アストロフィツム属の一斉開花(5)兜

アストロフィツム属の一斉開花、最後の第五回目の今日は「兜」です。兜は姿かたちが美しく、またコンパクトで温室内でもあまり場所を取りませんので多くの苗を育てています。多くの苗があっても一つとして同じ顔を持った苗はなく、また瑠璃兜錦は実生苗の中から気に入った斑模様を備えた苗を選抜しながら育ててゆくという楽しみもあります。ただ、強刺類などと比べると見ごろの年数は比較的短く、実生10年を超えると次第に形を崩してゆくものが出て来るようです。


 


<袖ケ浦台の兜錦及び瑠璃兜錦> 普段は兜の蕾は種を採る苗以外は小さなうちに摘み取るのですが、この寄せ植えは判断に迷っているうちに咲いてしまいました。中央の一本は既に開花を終えた兜錦です。現在苗の直径は4cmぐらいですが、7月まで台木の力を借りて十分に生育させたうえ接ぎ降ろす計画です。


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<兜> 


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ごく普通の兜丸で、大きさも直径6cmぐらい。ちょうど見ごろかと思います。花も底赤の純黄色花。見ていて心が落ち着きます。


アストロフィツム属のサボテンは春から秋にかけて断続的に花を咲かせ、自家受粉はしないものの交配作業により極めて容易にしかも多くの種をつけてくれます。種はサボテンのものとしては大きなサイズで、実生するとかなりの確率で発芽してきます。したがって次世代の養成も容易で、様々な形質を掛け合わせて多様な見かけを持つサボテンを作出することも可能です。


ただ、個人的には安易に交雑種を作ることには疑問があります。純粋種同士を掛け合わせた実生苗の中からより良い形質を備えたものを選抜することに楽しみを見出しています。


 

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Author:areole
中学生の頃(60年以上前)友人の影響でサボテンに興味を持ち、以来ダラダラと栽培を続けてきました。
現役引退(2013年)後、時間に余裕ができたのを機会に本格的にこの趣味に復帰。
二棟の小さなガラス温室に多くのサボ達を詰め込んでつきあってもらっています。

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