十人十色

メセン類の播種適期は晩夏~秋とされています。ここ数年メセンの実生に力を入れており、昨年もコノフィツムやリトープスなどを蒔きました。
早いものは播種から半年を経過して、それぞれの苗にその種の特徴らしきものが見え始めています。

<コノフィツム・ブルゲリ> 砂漠の宝石ともてはやされ人気絶頂だったブルゲリも栽培する人が増えて流通量が増え、苗や種子の価格は数年前の半分以下なりました。私のような年金生活者にも気楽に入手できるようになり、うれしい限りです。画像の苗は50粒の種子を8月下旬に播種したものです。40本以上が発芽しましたが小さなものは次第に消滅して、現在20本ほどの苗が残っています。現在の苗の径は4mm程度。ブルゲリの幼苗の形状は親のそれとはあまり変わらないものですね。色彩は一部が赤変し、他は緑のまま。これも親苗と同じです。
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<ムイリアホルテンセ(宝輝玉)> 現時点で一番の人気種ホルテンセ。種子も苗も価格は高いですが、数年後にはブルゲリと同じ道を辿るとみています。高い種子15粒を購入し恐る恐る蒔きました。発芽率は結構高く現在12本が成長中です。ホルテンセの親苗の形状はどんぐり型ですが、幼苗はいわゆるコマ型を呈しています。現在の苗は大きなもので6mm程度です。この春に第一回目の脱皮をして中から親に似た形状の新芽が現れてくるはずです。なお、ホルテンセはコノフィツムではなく、ムイリア属?に属する他人らしいです。
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<リトープス・サリコラバッカス(紫李夫人)> 理不尽な命名をされた本種。8月下旬に30粒の種子を蒔きました。発芽率及びその後の経過もご覧のとおり良好です。リトープスの”第一齢”苗の姿は、双葉の親苗とは違い天面にスリットの入った円筒形です。現在の苗の直径は5mm前後。もう少し大きくなると天面のスリットが裂けて、その間から親苗と似た双葉の新芽が現れてきます。このバッカスは酒の神「バッカス」から来た名前の通り、球体表面が赤紫に染まることがその特徴ですが、その特徴は幼苗の今から現れています。一部緑色の濃い苗も見受けられますが、これらは将来の選抜ではねる対象になります。
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<コノフィツム・ラツム> コノフィツムのラツムには「L」と「R」とがありますが本種はRのラツム(Ratum) です。8月下旬に播いた30粒の種子。うまく育っているようです。この時点での見かけは同属のブルゲリと変わるところは余り有りません。この幼苗の特徴は色彩が極めて明るい黄緑色であることです。直射日光が当たるとひときわ目立つ一鉢です。
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<ギバエウム・銀光玉> 昨年11月に30粒の種子を蒔いた本種。極めて成長が早いです。当初コマ型の幼苗でしたが、早くも親苗のような”本葉”が現れています。双葉が本来の姿ですが、その色彩はコノフィツムのカリキュルスによく似ています。
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これ等のメセン幼苗の栽培がうまくゆくかどうか、それは初夏までにどれだけ成長させて充実した体調で夏の暑さを乗り越させるかにかかっています。
この時期これらメセン幼苗を空き家二階の硝子戸際に置いて終日日光浴させつつ、その鉢の下にはMAX20℃に設定されている電熱マットを敷いて成長促進を図っています。園芸に”反則”はありませんので、思いつくまま勝手なことをやっています。


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コメント

No title

お世話になります。いつも楽しく拝見させていただいております。

ご教示いただきたいのですが、今年はサボテンを受粉させてタネを取り、実生を行いたいと考えております。
ですが、開花球を手に入れるところから始める必要があるため、途方もない時間とお金がかかることに直面しました…。
自分で開花球を育成することも同時に並行しますが、最短で開花球を手に入れる方法としてはなにかございませんでしょうか?(カクタスクラブに所属する等々…)
当方27歳で今年はサボテンに気合を入れたいと思っております!
お暇がある時で構いませんので、ご返信頂けますと幸いです。

No title

ごの様、当ブログをご覧いただき有難うございます。
開花球を安価に手に入れるのはおっしゃるように地域のサボテンクラブに入り、親切な方から余剰苗を譲っていただくことでしょうね。
ただ、ごの様はまだお若いのですから考えを変えて、実生から入るのも手だと思います。種子でしたら親苗よりずっと安価ですし、園芸として楽しいものです。ヤフオクや、たにさぼ実生倶楽部さん(無償)を通じて容易に入手可能です。

No title

アレオーレ様

ご返信ありがとうございます😊
地域のサボテンクラブ調べてみます…!
実生はすでに少しずつ手を出しているので、引き続き育ててみます!
ありがとうございます!
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プロフィール

areole

Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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