっています。
もちろんここで比較した「精巧丸」と「精巧殿」との苗の大きさが異なるために違いが強調されたきらいはありますが、このようなゲジゲジの配列の違いが両種の見かけ上の微妙な違いに影響を与えていることは否めないと思います。
ここで改めてみてみると、精巧丸のゲジゲジの足の方がかなり太い。こんなゲジゲジに似た生物、海にもいたような…。一方精巧殿の方はヤスデに似ていると思いませんか。

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Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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